コロナ禍でも温泉を楽しみたい!入浴中に使える温泉用マスクとは


出典:PIXTA
更新日:2024年4月23日

この記事を書いた人

むう

銭湯のとなりに住むほどの温泉好きで、温泉はまさにライフスタイルの一部。休日は宿自慢の料理でお腹も満たせ、気軽に旅気分が味わえる温泉旅館の食事付き日帰りプランがお気に入りでよく利用しています。チョイスの決め手は露天風呂で、大自然や街並みを眺めながら心ゆくまで湯に浸かり、日々の疲れをリセットさせています。

コロナ禍の現在、多くの温泉施設でコロナウイルスの予防対策を行っていますが、自分自身で感染リスクを軽減するために、温泉でもマスクを着用した方が良いのではと考える方もいるのではないでしょうか。けれど、普段使用しているマスクをそのまま利用するのは難しいもの。温泉で着用可能なマスクはあるのでしょうか?今回は、そんな疑問に答えて、温泉でのマスクの必要性を考えていくと共に、市販されている温泉用マスクをご紹介します。

【記事を読む前に!】
湯旅がさらにお得になるおすすめの1枚
\No.1人気の定番/
楽天カード
楽天カード
おすすめ
ポイント
 ■楽天トラベルと相性抜群◎
 ・楽天ポイントが2倍
 ・1,000円割引クーポンが毎月付与
 →毎月1回使える、お盆や正月もOK
 ■海外旅行傷害保険が付帯
 ■年会費無料で高還元
年会費  永年無料
還元率  1.0%(100円=1pt)
ブランド 各種カードブランド
入会特典  最大5,000ポイント付与
公式サイト  https://www.rakuten-card.co.jp/
 

【年会費が永年無料】今なら5,000pt付与楽天カードをチェックする【公式】

コロナ禍で、温泉施設へ行く頻度は減少

出典:PIXTA

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛などの影響で、全国各地の観光地や温泉施設では観光客の数が減少しました。

フットマーク株式会社が、コロナ禍での温浴施設の利用変化を把握するため、首都圏在住の20代から60代の男女1,000名に対し「コロナ禍の温浴施設に関する意識調査」を行った結果、2020年の1年間で、温泉・銭湯・スパ温浴施設に行く頻度が減ったと答えた方は全体の67%となりました。

頻度が減った理由については、「浴場には感染リスクがあるから」、「浴場には不特定多数の人が集まるから」という回答が多く、続いて「浴場ではマスクが着用できないから」という意見が続きました。

その他にも、「何となく行ってはいけない雰囲気があるから」と答える方が一定数おり、実際のリスクだけではない心理的な不安も明らかになりました。

<出典>
調査名:コロナ禍の温浴施設に関する意識調査
調査対象者:首都圏在住の20~60代の男女1,000名(性別年代による均等割付を実施)
調査期間:2021年2月25日~2月28日
調査方法:インターネット調査
会社名:フットマーク株式会社
所在地:東京都墨田区緑2-7-12


温泉でマスクは着用できる?そもそも必要があるのか

出典:PIXTA

新型コロナウイルスの飛沫感染対策として、さまざまなシーンで着用が求められているマスクですが、浴場内でも着用する必要はあるのでしょうか。

一般社団法人日本温泉協会が2020年3月27日に作成(2020年6月24日改定)した、新型コロナウイルス(COVID-19)に対するガイドラインの浴室の項目では、以下のとおり定められています。

・床面の定期的な清掃。湯おけ、シャワー、水栓、鏡などの定期的な清拭消毒。

・入浴前にかけ湯やシャワーなどで手足だけでなく顔もしっかりと洗い流すようにする。

・シャンプーや石けんで頭・顔・手足・体をすみからすみまでよく洗ってから入浴する。石鹸や湯などで洗い流すだけでもウイルスは消滅はしないが数が減り感染の機会が少なくなる。

・マスクは浴室内で付けられないので、もし浴室内で咳をするときには、タオルなどで口をおおうこと。そのタオルは浴槽には入れず、そのまま持ち帰り洗ってもらうこと(浴室での咳エチケット)。

・サウナなどの個室がある場合は定期的な換気と室内清掃・消毒を十分行うこと。

・入浴中の人と人との距離(ソーシャルディスタンス)の確保と大声で話さないことなどを利用客に協力を要請する。

このように、浴室内でのマスク着用は義務づけられたり推奨されたりはしていませんが、温泉施設で入浴する際もお互いマスクを着用した方が、感染への不安が軽減し心身共にゆったりとした気持ちで温泉を楽しむことができるかもしれません。

しかし、一般的な不織布や布のマスクでは温泉に濡れてしまうため、現実的に使用が困難です。さらに、布マスクは、濡れると水を吸って重くなったり 呼吸する際に鼻や口に張り付くことがあったり、不織布やウレタンマスクの方は、汗水が溜まり不快感や肌荒れにつながる恐れもあります。


入浴中に使える「温泉用マスク」が登場!

上記のような入浴時の不安を解消するべく開発・販売されたのが「温泉用マスク」です。

緊急事態宣言の解除により、温泉への旅行を計画される方も多いのではないでしょうか。マスクは感染を完全に防ぐものではありませんが、気になる方は温泉マスクを着用してみても良いかもしれません。

オンラインショップでも手に入る温泉用マスクを2つご紹介しますので参考にしてみてください。

1.通気性の良いメッシュ素材「温泉マスク(R)ポケット付」

都紬

提供:都紬

剣道竹刀袋・和小物袋物販売店の都紬(ちゅちゅ)が開発したオリジナルマスク「温泉マスク(R)ポケット付」(1,650円)です。

外側は吸水速乾加工がされているメッシュ素材を、内側は吸汗性と速乾性に優れた素材を使用し、水切れが良く、どんなに濡れても口や鼻にマスクが張り付かず飛沫もキャッチしてくれます。

何度も洗えて、タオルドライでもすぐ乾くので衛生的なのも嬉しいポイントです。サイズは、小学生未満からのSSサイズから大人用のLサイズまで揃い、カラーは、ベージュ、ネイビー、ブラックの3色です。

各施設でルールが異なるので、浴場内で着用する前に各施設に確認してから使用するようにしましょう。

2.泡がついても簡単に洗い流せ、呼吸もラク「温浴用マスク」

フットマーク株式会社

出典:フットマーク株式会社

シリコン素材でウイルスや飛沫を通さず、口元には十分な空間が確保され呼吸がラクラクの「温浴用マスク」(メーカー希望小売価格、550円)は、水泳用品メーカーのフットマーク株式会社の商品です。

入浴時やシャワー時、サウナ利用時に使え、泡がついても簡単に洗い流すことができます。洗顔時には下に引っ張るだけで首元にすぐに移動でき、スパイラルコードは最大100cmまで伸びるので着脱も簡単です。

サイズは、大人用のLサイズと子供用のMサイズの2展開で、カラーはシロ、サックス、ミントの3色となっています。


温泉用マスクを活用すれば、コロナ禍でも温泉旅行のリラックス感が高まるかも

出典:PIXTA

せっかく温泉に行っても、感染症の不安でくつろげないのは残念なことです。浴室でも快適なつけ心地の温泉用マスクを活用することで、コロナ禍の入浴もリラックスして楽しむことができるかもしれません。温泉を楽しみたいけれど不安がある方は、温泉用マスクを試してみてはいかがでしょうか。