【宮城】「鳴子温泉」で温泉三昧&名物こけしを楽しむ2泊3日旅!


更新日:2020年2月19日

疲れがたまったとき、「どこか温泉に出かけてゆっくり休みたい!」と思われる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、宮城県の「鳴子(なるこ)温泉)」2泊3日の旅プランをご紹介します。鳴子温泉は、日本の温泉にある泉質11種類のうち9種類を有していて、様々な泉質が楽しめる温泉郷です。
ぜひ鳴子温泉へと足を運び、自分好みの泉質を探してみてはいかがでしょうか。

この旅行プランはこんな人におすすめ

  • 2泊3日で温泉旅行に出かけたい
  • さまざまな泉質の温泉を楽しみたい
  • 地元グルメを堪能したい

旅のしおり

【Day1】

〈12:00〉鳴子温泉駅に到着
〈12:30〉ゑがほ食堂でランチ
〈14:30〉鳴子観光ホテルで立ち寄り湯
〈16:30〉鳴子温泉街を散策
〈17:30〉ホテルにチェックイン

【Day2】

〈11:00〉東多賀の湯で立ち寄り入湯
〈13:00〉たかはし亭でランチ
〈15:00〉鳴子温泉神社を参拝
〈16:00〉餅処 深瀬で休憩
〈17:30〉ホテルにチェックイン

【Day3】

〈10:30〉「滝の湯」で立ち寄り湯
〈12:30〉小花でランチ
〈14:30〉こけしの絵付け体験
〈15:30〉鳴子温泉街を散策
〈17:30〉鳴子温泉駅を出発

鳴子温泉2泊3日旅スタート

【Day1】鳴子温泉駅に到着

〈12:00〉
鳴子温泉駅に着いたら、鳴子温泉2泊3日観光のスタートです。

<参考>
【東京駅より】→(東北新幹線・約120分)仙台→(東北新幹線・約15分)古川→(奥羽東線快速・約40分)鳴子温泉

鳴子温泉駅の目の前から鳴子温泉街が始まります。

駅前に立つと、温泉地らしい硫黄のにおいが漂い、より温泉地気分を引き立ててくれるでしょう。

駅前には足湯もあります。時間に余裕があれば、足を浸けてゆっくりするのもいいですね。

座るスペースもあるので、休憩していくこともできます。

<施設詳細>
・住所:宮城県大崎市鳴子温泉河原湯
・電話番号:050-2016-1600
・観光マップ:Day1 A地点


↓徒歩約5分


【Day1】ゑがほ食堂で「山菜きのこそば」を堪能

〈12:30〉
鳴子温泉駅前にある「ゑがほ(えがお)食堂」で「山菜きのこそば」(1,080円)をいただきます。

山菜きのこそばは、つやのある味わい深いそばに、地元産の山菜がたっぷり入った人気メニューです。

そばの他にも味噌をパリパリのシソで巻いた鳴子名物「シソ巻き」も味わえます。

ゑがほ食堂は駅の隣に位置する好立地で、お土産物屋など商店街が立ち並ぶ通り沿いにありますす。

<店舗詳細>
・住所:宮城県大崎市鳴子温泉湯元2-4
・電話番号:0229-83-3074
・営業時間:9:00~16:00、17:00~19:30
・観光マップ:Day1 B地点


