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アイスランドに温泉が!「スパ風温泉」や「野生の湯」までおすすめスポットをご紹介

更新日:2021年10月9日

この記事を書いた人

たけちゃん

普段はパソコンと向き合うデスクワーク、休日は疲労回復&リラックスのために温泉を訪れるのが定番の過ごし方。温泉情報には常にアンテナを張って、気になる温泉があるとちょっと遠くてもドライブがてら遠出します。山の中にある温泉や海の近くなど、自然の中にある温泉が好きです。温泉でリフレッシュした後は、近隣のおすすめグルメをチェックするのも恒例です。

「アイスランド」は、ヨーロッパと北米大陸の間に位置する人口約35万人の北海道より少し大きい島国です。今回は、アイスランドにあるおすすめ温泉施設・スポットをご紹介します。

アイスランドに温泉が!

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アイスランドといえば氷のイメージがあるかもしれませんが、実は地熱活動が活発な場所に位置するため至る所で温泉が湧き出ていて、熱い湯気を吐き出す噴気孔や泥が煮えたぎっているような沼、熱湯の間欠泉などがあります。

熱湯の温泉を地下から汲み上げて家庭にもひいていたり、人口13万人弱の首都レイキャヴィークエリアには17カ所も温水プール(風呂)があったりするほどです。

観光客も利用できる温泉には、入場料はかかるが設備が充実している「スパ風温泉」施設と、無料で浸かり放題だが更衣室やシャワー、トイレなどの設備が一切ない「野生の湯」があります。

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これから紹介する温泉地をはじめとし、温泉施設・スポットはレイキャヴィークからアクセスが容易でないものも多々あります。そのような温泉に行くならレンタカーが便利ですが、有名な温泉施設なら、温泉ツアーに参加する方法もあります。

【参考】アイスランドへのアクセス

日本からアイスランドへの直行便飛行機はないので最低でも1回乗り継ぎが必要で、最短で14時間ほどかかります。

アイスランドで唯一の国際線空港「ケプラヴィーク国際空港」は、ヨーロッパの各都市や北米の空港などとの定期便で結ばれています。

経由地は例えば、イギリス(ロンドン)のヒースロー空港やフランス(パリ)のパリ=シャルル・ド・ゴール空港、ドイツ(フランクフルト)のフランクフルト空港、アメリカ(ニューヨーク)のジョン・F・ケネディ空港などがあります。

アイスランドの温泉の利用法

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アイスランドに温泉に行く場合は、何を持って行き、どのように入浴したら良いのでしょうか?確認していきましょう。

持ち物

1. 水着

アイスランドの温泉は混浴のみです。そして、ほとんどの温泉で水着着用が必須となっています。

2. ドライタオル

スパ風施設のある温泉では、別料金で借りることも可能です。

3. ビーチサンダル

温泉の底は岩と砂利になっていて素足だと痛い場合がありますので、ビーチサンダルがあると便利です。

4. 靴や着替えを入れるための袋

スパ風施設にはロッカーがあるところもありますが、持っておいた方が良いでしょう。

温泉の浸かり方

スパ風施設の場合、まず更衣室のシャワーで身体を洗い、その後水着に着替えて温泉に浸かります。スパ施設には、シャンプーや石鹸が備え付けられている所がほとんどです。

野生の湯の場合は更衣室もシャワーもないので、予め水着を着て行くか、人目につかない場所で着替えましょう。

注意点

アイスランドには、危険で入浴ができない温泉もたくさんあります。

野生の湯には危険を知らせる看板がない温泉も多々ありますし、一見、野生の湯に見えて誰かの持ち物であるプライベート温泉である場合もあります。野生の湯に入浴したい方は、事前に情報を調べておきましょう。

アイスランドの天然温泉・スパ施設おすすめ5つ

観光でアイスランドを訪れたらぜひ体験したい、人気の「スパ風温泉」と「野生の湯」を5つご紹介します。

1. 【スパ風温泉】世界で大人気。ミルクのような美しいお湯「ブルーラグーン」

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「ブルーラグーン(The Blue Lagoon)」は、世界的な知名度も人気もアイスランドの温泉の中で圧倒的1位の温泉です。世界の地理学、人類学、自然などを紹介する月刊紙「ナショナルジオグラフィック」の「世界の絶景25」に選ばれたこともあります。

人気の理由は、水色のミルクのような美しいお湯(38から39度)。100%天然の湯は、シリカや温泉藻類などミネラルが豊富に含まれています。

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敷地内には、個室シャワー、リラックスエリアやマッサージサロンがあり、複数のレストランやカフェ、水中バー、ホテル、ギフトショップまであります。

人気のため入場人数が制限されているので、チケットは前もって予約しておきましょう。

ケプラヴィーク国際空港から車でおよそ20分、レイキャヴィークから45分ほどの場所に位置します。大陸プレートの割れ目と間欠泉を筆頭に、世界でも珍しい観光スポットが集中している「ゴールデンサークル」と一緒になったツアーもあります。

<施設詳細>
・施設名:ブルーラグーン(The Blue Lagoon)
・住所:Nordurljosavegur 9, 240 Grindavík, Iceland
・営業時間:基本的に8:00〜21:00(月によって変わる)
・定休日:不定休
・利用料:6,094円〜46,209円(季節による)※1アイスランドクローネ0.87円の場合

2. 【スパ風温泉】ブルーラグーンと並ぶ人気「ミーヴァトン・ネイチャー・バス」

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南のブルーラグーンに負けず劣らず美しい温泉として人気の「ミーヴァトン・ネイチャー・バス(Myvatn Nature Baths)」。

ブルーラグーンと泉質や色が似ていて、温度は36から40度です。「ミーヴァトン・ネイチャー・バス」の魅力は、四季を通して楽しめる雄大な景色。シャワーや更衣室、サウナとカフェもあります。

レイキャビクから車で片道約6時間かかりますので、時間に余裕のある方、またはアイスランド北部を観光している方向き。人の多いブルーラグーンを避けたい方にはおすすめです。

バスやレンタカー、ツアーでアクセスできます。

<施設詳細>
・施設名:ミーヴァトン・ネイチャー・バス(Myvatn Nature Baths)
・住所:Jarðbaðshólar, 660 Mývatn, Iceland
・営業時間:夏季(5月〜9月)9:00〜24:00、冬季(10月〜4月)12:00〜22:00
・定休日:不定休
・利用料:3,661円〜4,097円(季節による)※1アイスランドクローネ0.87円の場合