【熊本】自然あふれる「黒川温泉」2泊3日旅!温泉三昧&郷土料理を堪能


更新日:2020年12月04日

熊本県阿蘇地方にある黒川温泉街は、12月になると辺り一面が幻想的な冬景色に包まれます。寒い中、ゆっくり温泉旅行というのはなんとも風情があるものです。温泉宿とグルメ、お土産店が集まる黒川温泉街なら、2泊3日で心ゆくままに温泉旅行を楽しみ尽くすことができます。ここでは温泉と地元グルメを堪能できる黒川温泉2泊3日の旅行プランをご紹介します。

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この旅行プランはこんな人におすすめ

・2泊3日で温泉旅行に出かけたい
・有名観光地はしっかりと見ておきたい
・郷土料理を堪能したい

旅のしおり

【Day 1

ゆったりお昼からのスタートです。観光に費やす時間がたっぷりあり、余裕をもって回れるスケジュールです。

〈12:00〉 黒川温泉バス停に到着
〈12:30〉わろく屋で三種のカレーを堪能
〈14:20〉風の舎で温泉手形を購入
〈14:40〉お宿のし湯で入浴
〈16:30〉黒川温泉街を散策
〈17:30〉ホテルにチェックイン

Day 2】

〈10:00〉清流の森で自然探索
〈12:00〉とうふ吉祥でランチ
〈13:30〉御客屋で入浴
〈17:00〉ホテルにチェックイン

Day 3】

〈10:30〉こうの湯で入浴
〈12:30〉辻の茶屋でランチ
〈14:30〉黒川温泉街でお土産散策
〈16:30〉黒川温泉バス停を出発

 

黒川温泉23日観光のスタート!

【Day1】黒川温泉バス停に到着

〈12:00〉
黒川温泉バス停に到着したら、黒川温泉2泊3日観光のスタートです!

<参考>
【高速バス】福岡空港から高速バスで約2時間半
【新幹線】博多駅から日田駅→バスに乗り換え杖立(つえたて)、小国を経由して約3時間半

かやぶき屋根の黒川温泉バス停がお出迎え。

これから始まる2泊3日の黒川温泉旅行を考えると、わくわくした気持ちが胸いっぱいに広がります。

まずはお腹を満たすために、絶品カレーが食べられると評判の「わろく屋」へ向かいます。

<施設詳細>
・住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺 黒川温泉
・観光マップ:Day1 A地点


↓ 徒歩約10分


【Day1】わろく屋で“三種のカレー”を堪能

〈12:30〉
レトロで落ち着いた雰囲気の「わろく屋」。

熊本の高品質で美味しいブランド肉と地元の食材をふんだんに使用した料理が食べられるカフェレストランです。

お店で1番人気の小国まるごと三種のカレー(1,300円)を堪能します。

馬肉を煮込んだカレー、小国ジャージー牛と肥後赤どりを使ったカレー、阿蘇の黒豚を使った黒カレーの3種類が1度に味わえるランチメニューです。

スパイスがピリッとしながらもまろやかなお味になっています。

<店舗詳細>
・住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6600-1
・電話番号:0967-44-0283
・営業時間:10:00〜18:00
・定休日:木曜日
・観光マップ:Day1 B地点


↓ 徒歩約5分


Day1】風の舎で温泉手形を購入

〈14:20〉
黒川温泉を楽しむためのアイテムでもある観光案内所 風の舎で温泉手形(1,300円)を購入しましょう。

提供:黒川温泉観光旅館協同組合

温泉手形を持っていると、黒川温泉街にある28か所の温泉の中から3か所を自由に選んで入浴することができます。

ほとんどの温泉宿が日帰り入浴料金を500円に設定しているため、お得に温泉を楽しめます。

では、温泉手形を持って温泉へ向かいましょう。

<店舗詳細>
・住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6594-3
・電話番号:0967-44-0076
・営業時間:9時00分~18時00分
・観光マップ:Day1 C地点


↓ 徒歩約2分

Day1】お宿 のし湯で入浴

〈14:40〉
風の舎からほど近い場所にあるお宿 のし湯で、雑木林に囲まれた自然味あふれる野天風呂を楽しみます。

12月になると雑木林は冬景色になるようです。自然鑑賞と入浴を同時に満喫することができます。

お宿 のし湯の野天風呂は広々していて、開放感に満ちあふれています。

かなり広いお風呂ですので、1番居心地の良い場所を見つけて入浴するのも楽しみの1つです。

この時間帯に入浴すると、日光が木々の間からたっぷりと差し込みます。忙しい日常を忘れて幻想的な空間にどっぷりと浸かりましょう。

<店舗詳細>
・住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6591-1
・電話番号:0967-44-0308
・営業時間:8:30〜21:00
・観光マップ:Day1 D地点


