【兵庫】城崎温泉の日帰り温泉おすすめ7選!2024年版


提供:豊岡市
更新日:2024年4月16日

この記事を書いた人

たけちゃん

普段はパソコンと向き合うデスクワーク、休日は疲労回復&リラックスのために温泉を訪れるのが定番の過ごし方。温泉情報には常にアンテナを張って、気になる温泉があるとちょっと遠くてもドライブがてら遠出します。山の中にある温泉や海の近くなど、自然の中にある温泉が好きです。温泉でリフレッシュした後は、近隣のおすすめグルメをチェックするのも恒例です。

兵庫県にある「城崎(きのさき)温泉」といえば共同浴場をめぐる「外湯(そとゆ)めぐり」が有名。城崎温泉の泉質は、神経痛や疲労回復、慢性消化器病、慢性婦人病などの効能があるナトリウム・カルシウム塩化物泉。今回は、城崎の湯を「外湯めぐり」で楽しめる7つの個性豊かな温泉をご紹介します。7つの外湯に1日入り放題のフリーパス「ゆめぱ」(大人1,300円、小人650円)をいずれかの外湯の窓口で購入し、思う存分城崎温泉を堪能しましょう。


天下一と推賞された「一の湯」

提供:豊岡市

江戸時代の名医「香川修徳(かがわしゅうとく)」が著した「一本堂薬選(いっぽんどうやくせん)」にて、天下一と推賞されたことで一躍有名になった「一の湯」。

城崎温泉の真ん中にある象徴的存在であり、歌舞伎座のような外観が目を引きます。

夜は、「一の湯」前の王橋がライトアップされてぐっと華やかな雰囲気に。

提供:豊岡市

外湯の中でも珍しい、裏山の岩盤を掘った「洞窟風呂」が目玉。ゴツゴツした岩肌に囲まれたお風呂に入ると、優しく包まれているような気分になり、不思議とリラックスできます。

週末は、夕方になると入浴客で行列ができることもあるので、朝風呂を楽しむのがおすすめです。

<施設詳細>
・施設名:一の湯
・住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島415‐1
・電話番号:0796-32-2229
・営業時間:7:00~23:00
・定休日:水曜日
・日帰り温泉の利用料:大人600円、小人(1歳〜小学生)300円、ゆめぱ利用可

開放感あふれる広々とした露天風呂「鴻の湯」

提供:豊岡市

外湯の中で最も古い歴史のある「鴻の湯(こうのゆ)」。舒明(じょめい)天皇の御代(在位:629年~641年)に、足を怪我したコウノトリが傷を癒していた場所に温泉が湧きだしていたといういわれに基づき名付けられたと言われています。

入り口前には、コウノトリの像がディスプレイされており、夫婦円満・不老長寿、しあわせを招く湯と多くの人に親しまれています。

提供:豊岡市

丁寧に手入れされた、広々とした開放感あふれる庭園露天風呂(男女別)が特徴。

街路から少し離れた静寂な場所にあるので、「鴻の湯」までの散策も一緒に楽しめます。

<施設詳細>
・施設名:鴻の湯
・住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島610
・電話番号:0796-32-2195
・営業時間:7:00~23:00
・定休日:火曜日
・日帰り温泉の利用料:大人600円、小人(1歳〜小学生)300円、ゆめぱ利用可

一生一願の湯と知られる「まんだら湯」

提供:豊岡市

エメラルドグリーンの屋根と唐破風(からはふ)の門構えが印象的な「まんだら湯」。

城崎温泉の始まりについては、前述のコウノトリの説の他にもう一つ、717年に温泉寺の開祖・道智上人(どうちしょうにん)が一千日の間、八曼陀羅経(はちまんだらきょう)というお経を唱え続けたところ、満願し霊湯が湧き出したのが始まりだと言われる説があります。

そのような仏縁から、「まんだら湯」の屋根は御堂を模した形となっています。

提供:豊岡市

「まんだら湯」には、気泡風呂が楽しめる内風呂と露天風呂があります。露天風呂は、裏山の景色を眺めながらのんびり入浴できる陶器風呂です。

「一生一願の湯」として知られているので、人生節目のタイミングや、大切な勝負事の前に利用してみるのはいかがでしょうか?

