韮崎旭温泉をはじめ、知る人ぞ知る個性豊かな湯!全国でも珍しい温泉おすすめ7選


提供:別府温泉保養ランド
更新日:2024年4月18日

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むう

銭湯のとなりに住むほどの温泉好きで、温泉はまさにライフスタイルの一部。休日は宿自慢の料理でお腹も満たせ、気軽に旅気分が味わえる温泉旅館の食事付き日帰りプランがお気に入りでよく利用しています。チョイスの決め手は露天風呂で、大自然や街並みを眺めながら心ゆくまで湯に浸かり、日々の疲れをリセットさせています。

溜まった疲れをじんわりと癒してくれる温泉。全国には、温泉好きも唸らせる、珍しい温泉があることをご存知でしょうか。色が変化したり、海の中にあったり、真っ黒だったり、泥湯だったりと、インパクトのある温泉は旅の素敵な思い出になること間違いなし。今回は全国でも知る人ぞ知る、個性豊かな珍しい温泉7選をご紹介します。

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【山梨・韮崎旭温泉】炭酸泉の気泡が全身を包む心地よさ「韮崎旭の湯」

 

 

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山梨県韮崎(にらさき)市にある「韮崎旭(あさひ)温泉」は、地下1,200mの岩盤より湧き出る源泉を100%のかけ流しで堪能できる日帰り温泉施設です。

湯に浸かると、サイダーのように細かい天然の炭酸泉の気泡が全身を包み、湯はとろりと柔らかくこの上ない心地よさを体感できます。

男湯、女湯ともに内湯のみですが、晴れた日には大きな窓の外に望む富士山の姿とエメラルドに輝く湯に心奪われることでしょう。

泉質は、ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉で、やけど、きりきず、神経痛、筋肉痛、婦人病などの効能があります。

塩化系の成分が水分の蒸発を防ぎ、ナトリウム系の成分が皮膚の表面を柔らかくしてくれるので、湯上がりはつるっともちっとした肌になると評判です。

<施設詳細>
・施設名:韮崎旭の湯
・住所:山梨県韮崎市旭町上條中割391
・電話番号:0551-23-6311
・営業時間:10:00~20:00
・定休日:火曜日(火曜日が祝日の場合翌日)
・日帰り利用料金:大人600円、小人300円、3歳以下は無料


【福島・微温湯温泉】日本ぬる湯温泉番付の東の横綱「旅館 二階堂」

 

 

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「微温湯(ぬるゆ)温泉」は、福島県の吾妻(あづま)小富士のふもと、標高920mに位置する温泉です。

携帯電話も通じない手つかずの大自然の中に佇むまさに「秘湯」にふさわしい1軒宿で、大正時代の建物は国の指定文化財にもなっています。

31.8度前後のぬるい湯にも関わらず身体が温まる摩訶不思議な温泉。

低温泉と加温泉の交互浴で楽しめ、体に負担がかかりにくく血管や交感神経へ良い影響をもたらすメリットがあると言われています。

泉質は含アルミニウム泉で、古くから眼病、皮膚病、化膿症など豊かな効能があるとされています。

昭和49年(1974年)10月発行の機関誌「温泉」に掲載された「日本ぬる湯温泉番付」では、東の横綱に選出されました。

豪雪地にあるため毎年4月下旬より11月下旬の間のみの営業となっていますので、旅の計画をされる際はご注意ください。

<施設詳細>
・施設名:微温湯温泉 旅館 二階堂
・住所:福島県福島市桜本字温湯11
・電話番号:024-591-3173(冬季閉鎖中024-591-3606)
・日帰り温泉営業時間:10:00~17:00
・定休日:11月下旬〜4月下旬
・日帰り温泉利用料:500円
・宿泊料:(1泊2食付き、2名1室利用時1名)11,000円

【宮城・鳴子温泉】外気や湿度によって変わる湯の色「鳴子ホテル」

 

