サウナとは、元々どんな風呂のこと? |浴場の小ネタ(55)


出典:photoAC(フィンランド式サウナも広く定着してきました)
更新日:2025年3月10日

近頃では数多くの方がハマっているサウナですが、日本においてはじめてサウナができたのは1956年と言われています。もう少しで70年になりますが、サウナそのものの歴史からすると、まだまだ新しい流行のようです。

サウナの起源をたどると、その発祥は2000年前のフィンランドとなっています。当時、「とあるお風呂」がフィンランド語でサウナと呼ばれており、それがサウナの語源となったそうです。

では、フィンランド語でサウナを意味するお風呂とは、どのようなお風呂だったのでしょうか?

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出典:photoAC(サウナストーブは、食料をスモークするためにも使われていました)

正解は、「 ① 蒸し風呂 」でした。

2000年以上前のフィンランドでは、サウナは元々食料を貯蔵するための場所として使用されてきました。また、小屋の中で薪を使用し、食べ物をスモークするための用途としても使用されていたようです。

それが時間の経過とともに、沐浴を行うための場所に変化していき、『蒸し風呂』の意であるサウナという名が定着したとされています。