<施設詳細>
・施設名:まんだら湯
・住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島565
・電話番号:0796-32-2194
・営業時間:15:00~23:00
・定休日:水曜日
・日帰り温泉の利用料:大人600円、小人(1歳〜小学生)300円、ゆめぱ利用可

熱めの風呂好きなら外せない「柳湯」

提供:豊岡市

「柳湯」の名前の由来は、中国の名勝西湖(せいこ)から移植した柳の木の下から湯が湧き出たことにあります。木造の風情ある建物で、風呂にも木がふんだんに使われているのが特徴です。

提供:豊岡市

他の外湯に比べ43度と湯温が高く、熱めの風呂好きなら外せない「柳湯」の浴槽は小さい子供が頭まで浸かってしまう程の深さがあり、体の芯からしっかり温まることができます。

2ヶ所ある足湯のうち、表通りの足湯は混み合いますが、裏通りの方は比較的空いているのでおすすめです。「柳湯」は、子授安産、子授けの湯としても有名です。

<施設詳細>
・施設名:柳湯
・住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島647
・電話番号:0796-32-2097
・営業時間:15:00~23:00
・定休日:木曜日
・日帰り温泉の利用料:大人600円、小人(1歳〜小学生)300円、ゆめぱ利用可

開放感あふれる窓も天井もガラス張りの内風呂と露天風呂「御所の湯」

提供:豊岡市

南北朝時代の歴史物語「増鏡(ますかがみ)」に、文永四年(1267年)に後堀河天皇の御姉安嘉門院(あんかもんいん)が入湯された記載があることから、「御所の湯」と名付けられました。京都御所を彷彿とさせる荘厳な雰囲気は圧巻です。

提供:豊岡市

「御所の湯」の敷地内には但馬(たんば)の山をイメージした、キンキマメザクラやミツバツツジなどの植栽が施されており、裏山を借景にした露天風呂からは、滝を見ることができます。

魅力は露天風呂だけにとどまらず、窓も天井もガラス張りであることから「天空風呂」と呼ばれる大浴場も素晴らしい開放感です。「御所の湯」は、火伏(ひぶせ)防災・良縁成就、また美人の湯としても親しまれています。

<施設詳細>
・施設名:御所の湯
・住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島448
・電話番号:0796-32-2230
・営業時間:7:00~23:00
・定休日:第一・三木曜日
・日帰り温泉の利用料:大人800円、小人(1歳〜小学生)400円、ゆめぱ利用可

町民に親しまれ続ける「地蔵湯」

提供:豊岡市

和風灯篭が目印の「地蔵湯」は、家内安全・水子供養、衆生(しゅじょう)救いの湯として親しまれています。この湯の泉源から地蔵尊が出たので「地蔵湯」という名前が付けられ、庭内には地蔵尊が大切に祀られています。

提供:豊岡市

江戸時代には村民がよく利用していたことから、「里人(さとびと)の外湯」とも呼ばれており、今でも町民の入浴率が高い、地元の方に親しまれ続けている湯です。

2階には畳敷きの広い休憩所があるので、入浴後にゆっくりくつろぐこともできます。

<施設詳細>
・施設名:地蔵湯
・住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島796
・電話番号:0796-32-2228
・営業時間:7:00~23:00
・定休日:金曜日
・日帰り温泉の利用料:大人600円、小人(1歳〜小学生)300円、ゆめぱ利用可

ハーブの香りと円山川の眺めでゆったりと「駅舎温泉 さとの湯」

提供:豊岡市

外湯の中で一番新しい温泉「駅舎温泉 さとの湯」は、JR城崎温泉駅の隣にあり、アクセスが大変便利。円山川の眺めとハーブの香りでゆったりできると評判の湯です。

提供:豊岡市

温泉の滝が豪快に流れる和風の屋上露天からの円山(まるやま)川の眺めは爽快。また、ハーブの香るミストサウナなど5種のサウナと2種のハマームレスト(ハーブの香る蒸し風呂)もぜひお試しを。

「駅舎温泉 さとの湯」入り口には無料の足湯があるので、電車の待ち時間や待ち合わせの際に利用してみてはいかがでしょうか。

<施設詳細>
・施設名:駅舎温泉 さとの湯
・住所:兵庫県豊岡市城崎町今津290-36
・電話番号:0796-32-0111
・営業時間:13:00〜20:40(閉館21:00)
・定休日:月曜日(祝日の場合は営業)※2024年4月1日より長期休業中
・日帰り温泉の利用料:大人800円、小人(1歳〜小学生)400円、ゆめぱ利用可

城崎温泉の日帰り温泉めぐりへ出かけませんか?

提供:城崎温泉観光協会

今回は、趣がそれぞれ異なる城崎温泉の7つの外湯をご紹介してきました。城崎温泉の伝説や歴史、温泉名の由来などに想いを馳せながら、散策も兼ねて日帰り温泉めぐりを楽しんでみてくださいね。