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関東の人気日帰り温泉35選!穴場・安い・個室休憩付きの温泉も

更新日:2024年2月12日

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浦野 瞳

温泉とおいしい料理・お酒を求めてゆったりと旅をすることが趣味のフリーライターです。建築物マニアでもあり、歴史を感じる宿からモダンでおしゃれな宿まで様々な場所へ足を運び、内外装の風情を楽しみながら温泉に入ることも醍醐味だと思っています。気になることは徹底的に調べ上げる性格を活かし、読者様にとってわかりやすい記事をお届けします。

関東は、日帰り温泉の宝庫。

北関東には、自然豊かな鬼怒川などが有名な栃木県、草津や伊香保など風情ある温泉街が人気の群馬県、そして茨城県にも個性豊かな温泉があります。

南関東にも、人気観光地の箱根温泉を擁する神奈川県、海岸沿いの開放感あふれる温泉が多い千葉県、都内近郊とは思えないほど自然に溢れた埼玉県、さらに東京にも都心にいながら天然温泉の日帰り温泉を楽しめる施設・宿が充実しています。

今回は、そんな日帰り温泉が選り取りみどりの関東で、おすすめの温泉地をご紹介します。穴場・安い・個室休憩付きなど魅力の詰まった日帰り温泉をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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【北関東・群馬県】有名温泉地が揃う温泉大国

全国に名だたる有名温泉地が揃う、いわずと知れた温泉大国。

特徴の異なる温泉地が数多くあり、日帰り入浴できる温泉宿・施設も多種多様。穴場的な温泉や安い日帰り温泉もあります。

湧出量日本一!恋の病以外は治せる万能湯「草津温泉」

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群馬県の「草津(くさつ)温泉」は湧出量日本一を誇る温泉地。古くから人々に愛されてきた温泉で、泉質は強酸性。

恋の病以外はなんでも治せる万能湯として知られています。

摂氏50〜90度と高い源泉の湯温を加水せず適温に下げるために、湯桶で湯を冷ます「湯畑」や木の板で温泉をかき回す「湯もみ」などが有名です。

<温泉地詳細>
・住所:群馬県吾妻郡草津町草津
・アクセス方法:「JR上野駅」から特急「草津」に乗り、約2時間半で「長野原草津口駅」へ、その後JR接続バスに乗り約25分で草津温泉着。

 

【おすすめ日帰り温泉】23種類のお風呂で温泉三昧。露天付き個室で休憩も「季の庭」

提供:季の庭

全客室、温泉露天風呂付きの旅館「季の庭(ときのにわ)」は、露天付き客室での個室休憩と温泉入浴のセットプランで日帰り利用できます。

2つの大浴場、自然に囲まれた露天風呂、無料貸し切り露天風呂、美容に嬉しい岩盤浴など、全23種類のお風呂を楽しめます。

開放感たっぷりの露天風呂は、春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪などの自然に包まれて心地よい気分に浸れます。

湯あがりには、無料でアイスが味わえる嬉しいサービスもあります。

<施設詳細>
・施設名:季の庭
・住所:群馬県吾妻郡草津町大字草津白根464-214
・電話番号:0279-89-9320
・日帰り温泉の営業時間:12:00〜15:00
・日帰り温泉の定休日:なし
・日帰り温泉の利用料(露天風呂付き客室):大人4,000円〜

 

【おすすめ日帰り温泉】自然に四方を囲まれた日本最大級の露天風呂「西の河原公園」

「西の河原(さいのかわら)公園」は、草津温泉の名所「湯畑」から西へ徒歩5分ほどの場所にあります。

四季折々の植物が楽しめる公園の中には、男湯女湯と合わせると500平方mと日本でも最大級の広さを誇る露天風呂があり、四方を自然に囲まれた開放感に浸りながら、ゆったりと草津の湯を堪能できます。

