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美人の湯とは?日本三大美人の湯とおすすめの旅館3選

更新日:2021年5月30日

いくつになっても美しくありたいと思う女ごころ。温泉に浸かって身も心もリラックスしながら、美人にもなれたら、そんな嬉しいことはありませんよね。そんな願いを叶えてくれるのが「美人の湯」です。今回は、美人の湯を代表する「日本三大美人の湯」の効能と共に、おすすめの温泉旅館をご紹介します。

新型コロナの影響により、各施設の営業状況は変更の可能性があります。詳細は公式HPをご確認ください。らくらく湯旅では引き続き読んで楽しめる温泉情報を発信していきます。

美人の湯とは?

美人の湯とは

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美人の湯

肌をきれいにする、さらさらにする、「美肌」が期待できる温泉のことを「美人の湯」といいます。

ただし、美肌づくりは病養ではないので温泉の適応症には入っておらず、美人の湯という泉質はありません。そのため美肌効用のある温泉を見つけるには、温泉の成分に注目する必要があります。

美肌に良い温泉成分

美肌に良い温泉はアルカリ性で、成分にナトリウムイオンやカルシウムイオンが含まれているものです。アルカリ環境の温泉では、ナトリウムイオンが皮脂と結合すると石鹸のような状態になり、清浄作用が生まれます。また、同じくアルカリ環境の温泉で、カルシウムイオンが皮脂と結合すると、ベビーパウダーのようなカルシウム脂肪酸を作り出し、肌がさらさらします。

三大美人泉質

美肌に良い湯成分の条件を満たす泉質は、「炭酸水素塩泉」「硫黄(いおう)泉」「硫酸塩(りゅうさんえん)泉」で、これらを「三大美人泉質」と呼びます。

三大美人泉質の効能・効用とは

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三大美人泉質は、どの泉質も「乳化作用」という肌の角質を取ったり肌の表面を溶かしたりする作用があるためつるつるのお肌になりますが、それに加えて硫黄泉・硫酸塩泉には以下の特長があります。

硫黄泉

皮膚の外側と内側の両方から美肌に作用するのが「硫黄泉」。皮膚の外側の毛穴汚れを落とす作用に加え、硫黄泉の硫化水素成分が皮膚に滞ったメラニンの代謝を助けると言われており、透明感のある美肌が期待できます。

硫酸塩泉

「硫酸塩泉」のうち、「芒硝(ぼうしょう)泉」はお肌に水分を運び潤い補給をする働きのあるナトリウムを含んでいるため、乾燥やカサカサ、それにより衰えがちな美肌力を活性化していく役割があります。しっとり系化粧水や入浴剤にも取り入れられているうるおい成分です。

美人の湯に入る時の注意点

美肌作用のある強アルカリ性の温泉は、肌の角質除去には良いのですが、汚れなどと一緒に肌を保護する潤い成分も落としてしまうため、肌が乾燥してしまいがちです。

湯上り後、すぐ保湿ケアを行いましょう。

参考:ゆ〜ゆ|ちょっと気になる温泉のはなし「美人の湯」ってなに?
参考:じゃらんnet|肌のお悩み別「温泉の選び方」教えます!目指すは、すべすべ美肌・クリア美肌・しっとり美肌?
参考:温泉ソムリエが教える!幸せになる入浴法|美肌泉質の見分け方

日本三大美人の湯とおすすめの旅館

 

 

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「美人の湯」と名のつく温泉は、全国各地にありますが、よく知られているのは日本三大美人の湯、群馬県の「川中温泉」・和歌山県の「龍神(りゅうじん)温泉」・島根県の「湯の川温泉」です。

1. 【群馬県】川中温泉

 

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群馬県にある「川中温泉」は、雁ヶ沢(がんがざわ)川をのぼった山あいにある温泉地。川中温泉の近くにある松の湯温泉と合わせて、吾妻渓谷温泉郷と呼ばれることもあります。1193年頃から付近の住民から利用され続け、明治時代には旅館が立ち並び湯治場としてにぎわいを見せていました。泉質は弱アルカリ性の温泉で、源泉温度は36度。加温してもぬるめの湯なので、長い時間お湯に浸かっても湯あたりしにくいと言われています。

おすすめの温泉旅館「かど半旅館」

提供:かど半旅館

川中温泉にある「かど半旅館」は、山あいにある全室12室のこぢんまりとした宿。渓流沿いにある露天風呂では山の自然を目前に川を流れる水音に癒されながら湯が楽しめます。

宿の名物料理は「おっきりこみ」。手打ちの幅太い麺を味噌ベースの汁で煮込んだ野菜が入った温かい郷土料理です。川魚・山菜を中心にした料理に心も温まります。

<施設詳細>
・住所:群馬県吾妻郡東吾妻町大字松谷2432
・電話番号:0279-67-3314

2. 【和歌山県】龍神温泉

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和歌山県の「龍神温泉」は、約1300年前に弘法大使(こうぼうだいし)によって開湯されたと伝えられている、日高川沿いに位置する温泉です。

弱アルカリ性のナトリウム炭酸水素塩泉は、肌あたりが良く柔らかで洗浄作用があり、古い角質を取り除いて肌がつるつるになります。

おすすめの温泉旅館「季楽里 龍神」

 

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「季楽里 龍神(きらり りゅうじん)」は、龍神産の木材をふんだんに使った建物の宿で、部屋からは清流日高川が眺められます。日の光が降り注ぐ解放感抜群の大浴場・それを取り囲むようにある露天風呂のお湯は、驚くほどぬるぬる。鮎や熊野牛など地元の特産物を活かした料理も高評価です。

<施設詳細>
・住所:和歌山県田辺市龍神村龍神189
・電話番号:0739-79-0331

3. 【島根県】湯の川温泉

島根県にある「湯の川温泉」は、三方を山に囲まれた閑静な地に湧く温泉。神話の時代の言い伝えによると、恋に落ちた八上姫(やかみひめ)が大国主命(おおくにぬしのみこと)を追って出雲の国へと旅に出られた際、山の谷あいで見つけたのがこの温泉とのこと。八上姫は、温泉で旅の疲れが癒えただけでなく一層美しくなったそうです。湯の川温泉は源泉掛け流しで、泉質はナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉。保湿に優れたメタケイ酸を含み、お肌をよりすべすべにしてくれます。

おすすめの温泉旅館「湯元 湯の川」

 

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「湯元 湯の川」は、創業明治10年の老舗旅館です。部屋の窓からはのどかな風景を楽しむことができ、日常を忘れてゆっくりとくつろげます。源泉100%掛け流しの美人の湯を24時間楽しめる温泉でお肌はつるつるすべすべに。肉汁あふれる島根牛など地産地消を活かした料理も人気です。

<施設詳細>
・住所:島根県出雲市斐川町学頭1329-1
・電話番号:0853-72-0333