塩風呂を行う際の注意点

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傷がある時は塩風呂を控える

肌に傷がある状態で塩風呂に浸かると、塩の浸透圧によって痛みが生じることがあります。場合によっては、強い刺激を伴うこともあります。

肌の弱い人はパッチテストをしてから

敏感肌や乾燥肌の人は、あらかじめパッチテスト(皮膚アレルギー試験)をおこなってから入浴すると安心です。

女性の場合、生理の前後などホルモンバランスでお肌が敏感になることもあるので、その場合もパッチテストをおこなうと良いでしょう。

皮膚疾患がある人は事前に、また、入浴して肌に異常を感じた方はすみやかに体を洗い流し、医師に相談をしてください。

入浴前後は水分補給をしっかりと

何度も触れているように、塩風呂は通常の入浴よりも体を温め、発汗を促す作用があるので、入浴後だけでなく入浴前の水分補給も重要です。

油断して水分補給を怠ると、脱水症状を起こす危険性が高くなり、非常に危険です。

湯当たり後の水分補給に冷たい水を飲むと、せっかく温めた体を冷やしてしまうので、できるだけ常温の水か白湯を飲むことをおすすめします。

お風呂あがりはスキンケアを欠かさずに

こちらも何度もお伝えしているように、塩風呂に浸かっている間中、肌は刺激を受けています。そのため、風呂あがりは、刺激された肌をきちんとケアすることが大切です。

シャワーでしっかり洗い流すことも大事ですが、それだけでは肌荒れを起こしてしまいかねないので、クリームなどを塗って丁寧なケアを心がけましょう。

追い焚きは故障の原因に

塩風呂のお湯を追い焚きすると、風呂釜の故障につながる可能性があるので避けましょう。

塩分が残っているとサビにもつながりやすくなるので、湯あがり後はできるだけ早く栓を抜き、浴槽を洗い流す必要があります。

また、入浴後の湯は洗濯には使えません。

塩風呂で健康かつキレイになりましょう

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今回ご説明してきたように、塩風呂は、たくさんの効用が期待できる美容健康法といえます。正しくおこなって、その効用をたっぷり吸収し、健康かつキレイを目指しましょう。