提供:芦野温泉ホテル

【栃木】芦野温泉の日帰り温泉おすすめ!2022年版

更新日:2022年12月28日

この記事を書いた人

たけちゃん

普段はパソコンと向き合うデスクワーク、休日は疲労回復&リラックスのために温泉を訪れるのが定番の過ごし方。温泉情報には常にアンテナを張って、気になる温泉があるとちょっと遠くてもドライブがてら遠出します。山の中にある温泉や海の近くなど、自然の中にある温泉が好きです。温泉でリフレッシュした後は、近隣のおすすめグルメをチェックするのも恒例です。

栃木県那須(なす)郡那須町にある「芦野(あしの)温泉」は、山あいにある1軒宿の温泉です。今回は、穴場的な温泉でありながら、各地からのバスツアー客でも賑わう人気を誇る芦野温泉の日帰り温泉をご紹介します。

【PR】

芦野温泉とは

 

提供:芦野温泉ホテル

芦野温泉は、旧奥州(おうしゅう)街道の宿場町芦野宿の近くにある静かな温泉です。

観光やリゾート地として栄える那須高原や那須温泉郷と同じ栃木県那須郡那須町にありますが、JR東北本線を挟み反対方向にあり、その賑わいとは一線を画しています。

木々に囲まれたおよそ20万平方mの敷地に温泉浴場や本館、シングル館などの宿泊棟、食事処、広大なテニスコートなどが揃います。

芦野温泉の歴史

提供:芦野温泉ホテル

芦野温泉は、元々テニスクラブとして開発された地で、昭和42年(1967年)にリゾートテニス施設として開業しました。当時はまだ温泉が湧出していませんでしたが、その後、昭和54年(1979年)に温泉が出た際に芦野温泉ホテルを創業し、現在は温泉施設の運営を中心としています。

今でもテニスコートは40面近くあり、学生の夏場のテニス合宿や大会などで利用されています。

芦野温泉の湯

提供:芦野温泉ホテル

芦野温泉は、「足腰が悪く杖を使ってやってきた温泉客が、入浴後に体が軽くなり持ってきた杖を忘れて帰った」という体験談などから、別名「杖忘れの温泉」とも呼ばれています。

また、「温泉利用を中心とした健康増進のための温泉利用プログラムを有し、安全かつ適切に行うことのできる施設」として、厚生労働省が「健康増進施設」として認定しているお墨付きの温泉でもあります。

そんな芦野温泉には源泉が2つあり、どちらも極めて稀な強アルカリ性で高い効能を持ちます。


芦野温泉の日帰り温泉が楽しめる1軒宿「芦野温泉ホテル」

2種類の自家源泉を堪能できる「現代の湯治場」と自称する施設内には、内湯や露天風呂、薬草の湯、薬草霧吹きサウナなど、さまざまな浴場があります。

2つの源泉の湯比べができる「芦の湯」

提供:芦野温泉ホテル

内湯の芦の湯(ツルの湯・メラの湯)では、湯気が立ち上る中、先ほど紹介した2つの源泉の湯比べができます。

「ツルの湯」はph9.89で、湯上がり後のツルツル肌に驚きます。

そして、2つ目の「メラの湯」はph9.2で、シミやそばかすの原因となるメラニン色素を抑制する美白作用を持つ天然温泉に水素を加えたもの。細かい水素分子が皮膚から吸収され体がポカポカと温まると言われています。