↓ 徒歩約5~10分

【Day1】黒川温泉街を散策

〈16:30〉
お宿 のし湯で野天風呂を満喫したら、黒川温泉街を歩いて温泉地気分を味わいましょう。

通りは思い思いに過ごす観光客の姿で賑わいをみせています。

温泉と飲食店、お土産店がギュッと集まっているところも黒川温泉街の魅力です。川のせせらぎや冬を感じる風など、大自然を満喫しながら散策してみてくださいね。


↓ 徒歩約5分

【Day1】ホテルにチェックイン

〈17:30〉
黒川温泉街にある宿泊施設にチェックイン。

1日目の黒川温泉旅行はまだ終わりではありません。12月になると、夕方5時を過ぎる頃にはすっかり辺りは暗くなります。

お店や温泉宿に温かみのある明かりが灯り、街全体が幻想的な雰囲気に包まれます。

さらに街を幻想的に彩るのが、黒川温泉街の中心部にある「丸鈴橋(まるすずばし)」一帯で開催される「湯あかり」というイベントです。12月下旬~3月下旬までの期間限定で、日暮れ時~22時まで竹筒や竹細工の中にあかりが灯されます。

出典:写真AC

湯あかりを鑑賞するためにこの地を訪れる方も多い、黒川温泉街の冬の風物詩です。黒川温泉街でしか味わうことができないイベントをぜひお楽しみください。

Day2

ホテル出発。


↓徒歩20分

【Day2】清流の森で自然探索

〈10:00〉
ホテルを出て、自然散策を楽しむために清流の森へと向かいましょう。

清流の森は渓谷とくぬぎ林、草原からなる自然味あふれる公園です。

広大な森は8つのゾーンに分けられていて、それぞれのテーマの森を楽しむことができます。

遊歩道が整備されていることを除いては、ほとんど人の手が加えられていません。ありのままの阿蘇の大自然に触れられる貴重なスポットです。

12月の清流の森は、辺り一面すっかり冬景色に包まれています。植物や川からあふれ出るマイナスイオンを胸いっぱい吸い込み、心身ともにリフレッシュしましょう。

<施設詳細>
・住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺瀬の本
・電話番号:0967-42-1444(南小国町観光協会)
・営業時間:出入り自由
・観光マップ:Day2 A地点


↓徒歩20分

Day2】とうふ 吉祥でとうふ定食をいただく

〈12:00〉

ランチはとうふ吉祥(きっしょう)で「とうふ定食」をいただきましょう。

とうふ定食は松竹梅の3種類があります。その中でも今回は最も注文されることが多い「梅」(1,600円)をいただきます。

品数が多く見ているとワクワクしてきます。古民家風の純和風の造りで落ち着いた雰囲気の中、食事を楽しむことができます。

国産の原料を使い、昔ながらの製法で作られた豆腐はしっかりとした噛みごたえでお腹も満たされます。冬の時期は、ひとり用の小鍋を使い湯豆腐にすることができます。散策で冷えた体を温めてくださいね。

<店舗詳細>
・住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6618
・電話番号:0967-44-0659
・営業時間:10:30〜17:00
・定休日:金曜日
・観光マップ:Day2 B地点


↓ 徒歩約5~10分

【Day2】御客屋で立ち寄り入浴

〈13:30〉
1722年に創業された、黒川温泉街で最も古い歴史を持つ御客屋(おきゃくや)へと向かいます。

提供:御客屋

心のこもった丁寧な接客と、隅々まで掃除が行き届いた清潔感あふれる館内で人気の温泉宿です。

磨き上げられ黒光りしている美しい床にはただただ驚かされるばかりです。御客屋では3つのお風呂(露天風呂・屋根付き露天風呂・内湯)を立ち寄り入浴として利用することができます。

提供:御客屋

露天風呂の湯は300年以上こんこんと湧き続ける温泉水。肥後国熊本藩最後の藩主・細川護久公(ほそかわ もりひさ)歴史に思いを馳せながらゆっくりと温泉をお楽しみください。

提供:御客屋

<店舗詳細>
・住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6546
・電話番号:0967-44-0454
・営業時間:8:30〜21:00
・観光マップ:Day2 C地点


↓ 徒歩約10分~15分

【Day2】ホテルにチェックイン

〈17:00〉
黒川温泉街にある宿泊施設にチェックインします。

最終日にそなえてゆっくり休みましょう。

【Day3】

ホテル出発。


↓徒歩約10分~15分

【Day3】こうの湯で入浴

〈10:30〉
最終日となる3日目は温泉からスタートします!

