【玉川温泉】の強酸性源泉と北投石パワーを満喫|天然岩盤浴の湯治旅


玉川温泉の湯治文化と自炊部|長期滞在で楽しむ源泉かけ流し温泉療養

出典:玉川温泉公式ホームページ

玉川温泉は「療養の湯」として古くから知られ、湯治文化を現代に受け継ぐ温泉地です。

施設はお部屋と食事付きの旅館部と、炊事場を完備した自炊部に分かれており長期滞在の湯治客にも対応。
1週間以上の滞在者も多く、午前中に入浴、昼に岩盤浴、夕方に再び入浴するというリズムで過ごすのが一般的です。

旅館部では栄養バランスの取れた日替わりメニューをビュッフェ形式で提供し、健康的な滞在をサポート。

源泉かけ流しの強酸性泉と天然岩盤浴を組み合わせた療養方法は玉川温泉ならではです。

近年では週末を利用した短期湯治も人気です。

玉川温泉は冬季(概ね11月下旬~4月中旬(時期については公式HPでご確認ください))休業ですが、同じ源泉を使用している姉妹宿の新玉川温泉は通年営業しているのでこの時期はこちらを利用する方も多いそう。

玉川温泉の源泉かけ流し温泉の概要|泉質と特徴を知る

出典:旅東北

玉川温泉の源泉かけ流し温泉は日本一の強酸性泉pH1.2と、単一源泉として日本一の毎分9,000リットルの湧出量を誇ります。

源泉かけ流しとは、温泉が湧き出たままの新鮮な湯を加水や循環濾過をせずに浴槽に注ぎ、溢れた湯をそのまま排出する方式のこと。温泉成分を最も純粋に味わえる贅沢な入浴法です。

大噴から湧き出る源泉を段階的に楽しめるよう、源泉50%と源泉100%の浴槽を備えています。

世界でも稀な塩酸成分を含む酸性泉で、特別天然記念物・北投石の存在が温泉地の象徴でもあります。

11種類もの浴槽があり、気泡湯、寝湯、蒸気湯・箱蒸し湯など、多彩な入浴スタイルが楽しめます。

玉川温泉の源泉かけ流し温泉概要

項目 詳細
泉質 酸性‐含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)・アルミニウム‐塩化物泉
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、うちみ、冷え性、疲労回復、健康増進などに加え、慢性皮膚病、慢性婦人病、動脈硬化症など泉質別適応症にも効果があるとされます。
源泉温度 約98℃(大噴)
pH値 1.2(強酸性・日本一)
湧出量 毎分約9,000リットル(単一源泉として日本一)
特徴 世界でも珍しい塩酸成分を含む日本一の強酸性泉。単一源泉として日本一の湧出量を誇る「大噴」から湧き出し、11種類の浴槽で源泉かけ流し温泉を段階的に楽しめます。北投石を含む鉱物により低放射線ホルミシス効果が期待され、天然岩盤浴場や屋内岩盤浴施設も整備。湯治文化を継承し、自炊部を備えています。営業期間は4月中旬〜11月下旬(玉川温泉は冬季休業・新玉川温泉は通年営業)。日帰り入浴は10:00~15:00(最終受付14:30)。
参考 玉川温泉 公式サイト

※源泉温度、pH値、湧出量は季節や測定時期により変動する場合があります。営業期間・日帰り入浴時間は変更の可能性がありますので、詳細は公式サイトをご確認ください。

玉川温泉の魅力

出典:玉川温泉公式ホームページ

玉川温泉はpH1.2の日本一の強酸性泉と、毎分9,000リットルの日本一の湧出量を誇る世界的にも稀有な源泉かけ流し温泉です。

大噴から轟音とともに噴き出す98℃の高温泉はまさに大地の息吹。

特別天然記念物・北投石を含む天然岩盤浴では、自然治癒力を高める癒しの体験ができます。

湯治文化を今に伝える自炊部や周辺の八幡平・田沢湖などの観光スポットも充実。

十和田八幡平国立公園の豊かな自然に包まれた玉川温泉で心身ともに癒される極上の温泉旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。