【長野】「渋温泉」日帰り旅!歴史ある温泉街と地獄谷野猿公苑を満喫
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ともきち
温泉が好きで、年に数回は友人や家族と国内旅行を計画し、色々な温泉地へ出かけています。温泉の中でも、濁り湯の露天風呂が特に好みです。旅先では、有名観光地や絶景スポットをひと通りまわり、地元の名物料理やお菓子の食べ歩きも欠かしません。旅好きならではの視点で、温泉地の情報や温泉にまつわる知識など、魅力あふれる記事をお届けします。
長野県、信州にある「渋(しぶ)温泉」には、木造の風情ある建物が並ぶレトロな街並みが残ります。今回は、渋温泉の有名観光地「地獄谷野猿公苑」にも足を伸ばし、渋温泉を満喫する日帰り旅をご紹介します。
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目次
この旅行プランはこんな人におすすめ
・日帰りで温泉旅行に出かけたい
・有名観光地はおさえたい
・外湯を体験したい
旅のしおり
〈10:00〉渋温泉入り口バス停に到着
〈10:30〉地獄谷野猿公苑を散策
〈12:30〉やりやで蕎麦に舌鼓
〈14:30〉外湯:共同浴場めぐり
〈16:30〉渋温泉街でお土産購入
〈17:30〉渋温泉入り口バス停を出発
渋温泉の日帰り旅スタート
〈10:00〉「渋温泉入り口」バス停に到着
「渋温泉入り口」バス停に到着。さぁ渋温泉の日帰り観光のスタートです。
<参考:電車・バス>
【東京より】→JR北陸新幹線で「長野駅」まで約85分
【新大阪より】→JR東海道新幹線に乗り「名古屋駅」でJR中央本線特急に乗り換え「長野駅」まで約3時間42分
【金沢より】→JR北陸新幹線で「長野駅」まで約1時間30分
「長野駅」→ 長野電鉄湯田中行き特急で約50分、「湯田中駅」下車。湯田中駅から上林行きのバスに約7分乗り、「渋温泉入り口」にて下車。または、タクシーで5分。
渋温泉の旅は、川のほとりにある「渋温泉入り口」バス停に降り立つところから始まります。川沿いの道、そこから1本入った道の一帯に情緒あふれる建物が立ち並びます。
<施設詳細>
・スポット名:渋温泉入り口
・住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏
・観光マップ:A地点
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↓車で8分(徒歩約40分)
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〈10:30〉「地獄谷野猿公苑」でスノーモンキーに出合う
提供:地獄谷野猿公苑
1964年に開苑した「地獄谷野猿公苑」は、標高850m、険しく切り立った崖に囲まれ、噴泉が絶えず噴煙を上げている地獄谷にあります。
ニホンザルをより自然に近い状態で自由に観察することができます。
提供:地獄谷野猿公苑
スノーモンキーとして広く世界中の人々に愛されているニホンザルは、寒い冬には温泉に気持ち良さそうに浸かる姿を見せてくれます。
<施設詳細>
・施設名:地獄谷野猿公苑
・住所:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏6845
・電話番号:0269-33-4379
・営業時間:夏季(4〜10月ごろ)8:30〜17:00、冬季(11〜3月ごろ)9:00〜16:00 ※営業時間は概ねの目安。野猿公苑のニホンザルは野生動物のため、天候、季節、ニホンザルの行動などにより予告なく変動することがある。
・定休日:なし
・入場料:大人800円、小人(小学生〜高校生)400円
・観光マップ:B地点
可愛いサルたちを観察したら、渋温泉街へ戻りましょう。
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↓車で8分(徒歩約40分)
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〈12:30〉「やり屋」で関東風の手打ち蕎麦に舌鼓
ランチには、関東風の手打ち蕎麦がウリの蕎麦屋「やり屋」で歯応えがしっかり感じられる平打ちの蕎麦「ざる蕎麦」(650円)を、しゃきしゃきの野沢菜と共に味わいます。
脂の乗ったまろやかな味の「信州サーモン」(1,500円)を肴に、お昼から日本酒を楽しむのも良いかもしれません。
「やり屋」は、畳敷きの小上がりがありくつろげる店。招き猫やダルマなどの小物がワイワイと賑やかな雰囲気を醸し出しています。
<店舗詳細>
・店舗名:やり屋
・住所:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏2165-2
・電話番号:0269-33-2619
・営業時間:11:00~16:00、18:00~22:00
・定休日:不定休
・観光マップ:C地点
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↓徒歩約4分
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〈14:30〉「外湯:共同浴場」の湯めぐりを体験
渋温泉にある外湯(共同浴場)は9ヶ所。渋温泉の宿泊客は旅館で鍵を借り、すべての外湯を無料で利用できます。効能は外湯によってさまざま。