↓徒歩約5分


【Day1】3種類の温泉が楽しめる「鳴子観光ホテル」で立ち寄り入浴

〈14:30〉
ランチの後は「鳴子観光ホテル」で立ち寄り入浴します。

提供:鳴子観光ホテル

浴場は大浴場と露天風呂、貸切個室風呂があり、広々とした空間でのんびり入浴が楽しめます。

提供:鳴子観光ホテル

大浴場では御影石(みかげいし)造り、檜(ひのき)の露天風呂、上がり湯の3種類の異なる浴槽があります。

また鳴子観光ホテルの湯は、日によって色が変わるという珍しい温泉です。

提供:鳴子観光ホテル

源泉温度が70度を超える高温のため、加水して湯に入りやすいよう適温調整されています。

泉質は硫黄含有のナトリウム硫酸塩・炭酸水素塩泉で、慢性皮膚病や婦人病、きりきずによいとされる温泉です。

<施設詳細>
・住所:宮城県大崎市鳴子温泉湯元41
・電話番号:0229-83-2333
・営業時間:8:00~19:00
・観光マップ:Day1 C地点


↓徒歩約5分~10分

【Day1】鳴子温泉街を散策

〈16:30〉
硫黄のにおいが漂う温泉街を散歩しながら、鳴子温泉の風情を楽しみます。


↓徒歩約10分~15分

【Day1】ホテルにチェックイン

〈17:30〉
初日はここで終わりです。

鳴子温泉街にある宿泊施設にチェックインします。

【Day2】

ホテルを出発し、立ち寄り入浴に向かいます。


↓徒歩約10分~15分

【Day2】100%の天然温泉「東多賀の湯」で立ち寄り入浴

〈11:00〉
「東多賀の湯(ひがしたがのゆ)」で立ち寄り入浴をします。

東多賀の湯では加水、加温を一切しない湧き出たままの100%天然源泉が楽しめる温泉です。

乳白色のなめらかな肌触りの湯で、一度湯を升にためて硫化水素のガス抜きをしてから温泉に利用されています。

湯上りに肌がすべすべになることから、美肌の湯としても知られる温泉です。

なお東多賀の湯では、温泉の成分で金属が腐食してしまうので、シャワーはありません。

湯上り後に休憩ができるスペースも用意されているので、体調と相談して利用すると良いでしょう。

<施設詳細>
・住所:宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷160
・電話番号:0229-83-3133
・営業時間:10:00~15:00
・観光マップ:Day2 A地点


↓徒歩約15分


【Day2】たかはし亭で山形牛を使った「極旨牛丼」を堪能

〈13:00〉
入浴の後はたかはし亭で「極旨牛丼(1,800円)」をいただきます。

 

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極旨牛丼は上質な山形牛の希少部位を使って作る牛丼で、柔らかさと噛むほどに染み出てくる深い旨味のある牛丼です。

豆腐の塩漬け、野菜のピクルスが付いています。

 

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たかはし亭の建屋は古民家風で、甲冑(かっちゅう)や鳴子特産のこけしが飾られるなど趣のあるお店です。

<店舗詳細>
・住所:宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷121-1
・電話番号:0229-81-1510
・営業時間:10:00~15:00
・観光マップ:Day2 B地点