毎週金曜の混浴の日は、カップル・友達・夫婦・家族で一緒のお湯に浸かる楽しみも。

通年に渡って行われるライトアップ(日没〜20:00)では、露天風呂の前方にある丸山がほのかに光り、昼間とは異なる幻想的で美しい世界を作り出します。

「西の河原露天風呂」は、通常でも600円と安い料金ですが、「ちょいな三湯めぐり手形」を使うとさらにお得に入浴できます。

<施設詳細>
・施設名:西の河原公園
・住所:群馬県吾妻郡草津町草津521-3
・電話番号:0279-88-6167
・日帰り温泉の営業時間:(4月〜11月)7:00~20:00(最終入館は19:30)、(12月〜3月)9:00~20:00(最終入館は19:30)
・日帰り温泉の定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:大人600円、子供300円

 

シンボルの石段周辺に広がる由緒ある温泉「伊香保温泉」

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群馬県の「伊香保(いかほ)温泉」は「黄金(こがね)の湯」と「白銀(しろがね)の湯」の2種の源泉が楽しめる由緒ある温泉です。

茶褐色の黄金の湯は、​​硫酸塩泉で、貧血・神経痛・冷え性などの効能があり、無色透明の白銀の湯は、メタケイ酸単純泉で病後回復期・健康増進・疲労回復などの効能があります。

シンボルの石段街周辺では、食べ歩きグルメやランチ、露天風呂や足湯などが楽しめます。

<温泉地詳細>
・住所:群馬県渋川市伊香保町
・アクセス方法:「東京駅」から上越新幹線に約1時間乗り「高崎駅」で下車。群馬バス伊香保温泉行きに乗り約1時間10分で「伊香保温泉」着。

「上野駅」からJR特急草津に約1時間45分乗り「渋川駅」で下車。関越交通バス伊香保温泉行きに乗り約25分で「伊香保温泉」着。

 

【おすすめ日帰り温泉】総桧造り4階建ての美しい旅館で源泉かけ流しを「横手館」

提供:横手館

大正9年(1920年)に建築された「横手館」の本館は、映画「千と千尋の神隠し」の油屋のモデルという説もある、総桧(ひのき)造り4階建ての荘厳で美しい建物です。

料理は食材にこだわって提供しており、県が認定する「ぐんま地産地消優良店」にも指定されています。

黄金の湯を源泉かけ流しで楽しめる「月光の湯」と「折鶴の湯」に、男女入れ替え制で入浴できます。

<施設詳細>
・施設名:横手館
・住所:群馬県渋川市伊香保町伊香保11
・電話番号:0279-72-3244
・日帰り温泉の営業時間:15:00~19:00
・日帰り温泉の定休日:不定休
・日帰り温泉の利用料:大人1,130円、小人756円

 

【おすすめ日帰り温泉】安い料金で楽しめる!穴場の露天風呂「伊香保露天風呂」

提供:渋川伊香保温泉観光協会

四季折々の自然に囲まれた、野趣あふれる「伊香保露天風呂」。

伊香保神社から少し奥まった源泉地の横にある穴場的な温泉で、源泉「黄金の湯」をかけ流しで存分に味わうことができます。

提供:渋川伊香保温泉観光協会

「伊香保露天風呂」に向かう途中には、伊香保で唯一である黄金の湯の飲泉所があり、飲めば痛風やアレルギー疾患、肥満症などに効能があると言われています。

効能豊かな温泉に500円以下という安い料金で浸かれるお得な日帰り温泉です。

<施設詳細>
・施設名:伊香保露天風呂
・住所:群馬県渋川市伊香保町伊香保581
・電話番号:0279-72-2488
・日帰り温泉の営業時間:(4月~9月)9:00~18:00(最終受付17:30)、(10月~3月)10:00~18:00(最終受付17:30)
・日帰り温泉の定休日:第1・3木曜日 ※祝日の場合は営業
・日帰り温泉の利用料:大人450円、小学生以下200円

 

標高1,800m。日本一高い場所にある温泉地「万座温泉」

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群馬県の「万座(まんざ)温泉」は、白根山(しらねさん)と万座山に囲まれた温泉地。

