【和歌山】冬の「南紀白浜温泉」を楽しむ1泊2日旅!温泉三昧&絶景スポットを巡る

更新日:2021年1月29日

寒い冬には温かい温泉に浸かり、美味しいグルメを堪能したいという方も多いのではないでしょうか。今回はそんな願いを叶えてくれる和歌山県の「南紀白浜(なんきしらはま)温泉」1泊2日旅プランをご紹介します。 南紀白浜温泉は日本三古泉に選ばれるほど歴史のある温泉で、周辺が海に囲まれており、新鮮な海の幸をいただけるグルメスポットもたくさんあります。また大自然を感じられる定番絶景スポットも多いです。今回は五感を満足させてくれる南紀白浜温泉1泊2日旅プランをご紹介します。

この旅行プランはこんな人におすすめ

・1泊2日で温泉旅行に出かけたい
・絶景を見てみたい
・その土地のグルメを堪能したい

旅のしおり

【Day1】

〈11:00〉白浜バスセンターに到着
1泊2日観光のスタートです!

〈11:30〉海ごはん山ごはん マルキヨでランチ
幻の高級魚「くえ」が味わえます。

〈13:30〉崎の湯で入浴
太平洋を望みながら入浴を楽しみます。

〈15:00〉白浜エネルギーランドで五感を刺激
足湯やトリックアートなどを楽しみます。

〈17:30〉ホテルにチェックイン
1日目はここで終わりです。

【Day2】

〈10:30〉長生の湯で入浴
2つの源泉を入り比べます。

〈12:30〉円座でランチ
円座で「紀州海鮮ひつまぶし」をいただきます。

〈14:30〉絶景スポット「千畳敷」を散策
波の浸食が作り出した千畳敷の絶景を鑑賞します。

〈16:00〉南紀白浜の街散策とお土産ショッピング
白浜を散策しながら、お土産を購入します。

〈18:00〉南紀白浜温泉を出発
帰路に着きます。


南紀白浜温泉1泊2日の旅スタート

【Day1】白浜バスセンターに到着

〈11:00〉
白浜バスセンターに到着。ここから南紀白浜温泉1泊2日観光がスタートです!

<参考>
【鉄道】大阪市内より特急くろしおを利用して約2時間30分
【自動車】大阪市内より阪和自動車道経由で約2時間30分

ここから白浜を周遊するバスに乗り込みます。

<施設詳細>
・住所:和歌山県西牟婁郡白浜町890-48
・電話番号:0739-42-3378
・観光マップ:Day1 A地点


↓バス約10分

【Day1】海ごはん山ごはん マルキヨでランチ

〈11:30〉
「幻の高級魚」天然のくえを様々なお料理にアレンジしたメニューが並ぶ「海ごはん山ごはん マルキヨ」。

外壁に設置してある「天然くえ」の看板が目印です。

入り口が一歩中に入ったところにあるので、初めて訪れる方は少し入りにくい印象もありますが、中に入ると、どこかほっとできるような雰囲気のお店となっています。

店内はカウンター席に掘りごたつ席もあり、ゆったりとくつろぐことができます。

くえのから揚げや味噌汁、お鍋など豊富なメニューを取り揃えていますが、その中でも、「くえ丼」がおすすめ。

ご飯の上に敷き詰められたくえは、生と炙りの2種類があります。

生のくえの身は、脂がたっぷりと乗り濃厚な味わいで、肉厚で独特の食感です。一方、少し火が通った炙りくえは、口に入れるとほろりとほどけ旨味が広がります。

一度食べたら忘れられない逸品です。ぜひご賞味ください。

<店舗詳細>
・住所:和歌山県西牟婁郡白浜町1572
・電話番号:0739-43-0640
・営業時間:12:00~14:00 ※ランチは火曜・水曜休み 17:30~22:00 定休日:火曜日
・観光マップ:Day1 B地点


↓バス約15分

【Day1】崎の湯で入浴

〈13:30〉
崎の湯(さきのゆ)は温泉と大自然を一度に味わうことができる人気の公衆浴場です。(入浴料500円)

露天風呂の目の前には太平洋が広がり、湯船と海が一体化したような感覚を覚えます。特に天気の晴れた日には、遠くまで広がる青空と水面の青さがとても眩しく、美しい光景です。

