出典:PIXTA

<2022年版>有馬温泉、見るべき春の絶景スポット5選と花見の宿

更新日:2022年9月9日

この記事を書いた人

たけちゃん

普段はパソコンと向き合うデスクワーク、休日は疲労回復&リラックスのために温泉を訪れるのが定番の過ごし方。温泉情報には常にアンテナを張って、気になる温泉があるとちょっと遠くてもドライブがてら遠出します。山の中にある温泉や海の近くなど、自然の中にある温泉が好きです。温泉でリフレッシュした後は、近隣のおすすめグルメをチェックするのも恒例です。

兵庫県にある「有馬温泉」は、江戸時代の頃から桜の名所として知られてきました。現在でも桜の見頃である4月上旬から4月中旬頃にかけて、さまざまな場所で美しい桜を見ることができます。今回は、有馬温泉の桜をはじめとする春の絶景スポットとおすすめの旅館をご紹介します。

有馬温泉周辺、春の絶景スポット5選

1. 【しだれ桜】200年の時を超え、今なお咲き誇る華麗なる桜「善福寺」

提供:神戸観光局

「善福寺(ぜんぷくじ)」山門をくぐると現れる枝垂れ桜(しだれざくら)の大木。樹齢280年を越える一重の枝垂れ桜は「糸桜(いとざくら)」と呼ばれ神戸市民の木に指定されています。4月上旬にはライトアップされた桜を眺めながら芸妓衆の踊りに魅了される「有馬温泉夜桜茶会」(1,000円)が開かれます。

桜の見頃:4月上旬から4月中旬頃まで。
※その年の天候等によって開花時期が異なりますので、訪れる際は事前にご確認ください。

<施設詳細>
・住所:兵庫県神戸市北区有馬町1645

2. 【さくら】夜間は赤い欄干と桜の幻想的な世界に。「有馬川沿いの桜並木」

提供:神戸観光局

「ねね橋」や「太閤橋(たいこうはし)」がかかる有馬川沿いの道には、「さくらの小径」と呼ばれるソメイヨシノの桜並木が続きます。親水公園から見上げるねね橋と覆いかぶさるように咲き乱れる桜は、絶好の写真スポットです。また、夜間(日没~22:00頃)にはライトアップが行われ、ねね橋の赤い欄干と桜の共演が幻想的な世界を繰り広げます。

見頃:4月上旬から4月中旬頃

<スポット詳細>
・住所:兵庫県神戸市北区有馬町

3. 【梅・さくら】ライトアップ期間は無料で自由に散策可能「有馬温泉 太閤の湯」

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

太閤の湯(@taikounoyu)がシェアした投稿

「太閤四季彩園(たいこうしきさいえん)」の敷地内にある歴史古道では、3月下旬から梅が、4月上旬からは桜が見頃を迎えます。桜の時季は、太閤四季彩園内にある約150本の桜が30基の大型照明でライトアップ(18:00~23:00頃)され大変見応えがあります。ライトアップ期間中は、温泉娯楽施設「有馬温泉 太閤の湯」を利用しなくても敷地内を自由に散策できます。

<施設詳細>
・住所:兵庫県神戸市北区有馬町池の尻292-2
・電話番号:078-904-2291

4. 【梅・桜】樹齢200年越えの美しい八重の紅梅としだれ桜「林渓寺」

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

Tomoyuki_Kidu(@arima_people)がシェアした投稿

「林渓寺(りんけいじ)」には、「未開紅(みかいこう)」と名付けられた樹齢200年以上の紅梅があり、毎年3月下旬になると紅色の美しい八重の花が咲きます。この梅の実を食べると子宝に恵まれるという言い伝えがあり、そのため林渓寺は江戸時代から「子授け(こさずけ)の寺」として知られてきました。4月上旬からは枝垂れ桜(しだれざくら)の見頃を迎えます。

