座るだけで疲れが取れる!?開放感抜群の観光特急「しまかぜ」で行く、三重・伊勢志摩の旅


車内はひじ掛けの下から天井まで窓が広がり、明るく開放的な空間

さて、車両に入ります。

窓がなんと、ひじ掛けの下から天井まで広がっています。

自然光が入り込み、明るく開放的な雰囲気で早くもウキウキ気分がマックスに。

座り心地抜群のシートに腰掛けると、包み込まれているような感覚。

腰部分の「エアーサポートクッション」で、座席の硬さを調節できるので、腰痛気味の方にもとても優しく、電車の座席とは思えない快適さです。

長い山越えの区間は、緑豊かな山々の様子やのどかな田んぼの風景に癒されます。

提供:近畿日本鉄道株式会社

池の浦〜鳥羽間では海沿いを走行。

太陽に照らされて光り輝く海を眺めながら、心地よい時間を過ごせます。

ミキモト真珠島や鳥羽水族館を眺めながら、まさに志摩に吹くさわやかな風を満喫できる区間ですよ。


全面ガラス張りの展望車両は、景色を存分に味わいたい人におすすめ!

提供:近畿日本鉄道株式会社

入口から階段を少し上がったところにある先頭と後尾(1号車と6号車)は、展望車両になっています。

2階建て車両の2階席に近い床面の高さで、左右の窓も大きく取られているので、その分、抜群の眺望と開放感が存分に味わえます。

提供:​​近畿日本鉄道株式会社(鵜方〜志摩神明間)

迫りくるような真っ青な空や緑の臨場感は、たまりません。

その中でも一番のおすすめ席は、運転席真後ろの最前列。

運転席との仕切りも全面ガラスになっているから、ずっと先の線路まで見えます。

高台から見下ろす景色を独り占めしている感覚で、道中は興奮の連続!

さすが三重県!松坂牛を堪能できる車内カフェあり

提供:近畿日本鉄道株式会社(2階カフェ)

「しまかぜ」ならではの、沿線にちなんだ名品が味わえるカフェも見逃せません。

提供:近畿日本鉄道株式会社

三重のグルメといえば、やっぱり松坂牛!ということで、松坂牛を100%使用した「松阪牛重」(温かい抹茶入り緑茶(150ml)付で1,500円)を注文。

じっくり煮込まれた柔らかい松坂牛を心ゆくまで堪能!

野菜も良い味が出ています。

提供:近畿日本鉄道株式会社

松坂牛を使用したメニューには「松坂牛カレー」も。

こちらも松坂牛を100%使用しており、松坂牛のコクと旨味をたっぷりと感じられるメニューです。

提供:近畿日本鉄道株式会社

ちなみに、「海の幸ピラフ」(1,500円)も人気だそう。

確かに大きなエビがどんと載って美味しそう!

食事と一緒に、クラフトビールやワイン、日本酒などを楽しむこともできますよ。

スイーツは列車によってメニューが異なるのでお楽しみに

カフェでは、列車の発着駅沿線の名店スイーツも味わえます。

「バニラジェラート(しまかぜオリジナルパッケージ)」(380円)や「赤福銘々箱(2個入り)」(250円)など。

「スイーツセット(スイーツ・焼き菓子・ドリンクのセット)」(1,200円)で、優雅なティータイムを楽しむのも良いですね。

スイーツの種類は、列車の発着駅や季節により違うので、次回は違う路線に乗るのも楽しみです。

車内カフェの利用は予約なしで利用できる

提供:近畿日本鉄道株式会社(1階カフェ)

カフェは予約なしで利用できます。

予定はなかったけど、やっぱり食事したい・お茶したいというニーズに応えてくれるのは嬉しいポイントですね。

カフェからの眺望も素晴らしいので、座席とはまた違った角度で景色を楽しみたい方にもおすすめです。