サウナーたちを見守る北欧生まれの妖精とは?|浴場の小ネタ(78)
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湯あがり ぽか子
温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉が好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!
サウナの生まれはフィンランド。長くて寒い冬を乗り切るための手段として、また肉体労働で疲れた体を癒す方法として、国民に愛されてきました。起源は2000年以上も昔で、元々食材をスモークするための施設が、人の体も温める部屋に進化したとされているそうです。
そんなサウナには、サウナーたちを見守る妖精が住んでいるのだとか。長い白髭やとんがり帽子が特徴的な妖精なのですが、その姿を模したサウナ用グッズが作られたり、サウナ施設のキャラクターになっていたりもしています。
さて、サウナ好きには馴染みのある北欧生まれの彼ら、一体何という名前か知っていますか?
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浴場の小ネタは3択クイズ。正解はどれ?
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浴場の小ネタ「サウナーたちを見守る北欧生まれの妖精とは?」の答えはこちら
出典:photoAC(サウナに住んでいる妖精はとんがり帽子をかぶった小人です)
正解は、「 ② トントゥ 」でした。
彼らの名前はトントゥ。小さな人間の姿をしている建物の守り神です。灰色のぼろぼろの服を着ていたり真っ赤な帽子をかぶっていることが多く、クリスマスシーズンにはサンタさんのお手伝いもしています。ツリーのオーナメントなどでもお馴染みなので、ピンと来たかたも多いでしょう。
その昔、家を建てるときに木材を十字に切ったり、炉に火を入れることでその家に守り神が宿るとされてきました。それがトントゥです。日本でも、サウナ施設にやってくる人たちの健康や幸運を、この小人たちが見守ってくれているかもしれません。