ピリピリとした湯ざわりのある温泉の成分とは? |浴場の小ネタ(44)


出典:photoAC(様々な泉質が楽しめる日本の温泉)
更新日:2024年12月23日

日本各地には、個性豊かな温泉が数多くあります。中でも、特に温泉による違いを楽しめるのが『泉質』ではないでしょうか。

泉質には様々なものがあり、その効能も豊富ですが、入浴した際に肌で違いが分かるのが『湯ざわり』かと思います。

そして、この湯ざわりの中でも取り分け特徴的なのが、草津温泉などでも有名なピリピリとした湯ざわりを感じる泉質です。

さて、このピリピリ感を感じるお湯ですが、どのような成分の湯なのかご存じですか?

 

浴場の小ネタは3択クイズ。正解はどれ?

浴場の小ネタ「ピリピリとした肌触りのある温泉の成分とは?」の答えはこちら。


出典:photoAC(成分によって、湯ざわりも大きく変わります)

正解は、「 ① 酸性の湯 」でした。

酸性の湯は特有のピリピリとした湯ざわりを持っており、殺菌力も高いのが特徴です。日本では、草津温泉や玉川温泉にある酸性の湯が有名ですね。

ちなみにアルカリ性の湯は、特有のヌルヌルとした湯ざわりを持っており、硫黄を含む温泉はスベスベ感が強いというのが特徴です。それぞれの泉質が持つ肌触りを楽しむのも、温泉巡りのうれしい体験ですね。