やや熱めのお湯となっているので、沿岸部に吹く風と合わさってちょうどいい湯加減のなかお風呂を堪能することができます。

南紀白浜温泉は「万葉集」や「日本書紀」にも記される歴史ある温泉で、日本三古泉の1つに数えられています。先人たちの愛したこの地の湯を堪能してみてください。

売店では崎の湯オリジナルのタオル(200円)を購入することもできるので、手ぶらでふらっと立ち寄れます。

<施設詳細>
・住所:和歌山県西牟婁郡白浜町湯崎1668
・電話番号:0739-42-3016
・営業時間:8:00~17:00
・観光マップ:Day1 C地点


↓徒歩約10分

【Day1】白浜エネルギーランドで五感を刺激

〈15:00〉
入浴後は、体験型テーマパーク「エネルギーランド」で童心に戻ってわくわくした時間を過ごしましょう。

まずは、カメラを片手にトリックアートハウスを散策します。

視覚の不思議を利用したびっくり写真を撮影しましょう。

提供:白浜エネルギーランド

他にも「恐竜の世界へのタイムスリップ」がテーマのジュラシックツアーや、聴覚の不思議を楽しむ「音の森」など五感を刺激するコーナーが目白押しです。遊び疲れたら、施設内にある足湯で一休みしましょう。

足湯は源泉掛け流しで、白良浜(しららはま)を望む立地が印象的です。飲食店で売っている温泉たまご(100円)をいただきながらの足湯もいいですね。

<スポット詳細>
・住所:和歌山県西牟婁郡白浜町3083
・電話番号:0739-43-2666
・営業時間:季節により変動あり、ホームページをご確認ください。


↓徒歩約10分~15分


【Day1】ホテルにチェックイン

〈17:30〉
南紀白浜温泉街にある宿泊施設にチェックインします。

1日目の疲れを癒し、明日の観光に備えましょう。

【Day2】

ホテル出発。


↓徒歩約10分

【Day2】長生の湯で入浴

〈10:30〉
自然の素材がふんだんに使用され、昭和初期の雰囲気が漂うこちらの入浴施設は「長生(ちょうせい)の湯」です。

提供:長生の湯

完全掛け流しの源泉は、とろみがありお肌がつるつるになります。また、まるで森の中にいるような露天風呂や、備長炭風呂も人気です。観光客にも地元の人にも愛される温泉施設で、安らぎのひとときを過ごしてみてください。(入湯料700円)

提供:長生の湯

<施設詳細>
・住所:和歌山県西牟婁郡白浜町古賀浦2763
・電話番号:0739-42-3010
・営業時間:10:00~22:00(最終受付)定休日:水曜日
・観光マップ:Day2 A地点


↓徒歩約15分

【Day2】円座でランチ

〈12:30〉
四季折々の地元産海の幸を使った料理をいただける「円座(わろうだ)」は、清潔感があり洗練された雰囲気が特徴です。

また円座店内奥には、海を臨みながらのお食事が楽しめる「すし八咫(やた)」も併設しています。2017年にリニューアルオープンし、海を望みながらお食事をいただけると人気を集めています。

提供:円座

ここでは、海鮮ひつまぶしや鯛スープが付いたランチ限定の「紀州海鮮ひつまぶし」(1,650円)を堪能します。魚も野菜もたっぷりとることができるヘルシー御膳です。

海鮮がごろっと入ったひつまぶしはそのままでも美味しいですが、薬味や出汁を加えて味の変化を楽しみながらいただくのもおすすめです。お好きな食べ合わせを見つけてみてください。

提供:円座

提供 : 円座

太平洋を見渡せる大きな窓もあり、海を感じながらのランチタイムは格別です。

提供:円座

〈店舗詳細〉
・住所:和歌山県西牟婁郡白浜町白浜1821
・電話番号:0739-33-9090
・営業時間:月〜日・祝日 昼食11:30〜14:30 (ラストオーダー14:00)
夕食17:30〜21:30(ラストオーダー21:00)
・観光マップ:Day2 B地点


