さぎの湯荘 田辺大輔さんがおすすめする温泉宿

◇編集部:「らくらく湯旅」ではリレー形式で温泉宿を紹介していきます。田辺さんがおすすめする一度は泊まりたい温泉宿をご紹介いただけないでしょうか。

◆田辺さん:既に泊まってしまっているお宿が多いのですが、おすすめするのであれば、阿蘇内牧(あそうちのまき)温泉の蘇山郷(そざんきょう)をおすすします。

◇編集部:そちらの旅館がなぜ、おすすめなのでしょうか。おすすめするポイントをお伺いできますか?

◆田辺さん:阿蘇山のカルデラの中にある温泉地で、周囲を外輪山に囲まれた雄大な景観は通常の温泉地と異なる空間を醸しています。与謝野鉄幹(よさの てっかん)・晶子夫妻ゆかりの温泉宿でもあります。

この温泉街のある内牧は、熊本地震や豪雨で被災し、蘇山峡にも被害がでました。しかし、御当主である永田社長をはじめとする宿のみなさんが一丸となって、おもてなしの伝統を継承しつつ、レベルアップして復興しています。その点でも、おすすめのお宿です。

<施設情報>
阿蘇内牧温泉 蘇山郷
住所:熊本県阿蘇市内牧145
電話:0967-32-0515
アクセス:
<電車>JR阿蘇駅より内牧温泉行きバスで商工会前バス停下車、徒歩2分
<車>熊本I.CよりR57を阿蘇方面へ70分(ミルクロード経由)

温泉好き「らくらく湯旅」ユーザーへのコメント

◇編集部:最後に、「らくらく湯旅」ユーザーへ一言おねがいします。

◆田辺さん:海やテーマパークなどといったレジャーではなく、日常の喧騒から離れて、読書や美術鑑賞、日本庭園の散策など、ゆっくりとくつろぐ方に空間を提供することが大切だと考えています。

さぎの湯荘の周辺は自然や史跡、豊かな食材に恵まれた環境にあります。自然の景観のなかで24時間流れ続ける温泉で贅沢に湯浴みし、身も心も癒すお手伝いができるようおもてなしさせていただきます。

悠久の時を刻むこの出雲地で、私どもが「田舎時間」と呼んでいるスローライフで心のゆとりを感じに、是非ともお越しくださいませ。

◇編集部:本日はお忙しい中、お時間を頂戴いたしましてありがとうございました。

出雲地方の大自然と文化に恵まれた、さぎの湯温泉のゆったりと流れる時間を満喫するための徹底した演出とおもてなしの精神は素晴しいですね。日常の喧騒から離れて美しい日本様式の庭園で、心を休めてみてはいかがでしょうか。

<基本情報>
鷺の湯温泉 さぎの湯荘
住所:島根県安来市古川町478-1
電話:0854-28-6211
ホームページ:https://www.saginoyusou.com/
アクセス:
<電車>
JR安来駅より無料送迎バスで約15分
JR米子駅より車で約20分
<車>
山陰道「安来I.C」から約20分