自宅で温泉気分を楽しめる!ドラッグストアで購入できるおすすめ入浴剤10選
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響
猫とワインと温泉が日々の癒し。自然の営みや偉大さを感じられる温泉が身近にある環境に感謝しつつ、その恩恵を堪能しています。後世まで大切に温泉とそれに伴う文化、歴史などを伝えていけるよう、独自の視点から日々執筆中。
寒い時期になってくると温泉が恋しくなりますが、なかなか行くのは難しいという方も多いのではないでしょうか。そのような時は、自宅で温泉気分を楽しめる「入浴剤」を利用してみるのもひとつの方法です。 ここでは、ドラッグストアで気軽に購入できるおすすめの入浴剤を、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングのECサイト売れ筋ランキングをもとにご紹介します。
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目次
入浴剤は大きく5つの成分に分けられる
出典:写真AC
温泉気分を楽しめる入浴剤にはさまざまなタイプのものが存在するため、まずはタイプごとの成分や違いを把握しておきましょう。一般的な入浴剤は大きく5つのタイプに分けられます。
無機塩類タイプ
無機塩類タイプは炭酸ナトリウムや炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウムなどのミネラルを主成分とする入浴剤のことを指します。
無機塩類タイプは入浴剤に含まれるミネラルが皮膚表面のたんぱく質と結合して膜を形成することによって体の熱の拡散を防ぐため、温浴効果が高いのが特徴です。湯冷めしにくく、お風呂上がりのぬくもりが長く続くため、冬場の寒い時期におすすめです。
近年では全国各地の温泉地と共同開発した入浴剤なども登場していますが、これも無機塩類タイプに分けられます。
炭酸ガス系
タブレット状や粒状の入浴剤の多くが炭酸ガス系です。炭酸ガス系の入浴剤はお湯に入れると炭酸ガスがお湯に溶け出して発泡し、皮膚から体内に吸収されます。
炭酸ガスには血管拡張作用があるため、体全体の血のめぐりがよくなり、新陳代謝が促進されデトックス効果が期待できるほか、疲れや痛みなどを和らげることも期待できるのが特徴です。また血が全身をめぐることによって体表面の熱を全身へ運んでくれるため、体の芯から暖まることも期待できるでしょう。
薬用植物系
生薬が配合された薬用植物系入浴剤は商品によって含まれる生薬は異なりますが、いずれも薬効作用があるといわれている生薬を配合しています。
生薬によってどのような作用が期待できるのかは変わりますが、トウキやチンピ、カミツレやハッカなどが使用されることが多く、生薬の形状もエキス分を抽出したもの、乾燥した生薬を刻んだものなど形状はさまざまです。
スキンケア系
肌にうるおいを与える保湿成分が配合されているのがスキンケア系入浴剤です。入浴時は皮膚がお湯に浸かることで成分が浸透しやすい状態になっているため、入浴剤に配合されている保湿成分が肌表面に付着するだけではなく、角質層まで浸透していく大きなメリットがあります。
お肌の乾燥が気になる方や、しっとりした美肌を保ちたい方におすすめです。
クール系
メント―ルなどを配合して、冷感を与えるのがクール系の入浴剤です。お湯の温度は変わりませんが、メントールの働きによってひんやりと感じるさせることで夏場でも湯船につかりやすくなるため、暑い時期の入浴の手助けとなってくれるでしょう。
湯上りの肌をさっぱりとさせるために、炭酸水素ナトリウムなどを配合したクール系入浴剤もあります。
秋~冬に入浴剤を選ぶなら「無機塩類系」「炭酸ガス」「スキンケア」がおすすめ
出典:写真AC
気温が下がり、肌の乾燥が気になってくる秋~冬にかけては、身体の芯から温まったり、お肌にうるおいを与えてくれたりする入浴剤を選ぶといいでしょう。
温浴効果が高く、湯冷めのしにくい「無機塩類系」の入浴剤や、全身の血流を良くして足先まで温めてくれる「炭酸ガス系」の入浴剤、また肌の乾燥を防いでうるおいを与えてくれる保湿成分が配合された「スキンケア系」の入浴剤がおすすめです。
手足の冷えが気になるときに使いたい「無機塩類系」おすすめ入浴剤
出典:写真AC
冷えが気になるのであれば無機塩系。各ECサイトで人気の商品をご紹介します。
バスクリン ゆずの香り
出典:バスクリン
