お風呂上がりに体が冷えてしまうことを何と言う? |浴場の小ネタ(34)


出典:photoAC(冬の寒い場所では特に気をつけたい)
更新日:2024年10月14日

この記事を書いた人

湯あがり ぽか子

温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉が好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!

あったかいお風呂。特に冬の寒い時期には、体の芯から温めてくれる湯船に全身でゆっくりつかることは、この上ない幸せを感じる瞬間ですね。

ですがこの温かいお湯から上がってしまえば、今度は外気に触れて一気に体温が下がってしまうことに気をつけなければなりません。

せっかく温まった体が急速に冷えると、気分が悪くなったり、食欲がなくなってしまったり、場合によっては風邪など病気の原因にもなってしまいます。

冬のお風呂では特に気をつけたいこの現象、お風呂上りに体が冷えてしまうことを何と言うでしょう?

 

浴場の小ネタは3択クイズ。正解はどれ?

浴場の小ネタ「お風呂上がりに体が冷えてしまうことを何と言う?」の答えはこちら。


出典:photoAC(お風呂上りはできるだけ温かい服装で)

正解は、「 ① 湯冷め 」でした。

お湯によって温まった体が冷えてしまうということから、この現象は「湯冷め」と言われています。お風呂で温まることで人の体は体温を調節しようとして汗をかいたり、血管が拡張したりします。しかし、お風呂から上がると逆に通常よりも体温が下がってしまうこことがあるから要注意。

これを防ぐためには風呂上りにしっかりと体を拭いて水気を取ること、出る時に手足に水をかけるなどして血管を収縮させることなどが有効とされています。湯冷めしないように、着替えにも気を配りましょう。

体調を崩さないように気をつけましょうね。