日本一深い立ち湯がある温泉宿として知られるこうの湯へと向かいます。

提供:こうの湯

黒川温泉街の中心部から少し離れた高台にあり、静かでどこか懐かしい雰囲気に包まれた温泉宿です。

提供:こうの湯

こうの湯では露天風呂や立ち湯を日帰り入浴として利用することができます。立ち湯は男性用が160cm、女性用は130cmもの深さがあります。つかまれるように太い木の棒が設置されていますが、入浴する時は十分にご注意くださいね。

<施設詳細>
・住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6784
・電話番号:0967-48-8700
・営業時間:8:30〜21:00
・観光マップ:Day3 A地点


↓徒歩約15分

【Day3】味処 辻の茶屋で熊本名物“だんご汁定食”を堪能

〈12:30〉
ランチは緑の暖簾が目に鮮やかな食事処 辻の茶屋(つじのちゃや)で、熊本名物だんご汁(940円)を堪能します。

大きめのかぼちゃや人参、里芋など具だくさんで、野菜の旨味が凝縮した醤油仕立ての汁は、最後の1滴まで飲み干したくなる美味しさです。

箸を進めると、中からツルンとしただんごがたっぷり出てきます。だんご汁のほかに真っ白のご飯、冷奴と自家製お漬物の小鉢がついています。お漬物は小鉢いっぱいに盛り付けられ、ご飯がどんどん進みます。

<店舗詳細>
・住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺7036
・電話番号:0967-44-0385
・営業時間:11:30〜19:30
・定休日:木曜日
・観光マップ:Day3 B地点


↓徒歩約5~10分

【Day3】黒川温泉街でお土産散策

〈14:30〉
黒川温泉街でお土産散策を楽しみます。

どんなお土産を渡したら笑顔になってくれるかなと相手の喜ぶ顔を想像しながらのお土産選ぶのは、本当に楽しいものです。

お土産散策を楽しんだら黒川温泉発祥の逸話にまつわる黒川地蔵尊を訪れましょう。

中に入るとたくさんの入湯手形が絵馬の代わりに奉納されています。

黒川温泉で使いきった入湯手形は、思い出として持ち帰るか、黒川地蔵尊に結ぶのが黒川温泉流です!

【おすすめお土産】パティスリー 麓の「塩麹シュークリーム」

パティスリー 麓(ろく)は、ロールケーキや焼き菓子などを販売する洋菓子工房です。

パティスリー麓のお菓子はどれも美味しいと評判ですが、その中で人気ナンバーワンを誇るのが塩麹シュークリーム(1個250円)です。

皮はサクサクに焼き上げられていて、驚くことに翌朝食べてもサクサクのままです。

中にたっぷり詰まったカスタードクリームはシュー皮とは対照的に濃厚でなめらか。塩麹がカスタードクリームの甘さを最大限に引き出している誰もがうなる絶品シュークリームです。

【おすすめお土産】湯音の「ジャージー牛乳かりんとう」

ジャージー牛乳と地元産品専門店の湯音(ゆのん)で人気ナンバーワンのジャージー牛乳かりんとう(1袋390円)もおすすめです。

ジャージー牛乳は乳脂肪分と栄養価が高く、濃くて甘みが強いのが特徴です。

湯音のジャージー牛乳かりんとうは水を1滴も使っていません。ジャージー牛乳と蜂蜜だけで練り上げられたかりんとうは濃厚で後を引く美味しさです。帰りの道中で食べるおやつとしてもおすすめです。

<店舗詳細>
パティスリー 麓
・住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6610-1
・電話番号:0967-48-8101
・営業日:9:00~17:00
・定休日:火曜日
・観光マップ:Day3 C地点

湯音
・住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6602
・電話番号:0967-44-0777
・営業時間:9:00〜18:00
・定休日:なし
・観光マップ:Day3 D地点


↓徒歩約10分

【Day3】黒川温泉バス停を出発

〈16:30〉
黒川温泉2泊3日観光もここで終わり、まだまだ名残惜しいですが帰路につきます。2泊3日の充実した黒川温泉旅行で心身ともに癒され、リフレッシュされたことでしょう。帰りのバスは黒川温泉で購入したお菓子を食べたり、少し仮眠をとってみたりとゆったりした気持ちでお過ごしください。

観光マップ

【Day1】

A:黒川温泉バス停
B:わろく屋
C:風の舎
D:お宿のし湯

【Day2】

A:清流の森
B:とうふ 吉祥
C:御客屋旅館

【Day3】

A:こうの湯
B:辻の茶屋
C:パティスリー麓
D:黒川温泉 湯音
E:黒川温泉バス停

黒川温泉で温泉三昧の旅へ出かけよう

温泉三昧・王道観光巡り&地元グルメが堪能できる黒川温泉2泊3日の旅行プランをご紹介しました。

温泉にゆっくり浸かり、美味しい郷土料理を食べて心も身体もポカポカ温めましょう。

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