湯治は一回何分くらいがベスト? |浴場の小ネタ(68)


出典:photoAC(湯治の入浴時間は長ければいいとは限らない)
更新日:2025年6月9日

この記事を書いた人

湯あがり ぽか子

温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉が好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!

湯治の歴史は古く、すでに奈良時代には行われていたそうです。当時は、温泉に入って病を治し、また武士が合戦などで傷ついた身体を癒していたと言われていますが、まだまだ庶民に手が届くものではありませんでした。

庶民には江戸時代になってから広まってきたようです。疲れを癒やし、病も治してくれる湯治の文化。慌ただしい現在でも、湯治を目的に滞在する方が多い温泉地は数多くあるそうです。ゆっくり休暇を取って、湯治してみたい気持ちになりませんか?

さてその湯治ですが、湯に浸かるのは一回何分くらいがベストでしょう?

浴場の小ネタは3択クイズ。正解はどれ?

浴場の小ネタ「湯治は一回何分くらいがベスト?」の答えはこちら


出典:photoAC(一日に3回程度、各回15分程度温泉に浸かります)

正解は、「 ② 15分 」でした。

湯治は、一日に数回(3回程度)、各回15分程度温泉に浸かるのが基本的な方法です。その他の時間は、無理をせずにのんびりと過ごしましょう。

泉質によって適応症や効果効能が異なりますから、目的にあった泉質の温泉を選んで、湯治の旅に出かけたいものです。