<施設詳細>
・住所:兵庫県神戸市北区有馬町1644
・電話番号:078-904-0213

5. 【桜〜新緑】ダイナミックな自然を見ながら空中散歩「六甲有馬ロープウェー」

提供:六甲有馬ロープウェー

六甲山頂と有馬温泉を約12分間で結ぶ「六甲有馬ロープウェー」(片道:大人/1,030円 小人/520円、往復:大人/1,850円 小人/930円)。

4月には「山桜」と「タムシバ」、4月後半には「コバノミツバツツジ」、5月は「ヤマボウシ」の白い花と新緑、6月は中旬ごろから「クマノミズキ」の黄白色の花が沿道一面に咲き乱れ、どの時季も心踊るような空中散歩が楽しめます。

また快晴日には、ロープウェーの西側から瀬戸内海に浮かぶ「小豆島(しょうどしま)」が見えることもあります。

<スポット詳細>
・住所:兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-336(六甲山頂駅)
・電話番号:078‐891-0031
・営業時間:9:30〜最長21:30 ※時季や曜日によって異なる
・定休日:なし

春の絶景を宿でも楽しむ。有馬温泉のおすすめ宿3選

1. 壮大な落葉山と美しい滝川の絶景を独占できる宿「月光園 鴻朧館」

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

toshinyan(@toshika_parfait)がシェアした投稿

「月光園 鴻朧館(げっこうえん こうろうかん)」の魅力は、目の前に迫る壮大な「落葉山(おちばやま)」に咲く桜、眼下の「滝川」という美しい景観を館内随所から堪能できること。大きなガラスから見る絶景はまるで一枚の絵画のようです。また、姉妹館「游月(ゆうげつ)山荘」の滝川沿いにある露天風呂は、自家源泉「金泉」の源泉掛け流し。川のせせらぎや山の木々のざわめきに耳を傾けながら、自然との一体感を味わえます(鴻朧館の宿泊者は利用可能)。

<施設詳細>
・住所:兵庫県神戸市北区有馬町318
・電話番号:078-903-2255
・大人1名料金目安(1室2名宿泊・朝夕食事付き):19,250円〜

2. ファミリー向けの施設&サービスが充実。自家金泉の温泉「元湯 龍泉閣」

 

懐かしい趣の「元湯 龍泉閣(りゅうせんかく)」は、赤いカーペットが敷かれた玄関ロビーが昭和レトロな雰囲気を漂わせます。子供に優しい宿をコンセプトに、子供の遊び場、おもちゃの貸し出しなど子供連れの家族に嬉しいサービスや気遣いが満載です。

男女別の露天風呂と館内浴場では、20種の効能があるとされる金泉に夜通し浸かることができ、貸し切り露天風呂では桜を独占したリラックス時間を過ごすことができます。

<施設詳細>
・住所:兵庫県神戸市北区有馬町ウツギ谷1663
・電話番号:078-904-0901
・大人1名料金目安(1室2名宿泊・朝夕食事付き):12,100円〜

3. 創業700年。有馬温泉の高台に位置する五つ星の老舗旅館「兵衛向陽閣」

提供:兵衛向陽閣

「兵衛向陽閣(ひょうえこうようかく)」は、老舗の風格を随所に感じさせる人気旅館です。自慢の金泉をさまざまな趣向の大浴場・露天風呂で楽しむことができます。大浴場「一の湯」では、大きな一面のガラスの窓から満開の桜を堪能でき、9階庭園にある湯治場風の「三の湯」では庭園の花を間近で見ながらお風呂に浸かれます。また、旬の素材をふんだんに使った会席料理をはじめ、炭火焼会席やバイキングなどの選べる食事は宿泊客から高く評価されています。

<施設詳細>
・住所:兵庫県神戸市北区有馬町1904
・電話番号:078-904-0501
・大人1名料金目安(1室2名宿泊・朝夕食事付き):22,000円〜

有馬温泉は桜は見応え十分。次の旅は有馬温泉へ春の絶景を愛でに出かけませんか?

提供:神戸観光局

今回は有馬温泉で見られる春の絶景スポットとおすすめ宿を紹介しました。温泉街を飾る桜を愛でながら、寺社や名所を巡るのは春ならではの楽しみです。今回の記事を参考に有馬温泉への春の旅を計画されてはいかがでしょうか。