温泉を利用する人が支払う税金といえば? |浴場の小ネタ(13)


出典:shutterstock(温泉に入る時にも税金が必要です)
更新日:2024年5月9日

この記事を書いた人

湯あがり ぽか子

温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉が好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!

私たちが生活するうえで必ず支払っている税金。温泉に入る時にも税金がかかるってご存じでしたか。

1人1日150円が標準となるこの税金、なんという名前なのでしょうか。

立ち寄り湯等の場合、入浴料金のギリギリしか現金の持ち合わせがないと、楽しみにしていた温泉に入れなくなる可能性もあるわけです。湯上がりには喉をうるおしたくもなりますし、この税金をあわせて財布に少し余裕を持って行きましょう。

この税金の名前、次の3つから、正解を当ててください。

 

浴場の小ネタは3択クイズ。正解はどれ?

浴場の小ネタ「温泉を利用する人が支払う税金といえば?」の答えはこちら。


出典:photoAC(温泉に入ると「入湯税」がかかります)

正解は、「 ①入湯税」でした!

入湯税というのは、入湯という行為に対しての課税で、「行為税」といった解釈になっています。施設の種別も宿泊の有無も関係なく、入湯者の入湯行為すべてに課税されるのが本則ですから、立ち寄り湯で温泉に来たという方も支払いましょう。

法律では1人1日150円が標準となっていますが、より安価に設定されている市町村もあるようです。広島県の神石高原町・世羅町が入湯税の最安値で、たったの20円という税額になっているそうですよ。