銭湯の背景絵の定番といえば? |浴場の小ネタ(57)
出典:photoAC(銭湯は昭和の雰囲気がひしひしと伝わってきて落ち着きますね)
レトロな雰囲気を満喫できる日本の銭湯。一時は廃れたかと思われた銭湯ですが、昭和レトロブームやスーパー銭湯の増加などにより、再び活況を呈しています。
これを受けて、古くからある銭湯の中には、古き良きレトロな雰囲気は残しながら、外国人や若い人が利用しやすいような工夫を凝らすところも増えており、娯楽的な意味での銭湯通いもちょっとしたブームになっています。
情緒ある背景絵を眺めながら、広々とした銭湯の湯船にしっかり浸かると、日頃のストレスや疲れも吹っ飛びますね。ではこの銭湯の背景絵の定番といえば何でしょうか?
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浴場の小ネタは3択クイズ。正解はどれ?
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浴場の小ネタ「銭湯の背景絵の定番といえば?」の答えはこちら
出典:photoAC(銭湯の背景絵の定番といえば、名山「富士山」です)
正解は、「 ② 富士山 」でした。
銭湯の背景絵といったときに私たちが真っ先に思い浮かべるのは、富士山ではないでしょうか。銭湯の背景絵として初めて富士山が描かれたのは、なんと今から100年以上前、1912年(大正元年)。富士山が描かれたのは、東京・神田にあった「キカイ湯」で、絵師がペンキを用いて描き上げたそうです。
その後ペンキで描く富士山は関東全域に広がり、銭湯といえば富士山、というイメージにつながりました。ちなみに山梨県の日帰り温泉「湯殿館」には、男湯と女湯両方に巨大な富士山が描かれています。これは銭湯絵師として名を馳せた中島盛夫氏による力作で、山梨側から見た富士山の威風堂々とした姿は見ごたえがあります。