入浴剤の代名詞ともいえる存在の「バスクリン」。何十年と使い続けている方も多いロングセラー商品です。
血行を促進して身体を温めてくれるのはもちろん、天然アロマ成分を配合しているためフレッシュな柚子の香りが長続きするので、入浴剤の香りにこだわる方にもおすすめ。冬至の柚子湯の代わりにこの入浴剤を使用する方もいるようです。
バスロマン ほっこりゆずの香り
出典:アース製薬
硫酸ナトリウムを高配合し、温浴効果を高め湯上り後のぽかぽか感が続くのがうれしい「バスロマン ほっこりゆずの香り」は、無機塩類系でありながら保湿成分としてショウキョウエキスや天然カミツレエキスなどの生薬成分を配合しているのが特徴です。
水に強いバリア容器を採用しているため、保管に神経を使わなくてもいいのもうれしいポイントといえるでしょう。
温素 白華の湯
出典:アース製薬
「美人の湯」として知られているアルカリ温泉の成分を配合した入浴剤で、アルカリ泉質にみられるヌルヌルとした感触をお肌に与える本格感のある湯触りにこだわって開発された逸品です。
身体を温めてくれるのはもちろん、まろやかな湯触り、湯上り後のつるつるとしたお肌は温泉好きの心を魅了します。
疲れが気になるときに使いたい「炭酸ガス系」おすすめ入浴剤
疲れが気になるときには血行を促進し、疲労回復が期待できる 炭酸ガス系の入浴剤がいいでしょう。
BARTH中性重炭酸入浴剤
出典:BARTH
BARTH中性重炭酸入浴剤の特徴は、独自技術によってお湯を中性にすることで有効成分である重炭酸イオンをより多く長くお湯に溶け込ませるようにしている点です。
重炭酸イオンが溶け込んだお湯にしっかりと浸かることで血流が改善し、身体を芯から温め疲労回復を促すことが期待できるため、秋や冬にぴったりの入浴剤といえるでしょう。
バブ メディキュア
出典:花王
プレミアム処方によって高濃度炭酸のお風呂を実現するのが、この「バブ メディキュア」です。通常のバブよりもタブレットのサイズが大きく、泡の数もバブの10倍。さらに温泉成分を配合しているため、湯上り後も温かさが長続きする秋冬向けの入浴剤です。
特に疲れがたまった時に、自分のためのご褒美入浴剤としてもいいのではないでしょうか。
きき湯 マグネシウム炭酸湯
出典:バスクリン
温泉ミネラル成分「硫酸マグネシウム」を配合しており、硫酸マグネシウムと炭酸ガスの相乗効果で血行や新陳代謝を促進し、身体を芯まで温めて疲労を癒してくれます。
爽やかなカボスの香りが気分を爽快にしてくれるのも魅力的。疲れや肩こりなどが気になる方におすすめしたい入浴剤です。
乾燥肌が気になるときに使いたい「スキンケア系」おすすめ入浴剤
出典:写真AC
各ECサイトで人気のあるおすすめのスキンケア系の入浴剤としては、次の3種類が挙げられます。
エモリカ 薬用スキンケア入浴液 フローラルの香り
出典:花王
米胚芽油(こめはいがあぶら)やセラミド、ユーカリエキス、オーツ麦エキスなどを配合し、乾燥による肌荒れや湿疹などが気になる方におすすめの入浴剤です。
お肌にうるおいを与え、乾燥によって粉を吹いた肌も滑らかに整えてくれます。気分を穏やかにしてくれる優しいフローラルの香りにも癒されるでしょう。
アトピタ 薬用保湿入浴剤
出典:丹平製薬株式会社
うるおい補給成分「ラノリン脂肪酸コレステリル」のほかに肌荒れ防止成分「ヨモギエキス」を配合し、湿疹や荒れ性などのトラブル防止が期待できるのがこの「アトピタ 薬用保湿入浴剤」です。
赤ちゃんの繰り返す乾燥やかゆみに対応するべき開発された商品なので、赤ちゃんや小さな子供と一緒に入浴する時も安心して使用できるのもいいですね。
キュレル 入浴剤
出典:花王
キュレルは乾燥性敏感肌のために誕生したブランドで、うるおいを保つ肌の必須成分「セラミド」の働きを補う独自開発の「セラミド機能成分」を配合しているのが特徴。
角質層をうるおいで満たしてお風呂上りの肌の乾燥を防止し、肌荒れしにくい肌に導きます。
平日は入浴剤でリラックス、休日は温泉へ出かけて心も身体もリフレッシュしよう!
出典:写真AC
平日は体の疲労度や気分に応じて入浴剤を使い分け、お風呂でリラックスしましょう。さまざまな入浴剤があるので、飽きることなく楽しめそうです。
そして休日は温泉へ。入浴剤もいいですが、やはり温泉は自宅のお風呂にはない魅力が満載です。平日のお風呂タイムに入浴剤を楽しみながら週末の温泉計画を立てておき、休日は思いっきり温泉を堪能して、心も体もリフレッシュしましょう!