標高1,800mという日本一高い場所にある温泉で、夏はハイキング、冬はスキーの客で1年中賑わいます。

源泉は、白濁の硫黄泉。国内有数と言われる濃厚な硫黄に含まれる硫化水素の働きにより毛細血管が拡張され、体の隅々まで循環が良くなって代謝促進が期待できます。

<温泉地詳細>
・住所:群馬県吾妻郡嬬恋村干俣
・アクセス方法:「東京駅」から北陸新幹線に約1時間乗り「軽井沢駅」で下車。鬼押(おにおし)ハイウェーバスに乗り約1時間で「万座・鹿沢口(かざわぐち)」へ。その後、万座ハイウェーバスに約45分乗り「万座温泉」着。

「上野駅」からJR特急草津に約2時間45分乗り「万座・鹿沢口駅」で下車。その後、万座ハイウェーバスに約45分乗り「万座温泉」着。

 

【おすすめ日帰り温泉】4つの源泉による多彩な色の湯船をめぐる「万座高原ホテル」

提供:万座高原ホテル

「万座高原ホテル」は 、プリンスホテルが運営する大型温泉リゾートホテルです。

名物の石庭露天風呂は、8つ全ての浴槽から渓流を眺められます。

4種の源泉を引いていて、浴槽ごとに単独または混合泉と、異なる湯質のため、白、青、黄、透明と彩り豊かな浴槽を湯めぐりをする楽しさがあります。

<施設詳細>
・施設名:万座高原ホテル
・住所:群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉
・電話番号:0279-97-1111
・日帰り温泉の営業時間:11:00~18:00(最終受付17:00)
・日帰り温泉の定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:大人1,500円、小人(小学生)750円

 

【おすすめ日帰り温泉】開放感抜群の露天風呂から浅間山を眺める「嬬恋プリンスホテル」

提供:嬬恋プリンスホテル

「嬬恋(つまごい)プリンスホテル」は、ゴルフ場併設のリゾートホテルです。

提供:嬬恋プリンスホテル

開放感抜群の男女別の露天風呂は、大人数で入浴できるゆったりとした広さの浴槽で、浅間山、烏帽子岳(えぼしだけ)、四阿山(あづまやさん)がパノラマで見渡せます。

泉質は、他の万座温泉の湯とは異なる塩化物泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性などの効能があり、冷めしにくいのが特徴です。内湯はありません。

<施設詳細>
・施設名:嬬恋プリンスホテル
・住所:群馬県吾妻郡嬬恋村嬬恋高原
・電話番号:0279-97-4111
・日帰り温泉の営業時間:13:00~18:00
・日帰り温泉の定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:大人1,200円、小人600円

 

絶景の露天風呂など、非日常を味わえる温泉地「水上温泉」

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谷川岳や利根川などを望む風光明媚な水上(みなかみ)温泉。

現在は、水上温泉郷9湯、猿ヶ京(さるがきょう)三国温泉郷5湯、月夜野(つきよの)・上牧(かみもく)温泉郷4湯の計18湯で「みなかみ18湯」と呼ばれています。

<温泉地詳細>
・住所:群馬県利根郡みなかみ町
・アクセス方法:車は関越自動車道水上ICから国道291号経由。電車は上越線水上駅下車から徒歩約5分。

 

【おすすめ日帰り温泉】湯あがり後の川風が気持ち良い「上牧温泉 風和の湯」

提供:みなかみ町観光協会

月夜野・上牧郷のある奥利根の自然の中に佇む「上牧温泉 風和(ふうわ)の湯」は、湯あがり後の川風が気持ち良い、公営の日帰り天然温泉です。

提供:みなかみ町観光協会

御影石でできた石畳の浴槽は、半身浴ができるように2段になっており、柔らかくさらさらした源泉かけ流しの温泉をゆっくりと堪能できます。

泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉で、神経痛・筋肉痛・関節痛などの効能があります。

<施設詳細>
・施設名:上牧温泉 風和の湯
・住所:群馬県利根郡みなかみ町上牧1996-7
・電話番号:0278-72-1526
・営業時間:12:00~20:00
・定休日:水曜
・日帰り温泉の利用料:大人600円、70歳以上、障害者(手帳保持者)380円、3歳以上12歳未満330円