 

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首を回すと音が鳴る「鳴子(なるこ)こけし」で有名な宮城県の「鳴子温泉」は、福島県の飯坂(いいざか)温泉、宮城県の秋保(あきう)温泉とともに奥州(おうしゅう)三名湯と称される温泉です。

創業明治6年(1873年)の「鳴子ホテル」は、硫黄塩泉、硫酸塩泉、ナトリウム塩化物泉の3本の源泉でお湯の浸かり比べが楽しめ、婦人病、リュウマチ、神経痛や美肌などの効能が期待できます。

珍しいのは、外気や湿度によって透明、緑色透明、乳白色、鶯(うぐいす)色、翡翠(ひすい)色などに変わる湯の色。

大浴場や鳴子温泉で随一の大きさを誇る湯船、鳴子の山々が連なる圧巻の景色を眺めながら浸かれる高野槇(まき)露天風呂、青畳石(あおたたみいし)露天風呂など、多種多様のお風呂で存分に堪能できます。

追加料金で、広々とした湯舟を存分に満喫できる貸切風呂も利用可能です。

<施設詳細>
・施設名:鳴子ホテル
・住所:宮城県大崎市鳴子温泉字湯元36
・電話番号:0229-83-2001
・宿泊料:(1泊2食付き、2名1室利用時1名)7,500円


【鹿児島・平内海中温泉】干潮時だけ入浴できる「平内海中温泉」

 

鹿児島県の屋久島にある「平内(ひらうち)海中温泉」は、平内海岸の海中からこんこんと湯が湧き出る温泉で、大海原と一体になりながら、この上ない開放感と爽快感を味わうことができます。

満潮になると温泉が水没するため、入浴できるのは、1日2回干潮時の前後約2時間のみ。

慶長4年(1599年)には既に発見されていたと言われ、古くから親しまれてきました。

自然にできた窪みに少し手を加えて作られた2つの浴槽は男女混浴で、脱衣所がないので、岩陰で着替える必要があります。

バスタオルを巻いたり、湯浴み着の着用は許可されていますが、水着や下着での入浴はできないのでご注意ください。

源泉の泉質はアルカリ単純温泉で、効能は神経痛、筋肉痛、関節痛などです。

満天の星を見上げながら波の音に耳を傾ける夜の入浴も幻想的です。

<施設詳細>
・施設名:平内海中温泉
・住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町平内7-2
・電話番号:0997-47-2953
・営業時間:1日2回の干潮時の前後2時間程度
・定休日:なし
・日帰り温泉利用料金:200円程度の協力金


【栃木・塩原元湯温泉】墨を流したように真っ黒の湯「大出館」

 

 

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「塩原元湯(しおばらもとゆ)温泉」は、大同元年(806年)頃に発見されたといわれる、栃木県那須塩原市にある温泉郷の一つです。

「大出(おおいで)館」は、「墨の湯」と「五色の湯」の2つの源泉かけ流しを8つの浴槽で堪能できる宿。

墨を流したように真っ黒な色をした「墨の湯」は、日本でもここでしか浸かれない希少な湯です。

鉄分をたっぷり含んでいて、少しお湯に浸かるだけでも黒い湯花が体に付着し、タオルも真っ黒になるほどです。

「五色の湯」は、晴れた日はエメラルドグリーンや乳白色となり、雨の日は灰色に変化するなど、天候によって温泉の色の違いが楽しめます。

泉質は、どちらも含硫黄-ナトリウム-塩化物炭酸水素塩温泉で、墨の湯はリュウマチ、糖尿病、関節痛、神経痛などに、五色の湯は、湯舟によって神経痛、胃腸病、糖尿病などそれぞれ効能が異なるので、湯巡りするとさまざまな効能を得られます。

