【大分】「別府温泉」日帰り旅!珍しい砂風呂と名物とり天定食を堪能


出典:shutterstock
更新日:2021年3月16日

日本一の湧出量を誇る大分県の「別府(べっぷ)温泉」。泉質の異なる8つの温泉地があり、温泉好きなら一度は訪れたい名所の一つでしょう。そこで今回は、別府温泉を1日で巡る日帰り旅プランをご紹介します。地元グルメから珍しい砂風呂など、別府温泉を余すことなく楽しめるプランとなっています。ぜひ硫黄の香りに包まれる別府温泉へと足を運び、癒しのひと時をお過ごしください。

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この旅行プランはこんな人におすすめ

  • 日帰りで温泉旅行に出かけたい
  • レトロな街並みの散策を楽しみたい
  • 芸術作品に触れたい

旅のしおり

〈10:00〉別府駅に到着
〈10:30〉別府アートミュージアムで芸術作品に触れる
〈12:30〉グリルみつばでランチ
〈14:30〉竹瓦温泉で立ち寄り入浴
〈16:00〉温泉街散策とお土産購入
〈18:00〉別府駅を出発

 

別府温泉日帰り旅のスタート

〈10:00〉別府駅に到着

別府駅に着いたら、別府温泉日帰り観光のスタートです。

<参考:都市からのアクセス>
【博多駅から】
(新幹線こだま・約20分)小倉駅→(特急にちりんシーガイア・約1時間20分)別府駅
【関西・関東方面から】
(新幹線のぞみ)小倉駅→(特急にちりんシーガイア・約1時間20分)別府駅
[関西から約3時間半/関東から約6時間]

別府駅には休憩所もお手洗いもあるので、ゆっくりと旅程を確認して出発しましょう。

まずは美術館へ向かいます。

別府駅前から美術館へ続く道には、多くの飲食店やホテル、お土産屋が軒を連ねています。

歩きながらお土産をチェックしておくのもよいでしょう。

<施設詳細>
・住所:大分県別府市駅前町12
・観光マップ:A地点


↓徒歩約10分


〈10:30〉250点以上の作品が展示される「別府アートミュージアム」で芸術作品を鑑賞

別府温泉日帰りの旅、まずは「別府アートミュージアム」で絵画など芸術作品を鑑賞します。(入館料:大人 1,000円)

別府アートミュージアムはビートたけしやジョン・レノン、葛飾北斎など芸能人や画家の美術作品を展示した美術館です。

館内は回廊式になった特別展示室や個展室、ショーケースエリアに分かれ、常時250点~300点前後の作品が鑑賞できます。

幅広い年代が楽しめる美術館になっていますので、美術の知識がなくとも充実した時間を過ごせることでしょう。

一般的に美術館では、館内で作品の写真撮影は禁止されていますが、別府アートミュージアムでは写真撮影が自由です。

気に入った作品があれば撮影し、旅の記念に残しておきましょう。

カフェスペースもあるので、休憩を取ることもできます。

<施設詳細>
・住所:大分県別府市秋葉町7-24  2階
・電話番号:0977-22-2919
・営業時間:10:00~18:00
・観光マップ:B地点


↓徒歩約10分


〈12:30〉グリルみつばで大分名物「とり天定食」をいただく

美術館で心を満たした後は、洋食レストランの「グリルみつば」でランチをとってお腹を満たしましょう。

提供:グリルみつば

店内はバリアフリーで、カウンター席とテーブル席があります。足腰に不安がある方でも安心です。

ランチはグリルみつばの人気メニュー「とり天定食」(1,150円)をいただきます。

提供:グリルみつば

とり天は、大分の郷土料理。鶏の天ぷらを酢醤油やポン酢などのタレにつけて食べます。

グリルみつばのとり天は、シンプルに味付けされた鶏がふんわりと揚げられ、身は柔らかく鶏本来の味が楽しめます。優しいまろやかな味が口の中いっぱいに広がり、ほっこりするような味わいです。