 

【おすすめ日帰り温泉】谷あいの露天風呂と3つの源泉を堪能「湯テルメ・谷川」

提供:みなかみ町観光協会

美しい谷あいの露天風呂と3つの源泉を堪能できる「湯テルメ・谷川」は水上温泉郷にある宿。

提供:みなかみ町観光協会

源泉は、リウマチ性疾患・神経症・病後回復期・疲労回復の効能がある「アルカリ性単純温泉」と、慢性消化器病・痔疾・冷え性・動脈硬化病などの効能がある「塩化物温泉」、筋肉痛・関節病・冷え性・健康増進などの効能がある「単純温泉」の3種類。

大自然を眺めながら涼める露天風呂のテラスも人気です。

<施設詳細>
・施設名:湯テルメ・谷川
・住所:群馬県利根郡みなかみ町谷川514-12
・電話番号:0278-72-2619
・営業時間:9:00~20:30
・定休日:第3木曜(祝日の場合は翌日)
・日帰り温泉の利用料:大人630円、小人(3歳以上12歳未満)280円、幼児(保護者同伴の場合)無料


【北関東・栃木県】有名温泉地から秘湯まで。関東有数の温泉地

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県内には約600もの源泉が湧き出す、関東随一の源泉数を誇る栃木県。

古い歴史を持つ温泉や個性豊かな温泉など、さまざまな温泉を楽しむことができます。

山々に囲まれ自然豊かな場所なので、リフレッシュしたい時にぴったりの温泉地です。

古くから多くの旅人が訪れる温泉地「鬼怒川温泉」

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栃木県日光市の「鬼怒川(きぬがわ)温泉」は、宝暦(ほうれき)2年(1752年)に温泉が発見されてから多くの旅人が訪れる温泉街として発展してきました。

泉質は、まろやかな湯のアルカリ性単純温泉で、つるつるの肌になれると評判です。

日帰り温泉は、どの施設も趣向を凝らしており個性豊か。

鬼怒川の美しい景観を見ながらゆったりとしたひと時を過ごせます。

<温泉地詳細>
・住所:栃木県日光市鬼怒川温泉大原
・アクセス方法:車は日光宇都宮道路今市ICから約30分。電車は東武鉄道鬼怒川温泉駅または鬼怒川公園駅で下車。

 

【おすすめ日帰り温泉】お手頃価格で堪能できる「温泉保養センター「やしおの湯」」

提供:やしおの湯

日光宇都宮道路・清滝(きよたき)インターチェンジからほど近い、静かな谷あいに位置する市営の温泉施設「やしおの湯」は、お手頃価格で良質のお湯が堪能できると人気です。

提供:やしおの湯

露天風呂からは垣根越しに豊かな自然と山並みが見渡せ、大きな窓ガラスから陽が降り注ぐ明るい屋内には横長の広々とした大浴場とジャグジーがあり、のびのびと寛ぐことができます。

<施設詳細>
・施設名:温泉保養センター「やしおの湯」
・住所:栃木県日光市清滝和の代町1726-4
・電話番号:0288-53-6611
・営業時間:10:00~21:00(最終受付20:30)
・定休日:木曜日(祝日の場合は翌金曜日)、※年末年始・1月2日・3日12:00~17:00
・日帰り温泉の利用料:大人700円、小人350円

 

【おすすめ日帰り温泉】北関東最大級の温泉テーマパーク「きぬ川ホテル三日月」

提供:きぬ川ホテル三日月

鬼怒川温泉駅から徒歩3分とアクセスの良い、男女各10種類以上のお風呂が楽しめる北関東最大級温泉テーマパーク「きぬ川ホテル三日月」。

提供:きぬ川ホテル三日月

提供:きぬ川ホテル三日月

黄金に光り輝く宿の名物「黄金風呂」や広々とした内湯に加え、野趣あふれる露天風呂など多種多様な温泉を一度に堪能することができます。

休憩場所には、お茶や麦茶などの無料のドリンクもあります。

団体客は大型貸切風呂を別途料金で利用できます。

<施設詳細>
・施設名:きぬ川ホテル三日月
・住所:栃木県日光市鬼怒川温泉大原1400
・電話番号:0288‐77‐2611
・営業時間:12:00~19:00(最終受付18:00)
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:
(平日)大人1,100円、小人660円、65歳以上550円
(土・日・祝日・特定日・シーズン)大人1,650円 、小人880円、65歳以上1,150円

