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噂の「温泉コーヒー」を知っていますか?詳しい内容や飲めるおすすめスポットをご紹介!

更新日:2021年9月3日

「温泉コーヒー」という言葉を聞いたことがありますか?温泉とコーヒーの組み合わせは、あまり聞き慣れない方もいると思います。実はこの「温泉コーヒー」、TV番組で取り上げられるなど、巷では噂になっているのです。今回は「温泉コーヒー」とは何か、そして飲める場所や飲む方法についてご紹介します。

新型コロナの影響により、各施設の営業状況は変更の可能性があります。詳細は公式HPをご確認ください。らくらく湯旅では引き続き読んで楽しめる温泉情報を発信していきます。

温泉コーヒーとは?

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実は「温泉コーヒー」についてこれという定義はなく、一般的にはコーヒーの豆作りからコーヒーを口に入れるまでの過程で、温泉水が関わっているものを言います。

俗に「温泉コーヒー」と呼ばれるものには、

1. 飲用の温泉水で淹れるコーヒー
2. 地獄温泉で焙煎したコーヒー
3. コーヒー豆を源泉で洗ったもの

があります。

温泉水で淹れる「温泉コーヒー」

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最初に、飲用の温泉水で淹れる「温泉コーヒー」からご紹介します。

温泉水で淹れる「温泉コーヒー」の良いところ

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温泉の飲用は、健康に良くても苦味があって飲みにくいイメージですが、「温泉コーヒー」にすることで飲みやすくなります。

また、コーヒー側の味も飲用の温泉で淹れることで、よりまろやかになると言われています。例えば、弱酸性のコーヒーの酸味の部分が、弱アルカリの温泉水で中和された結果、まろやかさを感じるためです。

そのほか、温泉の効能によってはコーヒーの酸化が抑えられ、淹れたあと長時間経ったコーヒーでも酸味が強くならないメリットもあります。

温泉コーヒーを飲めるおすすめスポット3選

温泉コーヒーを飲める店舗や旅館は、あまり数が多くなく、全国でも数ヶ所ほど。

大分県の宝泉寺(ほうせんじ)温泉では、旅館経営者が協力して「温泉水を使ったコーヒーの商品化」に着手したり、大阪では「温泉ソムリエ」と「バリスタ」による、「数種類の温泉水を使ったドリップコーヒーを淹れる体験講座」が開かれるなど、その関心は徐々に高まりつつあります。

ここでは、温泉コーヒーが飲めるおすすめスポットを3つご紹介します。

1. 【新潟県】越後湯沢「温泉珈琲 水屋」

 

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越後湯沢駅前にある温泉旅館「HATAGO井仙(はたごいせん)」1階のカフェ「温泉珈琲 水屋」。古民家風の店内には、水出し温泉珈琲のポットが棚に並んでいます。

「温泉珈琲 水屋」で味わえるのは、トラジャアラビカの豆を、飲用の許可を取ったアルカリ性単純温泉で淹れる「温泉コーヒー」(ホット583円、アイス638円)。

マイルドな苦みにほんのりとした酸味があり程よいコクのあるバランスのとれた味わいで、独特でフルーティな香りの強さが印象的です。

「温泉珈琲 水屋」は、スイーツなどのメニューも充実。しっとりなめらかで上品な甘みの米粉を混ぜたロールケーキ「湯澤るうろ」(374円)など、地元産にこだわっているものばかり。添加物を一切使っていないため、体にも優しいスイーツです。

<店舗詳細>
・店舗名:温泉珈琲 水屋
・住所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2455-1
・電話番号:025-784-3361
・営業時間:9:00~18:00 (L.O.)17:30
・定休日:なし

2. 【大分県】別府「喫茶なつめ」

提供:喫茶なつめ

大分県にある「喫茶なつめ」は、店内にジャズが流れる昔ながらの喫茶店です。

提供:喫茶なつめ

名物は「温泉コーヒー」(530円)と、マイルドな口当たりの「ビーフカレー」(900円~)。別府の観音寺(かんのんじ)温泉の湯を使用している温泉コーヒーは、とろりとした新感覚の口当たりで、まろやかな味わいのとても飲みやすいコーヒーです。

温泉コーヒーと一緒に、温泉コーヒーに用いた温泉水も飲み水としてもらえるので、元の温泉の味と温泉コーヒーの味が比べられます。

「喫茶なつめ」は、パフェやトーストも美味しいので、温泉コーヒーと一緒にぜひ。

<店舗詳細>
・店舗名:喫茶なつめ
・住所:大分県別府市北浜1-4-23
・電話番号:0977-21-5713
・営業時間:11:30~17:30
・定休日:水曜日

3. 【山口県】雙津峡温泉「憩の家」

 

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山口県にある雙津峡(そうづきょう)温泉の源泉は、地下1,000mから自噴する天然のラドン温泉です。

放射能泉に分類されるラドン温泉は、お湯から気化したラジウムを体内に吸入することで、体内の潜在的生命力が刺激され治癒力が高まることから、療養泉として親しまれています。

血管を拡張させ血液の流れがよくなり、降圧作用も期待されるラドン温泉は、ラドンの高いイオン化作用で、身体の酸化が抑制されアンチエイジング作用もあるとされています。

雙津峡温泉にある日帰り温泉施設「憩の家」では、源泉かけ流しの湯でラドン温泉本来の効用を体感できます。

湯あがり後は、飲用のラドン温泉で淹れた「ラドン・コーヒー」(入浴者は150円、それ以外300円。入浴料は大人700円、小人400円)でほっと一息。まろやかな口当たりで湯あがり後の体に優しく染入ります。

<店舗詳細>
・店舗名:憩の家
・住所:山口県岩国市錦町大字深川3132
・電話番号:0827-73-0236
・営業時間:入浴10:30~18:00、食事11:00~15:00 (14:30 L.O.)
・定休日:木曜日 ※食事は月曜休み

地獄温泉で焙煎した豆で淹れる「温泉コーヒー」

次に、温泉で焙煎したコーヒー豆で淹れる「温泉コーヒー」をご紹介します。

提供:サラビオ化粧品

源泉数、湧出量、泉種の数ともに日本一の別府(べっぷ)温泉では、食材を温泉の蒸気で蒸す「地獄蒸し」が有名です。その別府温泉で生まれたのが、炎症を抑える作用を含む「温泉藻類(そうるい)RG92」という特許成分を含む地獄蒸し場で蒸した、コーヒー豆の商品。

地獄蒸しによって、コーヒー豆のシルバースキンと言われる皮が剥がれ落ち、雑味・エグ味が取り除かれるため、甘みが凝縮され、豆の特徴が引き立つクリアなコーヒーになっています。

提供:サラビオ化粧品

「地獄蒸し珈琲豆(コーヒー豆)」(200g、2,376円)や「ドリップバッグ」(10g×5包、1,620円)は、公式通販サイトなどで購入可能です。

<お問い合わせ>
・株式会社森藩別邸
・電話番号:0977-66-8530
・受付時間:9:15~18:00 ※土・日・祝日を除く
・公式通販サイト:https://morihan-bettei.jp/