最速23分で癒しの温泉街に!ついに開通「西九州新幹線 かもめ」で長崎から武雄温泉へ


長崎らしさがあちこちに散りばめられた長崎駅に気分は上々

いよいよ長崎駅から佐賀の武雄温泉駅に向けて出発です。

新幹線の開通に合わせて大きくリニューアル工事中の長崎駅。

令和5年(2023年)秋には、地上階から5階までが商業施設、7階から最上階までがホテルとなる新しいビルもできるそうで今から楽しみです。

いざ改札へ。

改札を入ってすぐのところにあるトイレの入口には、ステンドグラスで飾られているという、異国情緒あふれる長崎ならではのデザインがあしらわれています。

改札を入った先には、長崎県の世界遺産である「大浦天主堂」や「軍艦島」をLEGOブロックで作った展示物も。

駅の中で、長崎旅行が楽しめるかのようです。

まるでヨーロッパのようなホーム

駅構内のドーム状の屋根は、まるでヨーロッパの終着駅のよう。

西洋と東洋の文化が混じり合った長崎にピッタリの雰囲気を漂わせています。

さっそく、「西九州新幹線 かもめ」にご対面!

列車を正面から眺められるのは、終着駅ならではの利点。

また、タイミングによっては15分以上停車しているので、こだわりの新幹線のお顔のメイクアップデザインもしっかり確認できます。

車両の停車ホームによっては、新幹線が在来線と並ぶ貴重な姿を撮影することもできますよ。

いざ、佐賀の武雄温泉駅へ向かって出発!

乗車してすぐ見つけたのは、車両連結部に飾られた「かもめイラスト」。

先ほど紹介した水戸岡氏の描いたイラストです。

ここでももれなく記念撮影を。

大きな荷物も難なく置ける広い手荷物置き場に感動しながら席につき、さぁ出発です。

※長崎駅-諫早駅間の車窓

※諫早駅-新大村駅間の車窓

長崎から武雄温泉まではトンネルの区間も多いですが、車窓からの景色を楽しむなら進行方向左の窓側の席がおすすめ。

この日は快晴で遠くの景色まではっきりと楽しむことができました。緑豊かな景色が広がり心が穏やかになりますよ。

※新大村駅-嬉野温泉駅間の車窓

新大村駅から嬉野温泉駅間は、大村湾や茶畑の美しい景色を望めます。

地元の名産品が展示されたスペースもあり観光列車のような雰囲気も

車内には、地元の名産品や「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」などの名所を案内するコーナーがあり、観光列車のようなワクワク感を味わえます。

展示物は定期的に変わるので、乗るたびに異なる名産品を見れるのは嬉しいですね。

名産品の他にも数々の作品が飾られており、座っている暇がないほど。

新幹線とは思えないほど、楽しめる車内となっています。