 

渓流のせせらぎを聞き、古い歴史に思いを馳せる「湯西川温泉」

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栃木県日光市・日光国立公園内にある湯西川温泉は、その名の由来にもなった湯西川の渓流沿いに数々の旅館や民家が立ち並ぶ温泉地です。

壇ノ浦の戦いに敗れた平家落人が傷を癒したという伝説があり、古い歴史を持つ温泉でもあります。

泉質はアルカリ性単純温泉で、刺激が少なく肌に優しいため老若男女問わず安心して浸かることができます。

<温泉地詳細>
・住所:栃木県日光市湯西川
・アクセス方法:車は日光宇都宮道路今市ICから国道121号を鬼怒川温泉方面へ進み、一般県道249号に出て、鬼怒川温泉から45分。電車は野岩鉄道会津鬼怒川線湯西川温泉駅から日光交通ダイヤルバスで約30分。

 

【おすすめ日帰り温泉】温泉や食事処、土産処もある観光センター「水の郷」

 

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「水の郷(みずのさと)」は、湯西川のランドマークである「大吊り橋」そばにある観光センターです。

湯西川の美しい風景が楽しめる開放感たっぷりの露天風呂や広々とした内風呂があり、無料の休憩所もあります。

併設の食事処と土産処を利用したり、散策途中で外にある無料の足湯に浸かったり、さまざまな目的で立ち寄れる便利なスポットです。

<施設詳細>
・施設名:水の郷
・住所:栃木県日光市湯西川473-1
・電話番号:0288-98-0260
・営業時間:10:00〜19:00(最終受付18:00)
・定休日:水曜日
・日帰り温泉の利用料:中学生以上700円、小学生350円、乳児および幼児は無料

 

【おすすめ日帰り温泉】趣の異なる多彩な湯船で湯巡り三昧「彩り湯かしき 花と華」

自然の中に佇む長屋門が印象的な「彩り湯かしき 花と華(はなとはな)」。

春は新緑、夏は深い緑、秋は真っ赤に染まる紅葉、冬には銀世界と、四季が味わえる露天風呂。

そして、湯西川のせせらぎを間近に感じられる露天風呂や自然石を組み上げた野趣溢れる岩風呂など、趣の異なる多彩な湯船で湯めぐり三昧が楽しめます。

別途料金で部屋利用や食事付きのプランもあります。

<施設詳細>
・施設名:彩り湯かしき 花と華
・住所:栃木県日光市湯西川温泉601
・電話番号:0288-98-0321
・営業時間:11:00~17:00(最終受付16:30)
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:大人1,150円、小人550円

 

8つの温泉にある泉質・効能を比べて楽しむ「那須温泉」

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那須温泉は温泉を祀る神社が80社ある温泉信仰の篤い土地、那須に湧く温泉の総称です。

今から約1,380年前にあたる舒明(じょめい)2年(593年)に発見され、江戸時代の頃に世に広く知れ渡っていました。

鹿の湯をはじめ、大丸温泉・新那須温泉・北温泉・弁天温泉・三斗小屋温泉・高雄温泉・八幡温泉があります。

それぞれ泉質や効能が異なるため、湯めぐりをしてその違いを楽しんでも良いでしょう。

<温泉地詳細>
・住所:栃木県那須郡那須町
・アクセス方法:車は那須ICから約30〜45分。電車は黒磯駅または那須塩原駅より下車後バスで移動。

 

