サウナとは、元々どんな風呂のこと? |浴場の小ネタ(55)
出典:photoAC(フィンランド式サウナも広く定着してきました)
この記事を書いた人
湯あがり ぽか子
温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉が好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!
近頃では数多くの方がハマっているサウナですが、日本においてはじめてサウナができたのは1956年と言われています。もう少しで70年になりますが、サウナそのものの歴史からすると、まだまだ新しい流行のようです。
サウナの起源をたどると、その発祥は2000年前のフィンランドとなっています。当時、「とあるお風呂」がフィンランド語でサウナと呼ばれており、それがサウナの語源となったそうです。
では、フィンランド語でサウナを意味するお風呂とは、どのようなお風呂だったのでしょうか?
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浴場の小ネタは3択クイズ。正解はどれ?
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浴場の小ネタ「サウナとは、元々どんな風呂のこと?」の答えはこちら
出典:photoAC(サウナストーブは、食料をスモークするためにも使われていました)
正解は、「 ① 蒸し風呂 」でした。
2000年以上前のフィンランドでは、サウナは元々食料を貯蔵するための場所として使用されてきました。また、小屋の中で薪を使用し、食べ物をスモークするための用途としても使用されていたようです。
それが時間の経過とともに、沐浴を行うための場所に変化していき、『蒸し風呂』の意であるサウナという名が定着したとされています。