提供:武雄市観光協会

【佐賀】武雄温泉の日帰り温泉おすすめ7選!2022年版

更新日:2022年5月6日

この記事を書いた人

ともきち

温泉が好きで、年に数回は友人や家族と国内旅行を計画し、色々な温泉地へ出かけています。温泉の中でも、濁り湯の露天風呂が特に好みです。旅先では、有名観光地や絶景スポットをひと通りまわり、地元の名物料理やお菓子の食べ歩きも欠かしません。旅好きならではの視点で、温泉地の情報や温泉にまつわる知識など、魅力あふれる記事をお届けします。

佐賀県の「武雄(たけお)温泉」は、明確な時期は不明ですが約1,300年前、神功皇后が朝鮮出兵から帰る際に太刀の柄で一突きした岩から温泉が湧き出たと伝えられています。和銅6年(713年)に編纂された「肥前国風土記(ひぜんのくにふどき)」にも記述されている、長い歴史を持つ温泉です。温泉の入り口に鮮やかにそびえる国の重要文化財「武雄温泉楼門(ろうもん)」は、釘を1本も使用していない建築物で「武雄温泉新館(平成15年(2003年)に復元)」と共に、東京駅の設計で知られる辰野金吾氏が大正4年(1915年)に設計したものです。温泉の泉質は弱アルカリ単純泉で、効能は疲労回復、神経痛、関節痛、五十肩、うちみ、健康増進など。今回は日帰りで利用できる温泉のおすすめの施設・宿7選をご紹介します。

【PR】

現役の建物としては日本最古の公衆浴場「武雄温泉 元湯」

提供:武雄市観光協会

明治9年(1876年)築の「武雄温泉 元湯」は、現役の温泉施設の建物としては日本最古といわれる歴史ある公衆浴場です。

男女別にそれぞれ43から44度のあつ湯と、40から42度のぬる湯の2種類の湯があり、入口の券売機の上には、湯船の温度がデジタルで表示されているので入浴前に確認できます。

風情あふれる館内は天井が高く、木造りの建築を楽しみながらゆったりと浸かれます。

<施設詳細>
・施設名:武雄温泉 元湯
・住所:佐賀県武雄市本町7425
・電話番号:0954‐23‐2001
・営業時間:6:30~24:00(最終受付23:00)
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:大人450円、小人(3歳~小学生)220円


熱めの湯をシンプルな湯舟で愉しむ公衆浴場「武雄温泉 蓬莱湯」

提供:武雄市観光協会

楼門を入ったところにある「武雄温泉 蓬莱湯(ほうらいゆ)」は、武雄温泉の公衆浴場のひとつです。

浴室にシンプルな湯舟が一つあるつくりで、湯温は44度と、少し熱めです。

浴室は清潔感のあるタイルと木張りでできており、上部にある格子の窓からの優しい光を浴びながら、のんびりと浸かれます。

<施設詳細>
・施設名:武雄温泉 蓬莱湯
・住所:武雄市武雄町大字武雄7427-2
・電話番号:0954-23-2001
・営業時間:6:30~21:30(最終受付20:30)
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:大人450円、小人(3歳~小学生)220円


総大理石で造られた領主の武雄鍋島氏の専用風呂を貸切で「武雄温泉 殿様湯」

提供:武雄市観光協会

武雄温泉にある、日帰り利用できる5つの貸切風呂施設のうちの一つ、「武雄温泉 殿様(とのさま)湯」は、江戸時代中期に領主の武雄鍋島(なべしま)氏の専用風呂として造られたものです。

また、シーボルトの「江戸参府紀行」には、文政9年(1826年)に、シーボルトが湯浴みした記録が残っています。

浴場は総大理石で造られ、美しい市松模様が印象的。4畳半と3畳の控えの間もあり、湯あがりにお茶を飲んで一休みできます。

武雄温泉の貸切風呂は他に、「家老湯」、「天平(てんぴょう)の湯」、「桜華(はな)の湯」、「芭蕉の湯」があります。

<施設詳細>
・施設名:武雄温泉 殿様湯
・住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄7425
・電話番号:0954‐23‐2001
・営業時間:10:00~23:00
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:(土・日・祝日)1室1時間3,800円 ※平日割引料金3,300円