【湯河原温泉】源泉かけ流しと「湯河原梅林」早春の絶景
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湯あがり ぽか子
温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!
神奈川県の南西部に位置する湯河原温泉は、万葉集にも詠まれた歴史ある名湯として知られています。
相模湾に近い温暖な気候に恵まれたこの地では、2月から3月にかけて約4,000本の梅が山の斜面を紅白に染め上げ、訪れる人々を魅了します。
湯河原温泉の魅力のひとつが、豊富な湯量を誇る源泉を活かした温泉です。
弱アルカリ性のやさしい泉質の湯を楽しめる施設が多く、湯上がりの保温性も良いのが特徴です。
早春の梅の香りに包まれながら湯河原温泉の名湯に浸かり、日常の疲れを癒す特別な時間を堪能するのはいかがでしょうか。
目次
湯河原梅林の絶景と早春の楽しみ方

湯河原梅林は幕山公園の山の斜面に広がる関東屈指の梅の名所です。
約4,000本の紅梅と白梅が2月上旬から3月上旬にかけて見頃を迎え、山全体が淡いピンク色に染まる光景は圧巻の美しさです。
標高差のある斜面に植えられた梅は上から下まで順次開花していくため、長い期間にわたり花を楽しむことができます。
毎年開催される「梅の宴」では、梅林のライトアップや地元特産品の販売、郷土芸能の披露など、様々なイベントが催されます。
梅林の遊歩道を散策すれば、早春の梅の香りを感じながら散策を楽しむことができます。
山頂付近からは相模湾を一望でき、青い海と紅白の梅のコントラストが生み出す絶景が広がります。
幕山公園へは湯河原駅からバスで約15分でアクセスできます。
梅の宴期間中は臨時バスも運行されるためアクセスも便利です。
散策後は温泉街に戻り、温泉で冷えた体を温めるのがおすすめです。
早春の湯河原梅林と温泉を組み合わせた旅は、この時期ならではの贅沢な体験となるでしょう。
湯河原温泉の源泉かけ流しが持つ歴史と魅力
湯河原温泉の歴史は古く、万葉集には「足柄の土肥の河内に出づる湯」と詠まれ、約1,300年前から温泉地として知られていました。
江戸時代には旅人の湯治場として栄え、明治以降は夏目漱石、芥川龍之介、谷崎潤一郎など多くの文豪に愛されました。
彼らが逗留した温泉宿も今なお残り、文学の薫り漂う温泉地としての風情を保っています。
湯河原温泉の特徴は、町内に複数の源泉があり豊富な湯量が湧出していることです。
このため、源泉そのままの湯を楽しめる旅館や日帰り温泉施設が多く、新鮮な温泉の心地よさを味わえます。
泉質はナトリウム・カルシウム‐塩化物・硫酸塩泉で、無色透明ながら成分が豊富で、肌あたりのやさしい弱アルカリ性の湯も多く、湯上がりの保温性にも優れています。
源泉かけ流しにこだわる湯河原温泉の名旅館と宿泊情報

出典:青巒壮
湯河原温泉には源泉を活かした湯づかいにこだわる老舗旅館が多くあります。
「上野屋」は江戸時代よりはじめたと伝えられている老舗旅館で、自家源泉を持つ純和風の宿です。
貸切風呂、天空足湯や露天風呂付き客室などで源泉を楽しめ、相模湾の海の幸と地元野菜を使った会席料理も評判です。
「大野屋」は自家源泉を所有し、館内の浴槽で豊富な湯を楽しめる老舗旅館です。
露天4つ、内湯2つの6つの湯めぐりが楽しめ、天候が良ければ星空を眺めながら入浴できる展望貸切露天風呂があります。
季節の食材を活かした会席料理も魅力です。
「青巒荘」は文豪ゆかりの宿として知られ、文人墨客に愛された歴史ある旅館です。
白龍の滝の瀑下にあり季節の彩りを楽しみながら入浴できる仙境野天風呂や笹の葉の音に癒される竹林の湯など、野趣あふれる露天風呂を味わえます。




