【東山温泉】で源泉かけ流しの名湯と会津若松城を巡る旅
目次
東山温泉で味わう会津郷土料理|こづゆと地元グルメの魅力

東山温泉での滞在をより豊かにするのが、会津ならではの郷土料理です。
中でも「こづゆ」は会津を代表する郷土料理で、ホタテの貝柱で出汁をとった上品な味わいの汁物です。
里芋、にんじん、しいたけ、きくらげ、糸こんにゃくなどの具材が入り、冠婚葬祭などハレの日に欠かせない料理として会津の人々に親しまれてきました。
薄味ながらも深い旨みがあり、体に優しい味わいが特徴です。
東山温泉の旅館では、こづゆをはじめとする会津郷土料理を会席料理の一品として提供しているところが多く、宿泊しながら本格的な郷土の味を楽しめます。
その他にも、会津の郷土料理には馬刺し、にしんの山椒漬け、棒たら煮、鰊の昆布巻きなど、独特の食文化が息づいています。
会津若松市内には郷土料理を提供する飲食店も多く、東山温泉街にも地元の食材を活かした料理を味わえる店舗があります。
温泉で体を癒した後は会津の豊かな食文化に触れることで、旅の満足度がさらに高まるでしょう。
東山温泉の源泉かけ流し温泉|泉質と効能

出典:会津若松観光ナビ
東山温泉は約1,300年の歴史を持つ奥羽三楽郷のひとつに数えられる名湯です。
天平年間に名僧・行基によって発見されたと伝えられ、古くから多くの人々に親しまれてきました。
豊富な湧出量を誇り、多くの温泉宿で源泉かけ流しの温泉を楽しむことができます。
無色透明のさらりとした湯は肌触りが良く、湯あたりしにくいため長時間の入浴に適しています。
硫酸塩泉の泉質は神経痛や筋肉痛、関節痛など様々な症状への効能が期待できます。
竹久夢二や与謝野晶子など、数多くの文人墨客に愛された温泉地としての歴史も残ります。
東山温泉の源泉かけ流し温泉詳細
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 泉質 | 硫酸塩泉(カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉) |
| 効能 | リウマチ性疾患・運動器障害・慢性皮膚疾患・創傷・虚弱児童・慢性婦人科疾患・更年期障害・動脈硬化症・高血圧症・痛風及び高尿酸血症 |
| 源泉温度 | 50~60℃ |
| pH値 | 中性~弱アルカリ性(pH7~8程度) |
| 湧出量 | 毎分 約1,500リットル |
| 特徴 | 約1,300年の歴史を誇る奥羽三楽郷のひとつ。豊富な湯量により多くの宿で源泉かけ流しを実現。無色透明のさらりとした湯で湯あたりしにくく長湯もしやすい。竹久夢二や与謝野晶子など多くの文人墨客に愛された名湯。 |
| 参考 | 東山温泉観光協会 公式WEBサイト |
東山温泉の魅力

出典:会津若松観光ナビ
会津若松の奥座敷として親しまれる東山温泉は、約1300年の歴史を誇る名湯です。
名僧・行基によって発見されたと伝わり、古くは会津藩の湯治場として栄えてきました。
清らかな湯川沿いに温泉宿が立ち並び、川のせせらぎとともに湯けむりが漂う情緒あふれる温泉街。
泉質は硫酸塩泉で、肌にやさしく「美肌の湯」としても評判です。
老舗旅館「向瀧」をはじめ、露天風呂から四季の自然を望める宿や、気軽に立ち寄れる日帰り温泉も充実しています。
湯上がりには地元食材を使った会津料理や地酒を楽しむのもおすすめ。
また、温泉街から車で10分ほどの会津若松城(鶴ヶ城)や飯盛山など、歴史スポットへのアクセスも良く、観光拠点としても魅力的です。
静かな自然と歴史の息づく街並み、そして心をほぐす名湯。東山温泉は心身ともに癒やされる会津の隠れた名所です。