【おすすめ日帰り温泉】開湯から約1,380年の歴史を誇る「鹿の湯」

提供:鹿の湯

「鹿の湯」は、約1,380年前に開湯されたと言われる栃木県最古の湯。傷を負った鹿がこの湯で傷を癒したことからこの名が付けられました。

建物は明治時代、玄関は大正時代に建造されたもので、風情のある木造建築がタイムトリップしたかのような感覚になります。

白濁した硫黄泉には一般適応症・慢性皮膚病・きりきず・糖尿病・動脈硬化症などの効能があります。

<施設詳細>
・施設名:鹿の湯
・住所:栃木県那須郡那須町大字湯本181
・電話番号:0287‐76‐3098
・営業時間:8:00~18:00
・定休日:なし ※施設改修のため休業あり
・日帰り温泉の利用料:大人500円、小人(小学生)300円

 

【おすすめ日帰り温泉】那須温泉最奥地の秘湯で野趣あふれる温泉に浸かる醍醐味「大丸温泉旅館」

提供:大丸温泉旅館

那須温泉の最奥地、標高1,300mの山間の渓谷に佇む「大丸温泉旅館」。

裏山の自家源泉から流れ込んだ温泉をせき止めて作られた 「川の湯」は、野趣あふれる天然温泉の醍醐味を味わえます。

疲労回復・リューマチ・神経痛・冷え性の効能があり、温泉成分にメタケイ酸を多く含んでいるため保湿成分が高く美肌に良い「美人の湯」と呼ばれています。飲用することで胃腸病の効能もあります。

<施設詳細>
・施設名:大丸温泉旅館
・住所:栃木県那須郡那須町湯本269
・電話番号:0287‐76‐3050
・営業時間:11:30〜15:00(最終受付14:30)
・定休日:不定休
・日帰り温泉の利用料:大人1,000円、小人(3歳~小学生)700円


【北関東・茨城県】個性豊かな施設が揃う温泉地

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茨城県は温泉が豊かな地としても知られており、栃木県や福島県とつながる北部は八溝山系、沿岸部はミネラル分が豊富な温泉が湧きだしています。

地域によって個性豊かな温泉施設が立ち並んでいるため、自由気ままに温泉旅を楽しむことができます。

磯原小唄にて歌われたことで有名な「磯原温泉」

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磯原(いそはら)温泉は、茨城県北茨城市磯原町に湧く温泉です。

昭和6年(1931年)に旅館の創業者が天妃山の麓に井戸を掘ったときに湧出したのが始まり。

その後、日本三大童謡詩人の野口雨情(のぐち うじょう)氏が「磯原小唄」で紹介したことをきっかけに広く知れ渡るようになりました。

代表的な泉質は弱アルカリイオン泉で、関節痛・関節リウマチ・慢性婦人病などに効能があります。

<温泉地詳細>
・住所:茨城県北茨城市磯原町
・アクセス方法:車は常磐自動車道北茨城ICから約7分。電車はJR常磐線磯原駅から車で3分。

 

【おすすめ日帰り温泉】お風呂でぼんやりと海を眺めた後は食事を堪能「二ツ島観光ホテル」

 

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二ツ島観光ホテルは、全室オーシャンビューの客室や新鮮かつ豪快な海鮮料理を自慢とするホテルです。

 

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「二眺の湯」と呼ばれる海に面したお風呂があり、程よい広さの中で海の青さと波の音に癒されながらゆっくりと温泉に浸かることができます。

日帰り温泉は、客室・食事つきプランにて利用可能です。

<施設詳細>
・施設名:二ツ島観光ホテル
・住所:茨城県北茨城市磯原町二ッ島2553
・電話番号:0293-42-0183
・営業時間:11:00~21:00
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:1人2,000円(客室休憩・食事つき)※食事に別途10%のサービス料あり

 

【おすすめ日帰り温泉】波打ち際が眼前に広がる展望浴場「磯原シーサイドホテル」

国道に面した場所に佇む「磯原シーサイドホテル」は、大きな窓から太平洋を一望できる展望浴場が特徴的なホテル。

無色透明の温泉に映る空の青さ、窓から望む二ツ島と波打ち際の雄大な景観はまさに絶景です。

 