そのまま食べてもよいですが、ほんのり甘く風味のよいタレを付けるのもまた違った美味しさです。

おしゃれなBGMが心地よく、落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりと地元の味を楽しまれてください。

<店舗詳細>
・住所:大分県別府市北浜1-4-31
・電話番号:0977-23-2887
・営業時間:11:30~14:00、18:00~21:00
・観光マップ:C地点


↓徒歩約10分

〈14:30〉昭和レトロな雰囲気の「竹瓦温泉」で源泉かけ流しの湯と砂風呂を楽しむ

食事の後は、「竹瓦(たけがわら)温泉」を訪れます。

提供:竹瓦温泉

竹瓦温泉は、昭和13年に建設された別府温泉のシンボルの一つ。

特に豪華で趣のある唐破風(からはふ:日本特有の建築技法で頭部に丸みをつけて造形した破風の一種)の屋根は、一見の価値ありです。

提供:竹瓦温泉

そんな竹瓦温泉は、源泉かけ流しの内湯と、珍しい砂風呂(蒸し風呂)が楽しめる温泉です。

別府温泉は源泉温度が高いのが特徴。竹瓦温泉の内湯もやや熱めの温度となっています。

提供:竹瓦温泉

ぬるめの湯が好きな方は湯温が低めになっている、水道近くで湯に浸かるとよいでしょう。

もう一方の砂風呂(蒸し風呂)は、デトックス効果や美肌効果があります。

提供:竹瓦温泉

特に女性に人気のお風呂。

砂をかけてくれる専用のスタッフがいるので、寝転がると砂を盛ってくれます。

終わった後は肌がつるつるで、肌艶が増します。

店内では、ソープ類やタオルが購入できるので、手ぶらで気軽に立ち寄れます。

<施設詳細>
・住所:大分県別府市元町16-23
・電話番号:0977-23-1585
・営業時間:6:30~22:30
・観光マップ:D地点


↓徒歩約10分

〈16:00〉別府温泉街散策とお土産購入

温泉街を歩きながら、お土産を購入します。

JR別府より西側の山の手エリア(竹瓦温泉周辺)は、昭和レトロな雰囲気が残るエリアになっています。

時間に余裕があれば、ぜひ日本最古のアーケード街も訪れてみてください。

タイムスリップしたかのような雰囲気が漂い、懐かしい記憶が思い起こされるかもしれません。

なお、別府駅にはお土産店もあります。一か所でまとめてお土産を選びたいという方におすすめです。

また、別府駅東口には無料で利用できる手湯もあります。時間が余った場合は、ギリギリまで別府温泉の湯を楽しむのもおすすめです。

おすすめお土産:岡本屋の「地獄蒸しプリン」

「地獄蒸しプリン」(1個 324円)は、温泉の蒸気を利用した地獄蒸し釜で蒸して作られるプリンです。

濃厚でマイルドな卵に、ほろ苦いカラメルソースとの組合せが楽しめる昔ながらのプリン。

職人が一つ一つ丁寧に作り上げる、心温まるお土産です。

<店舗詳細>
岡本屋
・住所:大分県別府市明礬3組
・電話番号:0977-66-6115
・営業時間:8:30~18:30


↓徒歩約15分

〈18:00〉別府駅を出発

別府温泉日帰りの旅もここで終わりです。

帰路に着きます。

観光マップ

A:別府駅
B:別府アートミュージアム
C:グリルみつば
D:竹瓦温泉

湯けむり立ち上る別府温泉で癒しのひと時を過ごす旅に出かけよう!

今回は、大分県の「別府温泉」日帰り旅のプランをご紹介しました。

湯を楽しむ温泉に珍しい砂風呂、地元グルメなど1日でも十分に別府温泉を堪能できるプランとなっています。

昭和レトロな雰囲気の温泉地なので、懐かしい記憶も蘇ってくるかもしれませんね。

ぜひ別府温泉へと足を運び、日々の喧騒から離れ、身も心温まる癒しの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。