入浴時はタオルなしが基本?知っておきたい温泉へのタオル持ち込みマナー
温泉に入浴する際、タオルをどう持ち込むか、どれくらいの大きさが適切なのか、湯船に浸かっている時のタオルの正しい置き場所はどこなのか、悩む方もいると思います。しかし、当たり前すぎて誰も教えてくれないのも事実です。 そこで今回は、知っておきたい「温泉でのタオルマナー」についてご紹介します。
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目次
温泉にタオルを持ち込むのは問題ない
出典:写真AC
温泉からあがる際やサウナに入る前、身体を軽く拭くために使用するタオル。
温泉でのタオル使用は特に決まりがないため、タオルを持って浴場に入ることができます。
温泉施設によっては入浴用タオルを販売しているところもありますが、基本的には「素材」「大きさ」「色」などに関するルールはありません。
ただし、施設によって持ち込みが許されるタオルが指定されているところもあります。
事前にタオルに関する施設側の決まりがないか確認しておきましょう。
温泉にタオルを持ち込む際の一般的なマナー
出典:写真AC
ここでは、温泉でのタオルマナーについてご紹介していきます。
湯船にタオルを浸けない・巻いたまま入浴しない
温泉でのタオルの使用マナーとして1番気をつけないといけないのが、「湯船にタオルを浸けること」です。
湯船にタオルを浸けたり、巻いたまま入浴すると、タオルに付着している垢や石鹸のカス、ホコリによって、湯船を汚してしまいます。
その一方で、温泉番組を見ていると、タオルを巻いて温泉へ入浴しているシーンを見かけることもあるでしょう。
テレビ番組においては、事前に施設側の許可を取っているため特別に許されているのであり、一般的なマナーとしてはタオルを湯船に浸けてはいけません。
◇傷などを隠したい場合は「湯浴み着」を着用して入浴しよう
中には、傷や手術痕をタオルで隠したいなどの理由から温泉へ入るときにタオルを着用したいと考えている方もいると思います。
そういった場合は、「湯浴み着」の着用がおすすめです。
湯浴み着は着用したまま温泉に浸かることができるので、湯船に入っているときでも傷や手術痕を隠せます。
ただし、湯浴み着の着用もNGな施設もあります。湯浴み着を着用して入浴したい場合は、事前に施設に着用が問題ないか確認しておくことが大切です。
<関連記事>
・「湯浴み着」着用のメリットやマナーについて~温泉入浴時に手術や怪我の痕も隠せる~
持ち込むタオルは厚さの薄いフェイスタオルがおすすめ
◇長さは90~100㎝がベスト
温泉に持ち込むタオルのサイズは、90~100㎝程度の長さがあるフェイスタオルがおすすめです。
90~100㎝程度の長さがあれば、背中を洗ったり拭いたりするのにも丁度いいです。
◇厚さは薄めのもので
ふわふわとした分厚いタオルは折りたたむとかさばってしまい、持ち運びに不便です。
そのため、一般的なフェイスタオルよりやや薄めのフェイスタオルを温泉用として持っておくとよいでしょう。
サウナに入る前・浴場を出るときはしっかり絞ったタオルで身体を拭く
サウナに入るときや浴場を出るときに身体が濡れたままの状態で行動をとるのは、温泉のマナーとしてあまりよくありません。
サウナに入る前、浴場を出るときは、必ず身体の水分をタオルで拭いてから入るようにしましょう。
また、このような場合にも持ち込むタオルの厚さがポイントとなります。
厚めのタオルは絞りにくく、水分が切れにくいです。しかし、薄めのタオルであれば少しの力でもしっかりと水分を切ることができます。
ちょっと豆知識:温泉で頭にタオルを乗せるのには意味があった!
出典:写真AC
今回は温泉でのタオルマナーについてみてきましたが、最後にちょっと豆知識。
温泉へタオルを持ち込んだ際に、頭にタオルを乗せる方もいると思います。
実は、頭にタオルを乗せることには嬉しい効果があることをご存じでしょうか?
頭にタオルを乗せることは、身体にかかる水の圧力によって頭に血がのぼって起こる「のぼせ」を防止する効果が期待できます。
水で濡らしたタオルを頭に乗せると頭に集中した血液を分散させることができるとされています。
温泉へ訪れた際はぜひタオルによる「のぼせ」防止効果を試してみてください。
正しいマナーを身に着けて快適に温泉を楽しもう!
出典:写真AC
温泉を利用するには、正しいマナーを身につけておくことが大切です。
マナーを守りながらお互いに譲り合いや配慮を行うことで、より快適に温泉ライフを楽しむことができるでしょう。
温泉の基本マナーをおさらいし、心地よい時間を過ごしましょう。
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