【片山津温泉】源泉かけ流し|浮御堂のライトアップ
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湯あがり ぽか子
温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!
石川県加賀市の柴山潟畔に広がる片山津温泉は加賀温泉郷を代表する温泉地のひとつです。
約70℃前後の高温泉が湧き出る源泉かけ流しの湯は、保温効果が高く「熱の湯」として古くから湯治客に親しまれてきました。
柴山潟の四季折々の景観を望む温泉宿や地元の人々にも愛される総湯では、新鮮な源泉かけ流しの湯を心ゆくまで楽しめます。
湖上に浮かぶ浮御堂や加賀の食文化、周辺の観光スポットも充実しており、温泉と観光を満喫できる魅力的な片山津温泉に出かけてみませんか?
目次
柴山潟を望む片山津温泉の歴史と成り立ち

出典:片山津温泉観光協会
片山津温泉の歴史は1653年、柴山潟の湖中から湧き出る温泉が舟人によって発見されたことに始まると伝えられています。
江戸時代前期に開湯したのち湯治場として発展し、明治時代には温泉地としての基盤が整えられました。
昭和期には北陸を代表する温泉リゾートとして多くの観光客が訪れるようになり、潟湖の風景とともに親しまれてきました。
片山津温泉の最大の魅力は柴山潟という美しい潟湖に面した立地です。
周囲約7kmの柴山潟は白山からの水が流れ込み、春の桜、夏の湖上花火、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の景観が楽しめます。
温泉街から望む柴山潟と白山連峰の眺めは、多くの旅行者を魅了してきました。
加賀温泉郷は片山津温泉・山代温泉・山中温泉から成る北陸屈指の温泉エリアで、それぞれ異なる泉質と歴史を持ちます。
片山津温泉は塩化物泉の「熱の湯」として知られ、保温力の高い湯が特徴です。
また、北陸新幹線の延伸により最寄りの加賀温泉駅へのアクセスも改善し、より訪れやすい温泉地となっています。
片山津温泉総湯で気軽に源泉かけ流し体験

出典:片山津温泉観光協会
片山津温泉の中心部にある総湯は地元の人々と観光客が気軽に源泉かけ流し(ろ過循環方式併用)の湯を楽しめる日帰り温泉施設です。
柴山潟を一望できる開放的なロケーションが魅力。
施設はモダンな設計で、清潔感があり初めての方でも利用しやすい雰囲気となっています。
「森の湯」では緑豊かな景色を、「潟の湯」からは前面に広がる柴山潟の水面を眺めながら入浴を楽しめ、四季の風景とともに温泉を満喫できます。
施設周辺の砂走公園には無料の足湯「えんがわ」もあり、散策の途中に気軽に立ち寄れます。
また、館内にはガラス張りの店内から雄大な自然の風景を眺めながら休憩ができる「まちカフェ」や、温泉たまごを販売している売店があり、温泉後のひとときをゆったりと過ごせます。
料金は大人500円とリーズナブルで、営業時間は6時から22時まで。
朝湯や夜の温泉も楽しめる利便性の高さが魅力です。
片山津温泉で源泉かけ流しを楽しめる温泉宿

出典:湖畔の宿 森本
片山津温泉には、湯量豊富な源泉を活かした温泉を楽しめる宿が点在しています。
それぞれの宿が独自の魅力を持ち、旅のスタイルに合わせて選べるのも特徴です。
「かのや光楽苑」は柴山潟に面した立地にあり、湖畔の景色を眺めながら入浴できる温泉旅館です。
落ち着いた雰囲気の大浴場や露天風呂では、片山津温泉の湯を心地よい温度に調整して楽しめます。
加賀の旬を取り入れた会席料理も評判で、温泉と食の両方を満喫したい方におすすめです。
「季がさね」は、木のぬくもりを感じる落ち着いた雰囲気の宿。
温泉は肌ざわりがやさしく、ゆっくりと湯浴みを楽しめます。
露天風呂付き客室からは柴山潟を望むことができ、静かな環境で贅沢な時間を過ごせます。
「湖畔の宿 森本」は、2種類の貸切風呂があり、周囲を気にせず入浴できるのが魅力。
館内施設も充実しており、料理では名物の能登牛や、のどぐろの土鍋ご飯が人気です。
どの宿も片山津温泉ならではの湯と加賀の味覚を満喫できます。