どちらも主な効能は、腰痛、肩こり、リウマチ、神経痛、関節痛などにあり、また皮膚の荒れが解消されたという方もいるようです。

ヌルヌルの肌ざわりの湯にどっぷりと浸かって、リラックス。

体の芯から温まりお肌もすべすべになって嬉しい限りです。

爽やかな風が吹き抜ける開放感たっぷりの「露天風呂」

提供:芦野温泉ホテル

露天風呂は、広々とした開放感にあふれます。

高原を爽やかに吹き抜ける風を感じながら、ほっとくつろぐひとときを満喫しましょう。

毎日、日が沈んでからはイルミネーションを楽しむことができます。

なお、露天風呂の湯はメラの湯となっています。

ピリピリに要注意!芦野温泉名物の「薬草の湯」

提供:芦野温泉ホテル

芦野温泉の名物となっている「薬草の湯」は、生姜や唐辛子などの生薬を独自に配合したものを揉み出して入れた湯です。

刺激が強めの実症用の「那岐(なぎ)の湯」と虚症用の「那美(なみ)の湯」の2つがあります。

実症と虚症は東洋医学の考え方で、「実症」は、外からの有害物(邪)が優勢となり体調が優れない状態を指し、例えばかぜをひいた際の鼻水や喉の痛みなどの症状をいいます。

一方、「虚症」とは、生命力や抵抗力など身体本来の機能が低下していて体調が優れない状態を指し、例えば疲れやすい、食欲不振などの症状をいいます。

個人差はありますが、薬草の湯に入浴すると体がピリピリしてきます。

ピリピリするような痛みを感じたら湯船から上がりまた浸かるなど、入浴と休憩を2~3回繰り返すことで、代謝を促すことができます。

薬草香るミストサウナでリフレッシュできる「薬草霧吹きサウナ」

薬草香るミストサウナ「薬草霧吹きサウナ」で、リフレッシュするのもおすすめです。

薬草の精油を鼻や皮膚から吸収できるので、喉の痛みが和らいだり、筋肉がほぐれ血流がよくなる効用が期待できます。

温泉の他にも芦野温泉の魅力はたっぷり

温泉の素晴らしさはもちろんですが、それ以外にも芦野温泉には魅力が満載です。

ここでは、その魅力をいくつかピックアップして紹介します。

 

日帰りでも厳選食材のお料理が味わえる「陣屋大広間」

提供:芦野温泉ホテル

畳敷きの食事処「陣屋大広間」では、日帰り温泉客もランチを味わえます。

定食やラーメン、うどん、そば、カレー、おでんとバラエティ豊かなメニューが揃います。

軽くランチしたい方は一品料理、しっかり食事をとりたい方は会席料理を味わうことも。

どれも米や水、醤油など厳選された素材を使った料理で、栄養たっぷりです。

 

湯治仲間で集まれる楽しい「イベント」

湯治仲間で集まれる参加型イベントも芦野温泉の魅力です。

ダンスや歌、輪投げ、布草履の手づくりワークショップなどのほか、お菓子を持ち寄って交流するお茶の時間に参加したり、従業員の芝居を鑑賞したりすることもできます。

※イベントによって日帰り利用客は参加できないものもありますので、詳しくは芦野温泉ホテルにお問い合わせください。

 

目的にあった宿泊施設を選べる

提供:芦野温泉ホテル

芦野温泉には、2〜4名で泊まれる一般的な宿泊施設の他に、合宿など大人数で利用できるロッジ、そして、湯治目的で1人で訪れる際に利用できるシングル館というホテルなどがあります。

提供:芦野温泉ホテル

シングル館は、プライベートは確保しつつも孤立せずに外とのつながりを感じられるように配慮した造りにこだわったとのこと。

先ほど紹介したイベントも含めて、一人で湯治に訪れても新たな人とのつながりができる温かい仕掛けにあふれています。


芦野温泉を目指す日帰りバスツアーも人気!

出典:PIXTA

芦野温泉を目的地とした日帰りバスツアーも各社で販売され、人気を集めています。

ここでは例として2つご紹介しますが、他のバスツアーについては芦野温泉ホテルのホームページでご確認ください。

東京都からのツアーは「はとバス」で

「池袋駅東口」を8:30に出発し、芦野温泉で入浴と食事を楽しんだ後、18:30頃に池袋に戻るツアーです。

料金は、大人(中学生以上)10,500円、小人6歳以上同額で、1人から参加可能です(未就学児は参加不可)。

ツアー日程は、はとバスのホームページにてご確認ください。

※令和4年(2022年)12月と令和5年(2023年)1月のツアーは、令和4年(2022年)11月に掲載されます。

千葉県からのツアーは「めもり〜旅行」で

「成田駅」を6:30に出発し、「ボンベルタ成田」「JR佐倉駅北口」「津田沼駅前」など千葉県各所に8箇所止まりながら、芦野温泉へ向かいます。

入浴と食事を楽しんだ後は、那須で休憩・ショッピングをし、18:00〜19:00頃に成田駅に戻るツアーです。

料金は、大人(中学生以上)13,000円で、1人から参加可能です(子供は参加不可)。

※令和4年(2022年)は12月21日にツアー実施予定。令和5年(2023年)以降のスケジュールは、めもり〜旅行のホームページでご確認ください。