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旬の食材と新鮮な魚介類を使用した、体に優しい手作り料理もおすすめです。

<施設詳細>
・施設名:磯原シーサイドホテル
・住所:茨城県北茨城市磯原町磯原二ツ島2550
・電話番号:0293-42-0213
・営業時間:15:00〜20:00
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:900円

 

袋田大滝近くの人気温泉スポット「袋田温泉」

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袋田(ふくろだ)温泉は久慈川の清流沿いに位置する温泉地で、日本三大名瀑に数えられる袋田の滝も近いため多くの観光客が訪れるスポットです。

泉質は単純温泉で、効能は美肌・筋肉痛・神経痛・関節痛・五十肩・うちみ・くじきなどがあります。

飲泉による効能があるとされており、飲用医薬部外品としての許可を取得していることも特徴です。

<温泉地詳細>
・住所:茨城県久慈郡大子町
・アクセス方法:車は常磐自動車道那珂ICから国道118号線経由で約55分。電車はJR水郡線袋田駅から茨城県北バス袋田の滝行き下車で約8分。

 

【おすすめ日帰り温泉】どこか懐かしい雰囲気の建物と風情ある露天風呂が魅力「思い出浪漫館」

 

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袋田大滝から車で約5分の場所に位置する思い出浪漫館は、入った瞬間に広がるレンガ造りのロビーが醸し出すレトロな雰囲気が特徴的です。

 

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温泉は露天風呂と内湯の2つがあり、中でも渓流に面した開放感のある露天風呂は至極のひと時を与えてくれます。

川の流れる音や風にそよぐ木々の音、鳥のさえずりが聞こえる自然の中で温泉を楽しむことができます。

<施設詳細>
・施設名:思い出浪漫館
・住所:茨城県久慈郡大子町袋田978
・電話番号:570-200-418
・営業時間:渓流露天風呂11:00~12:00、大浴場・庭園露天風呂12:00~14:30
・定休日:なし(不定期でメンテナンス日あり)
・日帰り温泉の利用料:大人(中学生以上)1,000円、小人500円、バスタオル(レンタル)300円、フェイスタオル(販売)200円

 

3つの100選に選ばれた絶景を望む「五浦温泉」

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北茨城市大津町の風光明媚な五浦海岸に位置する、五浦(いつうら)温泉。

都心から車で2時間とアクセスが良く、都内に住む方も気軽に足を運ぶことができる温泉地として高い人気を誇ります。

近代画の巨匠・横山大観も愛したとされる雄大な海・老末・奇岩の絶景や、美味しい魚介類が豊富なことも魅力です。

泉質はナトリウム-カルシウム・塩化物泉で、神経痛・疲労回復・健康増進などに効能があります。

<温泉地詳細>
・住所:茨城県北茨城市大津町
・アクセス方法:車は国道6号より大津港方面へ。電車は常磐線大津港駅からタクシーで5分。

 

【おすすめ日帰り温泉】雄大な自然が織りなす絶景の中で堪能する天然温泉「五浦観光ホテル別館 大観荘」

「日本の渚100選」「音風景100選」「白砂青松100選」に選ばれた五浦で、非日常的な滞在を楽しめるという温泉宿、五浦観光ホテル。

その別館にあたる大観荘では、白波が打ち寄せる太平洋を一望できる露天風呂に日帰りで入ることができます。

 

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どこまでも続く海と空、緑に彩られた崖が織りなす絶景を前にしながら、源泉100%かけ流しのお風呂に癒されます。

<施設詳細>
・施設名:五浦観光ホテル別館 大観荘
・住所:茨城県北茨城市大津町722
・電話番号:0293-46-1111
・営業時間:5:30~10:00/11:00~24:00
・定休日:なし(不定期でメンテナンス日あり)
・日帰り温泉の利用料:レストラン利用料金プラス500円、昼食プラン2,750円~11,550円、湯らっくすプラン5,500円、6,600円、7,700円 ※レストランは土日祝のみ営業