7. 本物の血の色のように真っ赤「⑥血の池地獄」

血の池地獄

日本で一番古い天然の地獄である「血の池地獄」は、国指定名勝の地です。

広さ1,300平方mもの広大な池は、酸化鉄やマグネシウムを含んだ熱泥の湯(78度)で血のように真っ赤。赤い熱泥は、明治時代から傷薬や皮膚病の薬に使われるほど効能豊か。

足湯や広々としたレストラン、売店が併設しています。

足湯

一度浸かるだけで肌がすべすべになるほど泉質が良い、と言われている血の池地獄の足湯(無料)。透明に近い強い酸性の湯で、湯口近くに古い10円玉を入れると数秒でサビが取れピカピカになります。

グルメ

血の池地獄に隣接する「極楽亭」では、大分の郷土料理「とり天」(定食:1,200円)などが味わえます。

焼き肉を挟んだ「血の池バーガー」(750円~)は、具材たっぷりで満足感の高い一品。トマトピザソースが血のように垂れています。

お土産

提供:血の池地獄

地獄の赤い熱泥と硫黄の殺菌力が皮膚病に効く、「血ノ池軟膏」(1,400円)。血の池地獄だけで買える、リピーターも多い売れ筋の医薬品です。

他にも、湯船に入れたり薄めて化粧水に入れたりして使える「血ノ池地獄の温泉水」(300㎖ 972円)や洗い上がりがさっぱりする馬油配合の真っ赤な「血の池せっけん」(1,296円)がおすすめです。

<スポット詳細>
・住所:大分県別府市野田778
・電話番号:0977-66-1191
・営業時間:8:00~17:00
・定休日:なし
・観光マップ:G地点


↓徒歩1分

8. 豪快に吹き上がる105度の間欠泉「⑦龍巻地獄」

龍巻地獄

提供:別府地獄組合

「龍巻地獄」は、別府市の天然記念物にも指定されている、国指定名勝の地です。

安全のために石の屋根で覆っていますが、噴気(105度)の威力は約30mの高さにまで達すると言われています。一度噴出し始めると、6~10分ほど続きます。

園内にはツツジ園があり、例年4月下旬から5月上旬には、山の斜面が一面ピンク色に染まります。

グルメ

国東(くにさき)半島の祭りで使われる鬼の仮面をモチーフにした品が並ぶ売店では、大分県産の果物や野菜を用いた「ジェラート」(350円~)が味わえます。

<スポット詳細>
・住所:大分県別府市野田782
・電話番号:0977-66-1854
・営業時間:8:00~17:00
・定休日:なし
・観光マップ:H地点


↓「血の池地獄前」から亀の井バス16番鉄輪行きで28分、「別府駅前」下車

9. 「別府駅」へ戻る

これで約5時間の別府地獄めぐりが終了です。

観光マップ

A:別府駅
B:海地獄
C:鬼石坊主地獄
D:かまど地獄
E:鬼山地獄
F:白池地獄
G:血の池地獄
H:龍巻地獄

一つひとつの個性を楽しむ。別府地獄めぐりへ出かけよう!

提供:別府画像ライブラリー

それぞれに個性豊かな別府の地獄。グルメやスイーツのスポット、土産も地獄でしか味わえない・買えない限定のものがたくさんあります。今回の記事を参考に、7つ全ての地獄をめぐってみてはいかがですか。