<施設詳細>
・施設名:大出館
・住所:栃木県那須塩原市湯本塩原102
・電話番号:0287-32-2438(または TEL 0287-32-2603)
・日帰り温泉営業時間:10:00~16:00 ※墨の湯は 14:00~15:00の間、女性専用
・日帰り温泉定休日:なし ※都合によりご入浴できない日もあり
・日帰り温泉利用料金:大人(15歳以上)700円、小人(3~15際未満)400円
・宿泊料:(1泊2食付き、2名1室利用時1名)10,050円

【大分・明礬温泉】クリームのような泥湯「別府温泉保養ランド 紺屋地獄」

提供:別府温泉保養ランド

大分県にある「明礬(みょうばん)温泉」は、別府八湯の中でも特に効能に優れていると名高い温泉地。

日帰りでも利用可能な「別府温泉保養ランド」は、クリームのような泥の中に身を浸す泥湯で有名です。

泥の正体は「湯の花」で、適度な噴気・腐植粘土層・地下水との三拍子そろった非常に恵まれた条件のもとに産出されているため、美肌に適した極上の泥が、広々とした混浴の露天泥湯と、男女別でゆったりと寛げる泥湯の内湯で愉しめます。

泥湯は普通の温泉より比重が重く体が浮いてしまったり、泥に足元を取られたりすることもありますが、内湯には手すりを完備しているので安心して浸かれます。

泥湯の他にも、肌の調子を整えてくれる青みがかった白濁した硫黄泉のコロイド湯に滝湯、蒸し湯などもあります。

泉質は単純硫黄泉で、リュウマチ、神経痛、貧血症、甲状腺、慢性胃腸病などの効能があるといわれています。

<施設詳細>
・施設名:別府温泉保養ランド
・住所:大分県別府市明礬5
・電話番号:0977-66-2221
・日帰り温泉営業時間:9:00〜20:00
・日帰り温泉定休日:なし
・日帰り温泉利用料金:大 人1,100円、小人(小学生)600円、5歳児以下350円
・宿泊料:(1泊朝食付き)大人6,750円、小人(小学生)5,000円


【北海道・豊富温泉】成分に原油を含む石油臭のする温泉「川島旅館」

 

 

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北海道の稚内空港から車で約40分にある日本最北の温泉地「豊富(とよとみ)温泉」は、大正14年(1925年)の石油試掘の際に湯が噴き出したのが起源と言われており、原油の成分を含み石油の臭いがする温泉が特徴です。

その珍しい湯を石造りの露天風呂や大浴場、貸切露天風呂で体験できる「川島旅館」は、長い歴史を持つカジュアルモダンな老舗宿です。

泉質は含よう素−ナトリウム−塩化物温泉で、高濃度の重曹が含まれており、重曹によるクレンジング作用で古い角質を取り除くことができます。

さらにセラミドを整え肌がつるつるになるメタケイ酸も含まれ、仕上げに湯に溶け込んだ石油で潤いに蓋がされるので保湿にも優れています。

アトピーや皮膚乾燥症などの皮膚疾患の効能を求め、湯治目的に訪れる人も後を立ちません。日帰り温泉利用も可能です。

<施設詳細>
・施設名:川島旅館
・住所:北海道天塩郡豊富町字温泉(豊富町字上サロベツ1988–65)
・電話番号:0162-82-1248
・日帰り温泉営業時間:13:00〜18:00 ※入浴開始時間は日によって前後する場合あり ※貸切露天風呂は前日までにお電話にてご予約
・日帰り温泉定休日:なし
・日帰り温泉利用料:大人800円、小人400円
・宿泊料:(1泊2食付き、2名1室利用時1名)16,600円


珍しい温泉に浸かる貴重な体験ができる温泉地へ出かけてませんか?

出典:PIXTA

視覚や触覚、嗅覚などさまざまな感覚を刺激する珍しい温泉の数々。

楽しみながら豊かな効能も得ることができて一石二鳥以上の個性あふれる温泉で、ひと味違った旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。