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温泉で不老不死になれる!?青森県にある「黄金崎不老ふ死温泉」の全貌とは

更新日:2021年10月21日

この記事を書いた人

たけちゃん

普段はパソコンと向き合うデスクワーク、休日は疲労回復&リラックスのために温泉を訪れるのが定番の過ごし方。温泉情報には常にアンテナを張って、気になる温泉があるとちょっと遠くてもドライブがてら遠出します。山の中にある温泉や海の近くなど、自然の中にある温泉が好きです。温泉でリフレッシュした後は、近隣のおすすめグルメをチェックするのも恒例です。

不老不死の温泉と聞くと、どのような温泉なのか気になる方も多いのではないでしょうか。今回は青森県にある「黄金崎不老ふ死温泉(こがねさきふろうふしおんせん)」について、「不老ふ死」の名が付く由来、そして温泉の特徴などの全貌をご紹介していきます。

黄金崎不老ふ死温泉ってどんな温泉?

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「黄金崎不老ふ死温泉」は、青森県の深浦町にある温泉宿です。

世界自然遺産である白神山地の麓にあり、日本海を眺めながら入浴を楽しむことができます。

この黄金崎不老ふ死温泉には、一体なぜ「不老ふ死」という名が付けられているのでしょうか。

不老ふ死温泉の由来とは

黄金崎不老ふ死温泉の名前の由来は、さまざまな言い伝えが関係していると言われています。

「この温泉に浸かって養生すると老いることなくいつまでも元気でいられる」、「奏の始皇帝の命令で日本に不老不死の薬を探しに来た除福(じょふく)という人物が発見した」など、不老不死を連想させる伝説からその名が付けられたとされています。

日本海が目の前に広がる絶景「秘湯」!

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黄金崎不老ふ死温泉はメディアなどにもたびたび取り上げられ、温泉好きの間でも名高い名湯です。

その人気の理由は、日本海と一体化しているような目の前に絶景が広がる露天風呂が堪能できること。その景色を一目見ようとたくさんの方が訪れます。

黄金崎不老ふ死温泉の泉質は?

黄金崎不老ふ死温泉の泉質は、「含鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉」と言われる鉄分を多く含んだ赤褐色の温泉です。

湧き出た瞬間は透明であるものの、空気と触れることによって酸化を起こし、色が変化します。

源泉かけ流しの新鮮なお湯が流れ込み、噴き出し口の周りに茶色い祈出物が付着しているのもその成分の濃さを表しています。

塩化物強塩泉が持つ効用

塩化物強塩泉は、保湿に優れ・殺菌作用・美肌に良いなどさまざまな効用がある泉質と言われています。冷え性の方や切り傷や皮膚病などの肌トラブルを持つ方、お肌の引き締めを求める方などにおすすめしたい温泉です。

また黄金崎不老ふ死温泉では、毎日1回浴槽内のお湯を排出して清掃を行っているので、新鮮で質の高い温泉を堪能することができます。