最後に温泉街を見下ろす「渋高薬師」へ参詣してスタンプを押せば九(苦)労を流し、厄除け、安産育児、不老長寿のご利益があると言われています。
今回は、9ヶ所の外湯の中から、渋温泉の宿泊者以外も唯一浸かれる九番湯を体験しましょう。
九番湯 渋大湯
提供:山ノ内町観光連盟
提供:山ノ内町観光連盟
九つの外湯の中で一番広い「九番湯」は、道路下の半地下のような場所にあり、建物の屋根の上には足湯と恵比寿神社があります。木造の浴槽に浸かり、ヒノキ蒸し湯でリラックス。
鶯色(うぐいすいろ)のお湯の泉質は、子宝、リュウマチ、神経痛の効能があります。
<施設詳細>
・施設名:九番湯 渋大湯
・住所:長野県下高井郡下高井郡山ノ内町平穏2115
・電話番号:0269-33-2921(渋温泉旅館組合事務所)
・営業時間:6:00~22:00(渋温泉宿泊客以外は10:00~) ※コロナの影響により(月、水、金曜日)13:00~17:00、(GW、年末年始、日・火・木・土曜日)10:00~17:00になる場合あり
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:渋温泉旅館に宿泊者は無料、宿泊者以外は500円
・観光マップ:D地点
渋高薬師へ参拝
提供:山ノ内町観光連盟
九番湯を出たら向かいの石段を登り、温泉街を見下ろす「渋高薬師(しぶたかやくし)」へ。
参詣してスタンプを押せば満願成就すると言われています。今回は、「九番湯」だけ体験しましたが、厄除け、安産育児、不老長寿を祈って参拝しましょう。
<施設詳細>
・施設名:渋高薬師
・住所:長野県下高井郡山ノ内町 渋2208
・観光マップ:E地点
提供:金具屋
「渋高薬師」の石段を降り、右隣にある1758年創業「金具屋(かなぐや)」を眺めましょう。
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」に出てくる湯屋のモデルとも言われる見事な佇まいが観られます。
提供:金具屋
昭和4(1929)年に建てられた金具屋の旧臨仙閣(りんせんかく)本館や旧臨仙閣浴堂、昭和11(1936)年に建てられた斉月楼(さいげつろう)と大広間は、優れた温泉旅館建築として、国指定有形登録文化財に指定されています。
<施設詳細>
・施設名:金具屋
・住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏2202
・電話番号:0269-33-3131
・宿泊料金(1泊2食、2名利用時):17,600円〜
・観光マップ:F地点
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↓徒歩約1分
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〈16:30〉渋温泉街でお土産購入
日帰りの旅、最後は、温泉街を歩きながらお土産探しをしましょう。
おすすめお土産①:羽田甘精堂の一口サイズの餅菓子「はやそばもち」
提供:羽田甘精堂
渋温泉おすすめお土産の1つ目は、「はやそばもち」(12個入、720円)。つるんとしたお餅に信州味噌と練りゴマをベースにした香ばしい甘ダレを詰め込んだ一口サイズのお菓子です。
昭和2年(1927年)に創業した老舗和菓子店「羽田甘精堂(はたかんせいどう)」には、自慢のこし餡を使用したお饅頭をはじめ、心のこもったこだわりの和菓子が揃います。
<店舗詳細>
・店舗名:羽田甘精堂
・住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏2316
・電話番号:0269-33-2324
・営業時間:8:00~19:00
・定休日:不定休
・観光マップ:G地点
おすすめお土産②:一度味わったらクセになる小古井菓子店「うずまきパン」
渋温泉のおすすめお土産の2つ目は、「小古井(こふるい)菓子店」の「うずまきパン」(130円)。
提供:小古井菓子店
昭和初期に創業した老舗菓子店の名物パン「うずまきパン」には、マーガリンが入っており、少し温めて食べると、溶けたマーガリンの塩気と、パンにうずまき状に乗ったカスタードの甘みとが相まって幸せな味わいに。
<店舗詳細>
・店舗名:小古井菓子店
・住所:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏2114
・電話番号:0269-33-3288
・営業時間:8:00~19:30
・定休日:水曜日
・観光マップ:H地点
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↓徒歩約1分
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〈17:30〉「渋温泉入り口」バス停を出発
渋温泉の日帰り観光もここで終わり。帰路につきます。
観光マップ
A:渋温泉入り口
B:地獄谷野猿公苑
C:やり屋
D:九番湯 渋大湯
E:渋高薬師
F:金具屋
G:羽田甘精堂
H:小古井菓子店
渋温泉へ愛らしいニホンザルと上質な温泉に癒される旅に出かけよう
渋温泉にある、「地獄谷野猿公苑」は、ヒトとサルの間に柵がない環境で、じっくりと観察できる全国でも希少なスポットです。愛らしいニホンザルに癒され、温泉にも癒されに、渋温泉へ出かけませんか。