【日光湯元温泉】源泉かけ流し|湯滝と戦場ヶ原ハイキングの旅


湯ノ湖畔の遊歩道散策と奥日光の自然体験


出典:奥日光湯元温泉旅館協同組合

湯ノ湖は三岳の噴火で湯川がせき止められてできた湖で、周囲は約3キロメートル。

三方を山で囲まれた静かで神秘的な雰囲気が漂います。

湖岸には散策路があり1時間ほどで一周でき、広葉樹と針葉樹の原生林が変化に富んだ手つかずの自然を楽しませてくれます。

10月上旬から中旬には赤・黄・茶と色とりどりの紅葉が見られ、奥日光を代表する紅葉スポットとなっています。

また、マス釣りの名所でもあり、5月から9月の解禁期間には多くの釣り人で賑わいます。

湯ノ湖周辺には日光湯元温泉スキー場もあり、冬季にはスキーやスノーシューも楽しめます。

標高1500メートル近い奥日光は夏でも平均気温が約18度と涼しく、避暑地としても最適です。

日光湯元温泉の源泉かけ流し温泉とは


出典:奥日光湯元温泉旅館協同組合

日光湯元温泉は788年に勝道上人によって発見され、それ以来湯治場として長い間親しまれてきた歴史ある温泉地です。

日光の奥座敷といわれ、濃厚な硫黄泉として知られています。

泉質は硫化水素型の硫黄泉で神経痛や筋肉痛、関節痛、高血圧、動脈硬化、糖尿病、皮膚病などに効果があるとされています。

湯元温泉の各旅館は源泉から直接お湯を引いており、循環濾過を一切行わない源泉かけ流しで提供されています。

温泉の色は緑や白などに変化し、湯の花が浮かぶのが特徴。

温泉街には硫黄の香りが漂い、奥日光ならではの情緒を感じられます。

源泉地は温泉街のはずれの湯ノ平湿原にあり、各旅館への配湯だけでなく近隣の光徳温泉や中禅寺温泉にも分湯されています。

日光湯元温泉 源泉かけ流し温泉概要

項目 詳細
泉質 硫黄泉(硫化水素型)、一部は含硫黄-カルシウム-ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性皮膚病、高血圧、動脈硬化、糖尿病、冷え性など
源泉温度 約49.3〜78.9℃
pH値 約6.0〜6.5(弱酸性〜中性)
湧出量 約1,500リットル/分(豊富な湯量)
特徴 白濁した乳白色の濁り湯、湯の花が浮かぶ、硫黄臭が漂う、源泉100%かけ流し、色は白や緑に変化
参考 日光湯元温泉旅館協同組合公式サイト

日光湯元温泉の魅力


出典:奥日光湯元温泉旅館協同組合

日光湯元温泉は約1200年の歴史を持つ由緒ある温泉地で、濃厚な硫黄泉の源泉かけ流し温泉を楽しめます。

白濁した乳白色の湯は神経痛やリウマチなどに効果があり、湯ノ湖畔の静かな温泉街で心身ともに癒されます。

幅約70メートル、落差約110メートルの湯滝の迫力と400ヘクタールに及ぶ戦場ヶ原の大湿原では、ラムサール条約に登録された貴重な自然を満喫できるハイキングコースも整備されています。

温泉寺での日帰り入浴や無料の足湯「あんよの湯」など、気軽に源泉かけ流し温泉を体験できる施設も充実。

春の新緑、夏の避暑、秋の紅葉、冬のスキーと、四季折々の楽しみ方ができる日光湯元温泉で、源泉かけ流しの硫黄泉と奥日光の雄大な自然に包まれた至福の温泉旅をお楽しみください。