↓徒歩約10分


【Day2】鳴子温泉神社参拝・境内散策

〈15:00〉
鳴子温泉神社は鳴子温泉の湯を祀(まつ)る神社です。

834年にあった地震のあと、突然温泉が湧き出たことがその起りとされています。

突然吹き出た温泉に住民が驚き、朝廷に事情を伝えたところ、朝廷が温泉を祀ったことから、現在の鳴子温泉神社ができたとされています。

社殿は今では貴重な木材の総けやき造りです。

また、御朱印を求めて訪れる方も多いようです。

<施設詳細>
・住所:宮城県大崎市鳴子温泉湯元31-1
・観光マップ:Day2 C地点


↓徒歩約5分

 【Day2】ちょっと休憩。餅処 深瀬でおやつタイム

〈16:00〉
餅処 深瀬(ふかせ)で栗だんごを食べながら休憩をします。

栗だんごは栗をまるごと1個使った甘露煮の入ったみたらし団子です。

大きな甘露煮にたっぷりのみたらしがかかった、鳴子で人気の高いスイーツになっています。

店内にはイートインスペースがあるほか、ホテルに持ち帰って食べるのも良いでしょう。

持ち帰り用には2個入りと5個入りがあります。

持ち帰る際はたっぷり入ったみたらしがこぼれやすいので、傾けないように注意して持ち帰りましょう。

<店舗詳細>
・住所:宮城県大崎市鳴子温泉湯元24-2
・電話番号:0229-83-2146
・営業時間:8:00~18:00
・観光マップ:Day2 D地点


↓徒歩約10分

【Day2】ホテルにチェックイン

〈17:00〉
鳴子温泉の旅2日目はここで終わりです。

鳴子温泉街にある宿泊施設にチェックインします。

【Day3】

鳴子温泉2泊3日の旅も最終日です。

鳴子温泉のホテルをチェックアウトし、立ち寄り入浴に向かいます。


↓徒歩約10分~15分

【Day3】長い歴史を持つ「滝の湯」で立ち寄り入浴

〈10:30〉
滝の湯(たきのゆ)は、板張りのどこか懐かしい雰囲気を持つ公衆浴場です。

シャワーや洗い場がなく、純粋に鳴子温泉を楽しむことができる貴重な温泉になっています。

滝の湯は鳴子温泉神社の御神湯とされ、1,000年もの長い歴史を持つ温泉です。

良質な泉質の温泉が楽しめるのにも関わらず入浴料も200円と破格の安さ。

地元の方はもちろん、観光客にも愛されるファンの多い公衆浴場になっています。

営業時間は朝7時30分から夜22時までと長時間営業している温泉です。

<施設詳細>
・住所:宮城県大崎市鳴子温泉湯元84
・電話番号:080-9633-7930
・営業時間:7:30~22:00
・観光マップ:Day3 A地点


↓徒歩約5分

【Day3】小花で体温まる「地鶏南蛮そば」をいただく

〈12:30〉
入浴の後は小花(こばな)で「地鶏南蛮そば」(800円)をいただきます。

地鶏南蛮そばは、みずみずしいそばと風味ある鴨南蛮の熱々そばが楽しめ、寒い冬は体の芯から温まります。

鴨南蛮のほかにも大きななめこの入ったなめこそばや、山菜の天ぷらなど地物の食材を使ったメニューが人気です。

向かい合わせで座れるテーブル席と、横並びに座る席があり、ランチ時間には満席になることも多い人気店になっています。

<店舗詳細>
・住所:宮城県大崎市鳴子温泉湯元87
・電話番号:0229-83-2126
・営業時間:11:00~22:00
・観光マップ:Day3 B地点


↓徒歩約5分

【Day3】岡崎斉の店でこけし製造見学と絵付け体験

〈14:30〉
鳴子温泉地一帯は日本有数のこけしの産地としても有名です。

岡崎斉の店(おかざきさいのみせ)は鳴子名物こけしを製造・販売するお店で、こけし製造の様子が見られるほか、絵付け体験(1,000円)もできます。

絵付けは丁寧に教えてくれるので、初めての方でも安心です。

少々の失敗でも削ってくれるので、再度絵の入れなおしができます。

大小様々な種類で販売されているこけしの選び方もアドバイスしてくれ、お土産に買ってかえるのもよいでしょう。

<施設詳細>
・住所:宮城県大崎市鳴子温泉湯元96
・電話番号:0229-83-3153
・営業時間:7:00~22:00
・観光マップ:Day3 C地点


↓徒歩約10分

【Day3】鳴子温泉街散策とお土産購入

〈15:30〉
温泉街を歩きながら、お土産を購入します。

落ち着いた街並みが心を穏やかにしてくれます。

街の至る所にこけしもあるので、こけしを探しながら歩くのも楽しいですよ。

おすすめお土産①:玉子屋本店の「わらび餅」

玉子屋本店の「わらび餅」はわらびの根からとった、本物のわらび粉を使ったわらび餅(2個入り 184円、9個入り 918円)で、お土産におすすめです。

本物のわらび粉ならではのもちもちとした弾力とクルミの風味も合わさり、お茶請けにも喜ばれます。

おすすめお土産②:鳴子名物「こけし」

鳴子はこけしの名産地。鳴子温泉駅の周辺にはこけしの製造・販売をする店舗が多く存在し、様々な種類のこけしが売られています。

こけしにちなんだタオルやバッグ、ストラップなどの関連グッズも売られていて、鳴子らしいお土産として最適です。

<店舗詳細>
玉子屋本店
・住所:宮城県大崎市鳴子温泉湯元102-1
・電話番号:0229-83-3021
・営業時間:9:00~16:00
・観光マップ:Day3 D地点


↓徒歩約15分

【Day3】鳴子温泉駅を出発

〈17:30〉
鳴子温泉2泊3日観光もここで終わりです。

帰路に着きます。

観光マップ

【Day1】

A:鳴子温泉駅
B:ゑがほ食堂
C:鳴子観光ホテル

【Day2】


A:東多賀の湯
B:たかはし亭
C:鳴子温泉神社
D:餅処 深瀬

【Day3】


A:滝の湯
B:小花
C:岡崎斉の店
D:玉子屋本店

鳴子温泉へ心の底までほっこりする旅へ出かけよう

今回は泉質豊富な鳴子温泉2泊3日の旅プランをご紹介してきました。

湯上り後に肌がすべすべになる美人の湯も多く、肌が乾燥しやすい時期は特におすすめの温泉地です。

ぜひこの記事を参考に、鳴子温泉へと足を運び、日本有数の泉質が揃う温泉をお楽しみください。