↓徒歩約15分

【Day2】千畳敷を散策

〈14:30〉
食後は、国の名勝にも指定されている白浜の絶景スポット、千畳敷(せんじょうじき)を訪れましょう。波の侵食により作り出された複雑な地形を目の前にすると、大自然の神秘を感じ心が浄化されます。

波によって浸食された岩は、すべて異なる形になっているので、様々な岩の模様を楽しんだり、お気に入りの場所を見つけてみるのもいいですね。

また、波打ち際まで行くと美しい蒼い色をした水面を見ることもできます。ずっと見ていられるような美しさです。毎年多くの観光客が訪れる定番の観光スポットです。

日没の少し前に訪れてみてください。砂岩の不思議な形や絵画のように複雑な色を見学した後は、日の入りを待ちます。千畳敷の奥の水平線に太陽が沈んでいく様子は言葉を失うほど壮大な景色が広がります。

<スポット詳細>
・住所:和歌山県西牟婁郡白浜町千畳
・電話番号:0739-43-5511(白浜観光協会)
・観光マップ:Day2 C地点


↓徒歩約10分~15分

【Day2】街散策とお土産散策

〈16:00〉
白浜町の温泉地の風情を味わいながら、お土産を購入します。南紀白浜温泉は、お店が立ち並ぶいわゆる温泉街は存在しておらず、お土産物屋さんは点在しています。

一か所で済ませたいという方は「とれとれ市場」へ、時間に余裕があるという方は、バスを利用してお土産物屋さんを巡ってみるのもおすすめです。

おすすめお土産1:紀州銘菓 福菱の「かげろう」

ひとつめのおすすめ紀州銘菓 福菱の「 かげろう」(8個入り865円、10個入り1,080円。)は、和歌山県の優良県産品にも指定される銘菓です。

多くの土産物屋さんで買うことができます。口に入れるとたちまち消えていくお菓子の儚さと、浜辺に漂う陽炎(かげろう)の儚さを重ね合わせて「かげろう」と命名されました。

外はサクッと軽い食感の生地を口に入れると、繊細なたまごの香りが鼻に抜けます。中のバタークリームは甘さを抑えた上品な味わいで、つい手が伸びてしまうお菓子です。

おすすめお土産2:丸新本家の「金山寺味噌」

ふたつめのおすすめは、丸新本家の「金山寺味噌(きんざんじみそ)」です。

和歌山県産の湯浅なす、米や大麦、大豆が原料に使われています。調味料の味噌ではなく、万能なおかず味噌として人気のお土産です。

少し甘い味噌の中にはごろっと具材が入っており、ご飯との相性は抜群。お酒のお供としても最適ですよ。

通常のものに加え、梅やにんにく、ゆず風味の金山寺味噌があり、お好みに合わせて購入できます。

<店舗詳細>
福菱本店
・住所:和歌山県牟婁郡白浜町1279-3
・電話番号:0739-42-3129
・営業時間:8:00〜18:00 年中無休(臨時休業あり)
・観光マップ:Day2 D地点

丸新本家 とれとれ市場店
・住所:和歌山県牟婁郡白浜町堅田2521
・電話番号:0739-42-1051
・営業時間:8:30〜18:30 不定休
・観光マップ:Day2 E地点


↓徒歩約15分

【Day2】南紀白浜温泉を出発

〈18:00〉
南紀白浜温泉1泊2日観光もここで終わりです。

思い出に浸りながら帰路に着きます。

観光マップ

【Day1】


A:白浜バスセンター
B:海ごはん山ごはん マルキヨ
C:崎の湯
D:白浜エネルギーランド

【Day2】


A:長生の湯
B:円座
C:千畳敷

冬ならではの絶景と温泉の心地よさを求めて南紀白浜温泉へ行こう!

今回は和歌山県の南紀白浜温泉を1泊2日で楽しむための旅行プランを紹介しました。

歴史ある温泉はもちろんのこと、新鮮な海鮮料理や自然が生み出す絶景を堪能することができます。季節ごとに足を運んで南紀白浜を隅々まで堪能したいものです。

ぜひ魅力あふれる南紀白浜温泉を訪れてみてください。

<関連記事>
・【2020年版】南紀白浜温泉グルメ決定版10選!幻の高級魚など海の幸が満載
・万葉集に登場する日本三古泉のひとつ!南紀白浜温泉の歴史とあゆみに迫る