温泉にまつわるその土地の歴史や偉人との関わり、伝統工芸や文学作品との関わりなど、好奇心をくすぐる大人の嗜みをお届けします。
仙台の奥座敷といわれる宮城県の秋保(あきう)温泉は、奥州三名湯の一つとして数えられています。秋保温泉の起源は古く、飛鳥時代後期の第29代欽明(きんのう)天皇(在位539年~571年)の頃だといわれています。 戦国時代には伊達政宗(だてまさむね)も浸ったと言われ、平安時代から佐藤家が温泉の管理をしていました。また、「秋保」の名前の由来は多数の説がありますが、秋保の名前はかなり古くからあり、古今和歌集にも「秋保の里」と歌われています。 そんな仙台の歴史を感じたい方のために秋保温泉を紹介します。