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自宅でお手軽旅行気分。「温泉の素」の選び方やおすすめをピックアップ

更新日:2024年4月9日

この記事を書いた人

ともきち

温泉が好きで、年に数回は友人や家族と国内旅行を計画し、色々な温泉地へ出かけています。温泉の中でも、濁り湯の露天風呂が特に好みです。旅先では、有名観光地や絶景スポットをひと通りまわり、地元の名物料理やお菓子の食べ歩きも欠かしません。旅好きならではの視点で、温泉地の情報や温泉にまつわる知識など、魅力あふれる記事をお届けします。

「温泉の素」があれば、自宅でも簡単に温泉気分。温泉の素には、リラックスできるだけでなく、慢性病の改善、疲労回復、美肌などの効用が得られるものもあります。今回は、天然の湯の花や濃縮温泉水から、バスクリンなどのメーカーから市販されているものまで、温泉の素の選び方やおすすめ商品をご紹介します。

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温泉の素の選び方

温泉の素とひと口で言ってもその種類はさまざま。お気に入りを見つけるための温泉の素の選び方のポイントをご紹介します。

香り・色で選ぶ

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香り
温泉の素の香りは、温泉成分そのものの香りと、温泉地をイメージした香りに分けられます。成分そのものの香りで有名なのは、硫黄泉(卵の腐ったような香り)。温泉地をイメージした香りには、緑葉・花・柚子の香りなどがあります。


乳白色、美肌の湯をイメージしたピンク、爽やかな山をイメージしたグリーンなどの商品があります。

泉質・効能で選ぶ

温泉の泉質は、温泉の温度や含有成分によって、マイルドな湯ざわりの単純温泉、美肌の湯で有名な炭酸水素塩泉、酸味があり殺菌力の強い酸性泉など10種類に分けられます。

温泉に含まれる成分によって効能は異なりますが、代表的な効能には、あせも、肩こり、神経痛、湿疹、痔、冷え性、腰痛、リウマチ、疲労回復、にきびなどがあります。

温泉の素を使用して効能を得たいなら、パッケージに「医薬部外品」や「薬用」と表示されている温泉の素がおすすめ。どのような効能があるのか記載をしっかり読んで購入しましょう。※医薬部外品と薬用は同じ意味です。

温泉の素の種類や容器のタイプで選ぶ

温泉の素には、顆粒やタブレット、液体タイプなどの種類があります。顆粒やタブレットの中でも1回分の使用量が袋に入った小分けタイプは、色々な種類の温泉の素を楽しめて便利です。特定の好みの温泉の素がある方は、入れる量を自分好みに調整できる大容量タイプがおすすめです。

また、温泉水を濃縮した液体タイプや湯の花は、粒状に比べ価格が高めではありますが温泉の湯をそのまま感じられ本格的な温泉に浸かっているかのような気分を味わえます。

参考:環境省|温泉療法のイ・ロ・ハ


温泉の素を使う際の注意点

追い焚きは控える

温泉の素には、その成分によって追い焚きに向かない商品があります。例えば、硫黄泉・湯の花・酸性・強酸性の湯は、風呂釜や配管を傷めやすいので注意が必要です。必ずパッケージに記載された注意事項に目を通してから使用するようにしましょう。

肌質に合うかチェック

成分によっては肌に合わない場合があるかもしれません。最初は少量を使って自分の肌質に合うか、湯ざわりをチェックすると安心です。

温泉の素、おすすめ5選

1. みょうばん湯の里「薬用 湯の花」

提供:みょうばん湯の里

大分県「明礬(みょうばん)温泉」の湯の花は、世界で唯一の「湯の花小屋方式」で製造されるもの。

「薬用湯の花」は、温泉の地表から噴出する温泉ガスから採取した結晶で、薬用効用の高い入浴剤です。湯の花を自宅の湯船に入れるだけで、いつでも気軽に乳白色の明礬温泉の湯を楽しめます。

主な効能は、あせも、神経痛、冷え性、腰痛、リウマチなど。硫黄を多く含んでいるので、追い炊き機能のついたお風呂での使用は避ける方が安心です。

※参考価格:10g×8パック、1,100円(amazon)