イメージは動く森!木の温もりを感じながら旅する列車「ゆふいんの森」で、由布院温泉へ
目次
まるで吊り橋!車両移動ひとつにもワクワクが

入ってみてまず驚いたのは、乗車口から階段を登り、客席へ向かおうとした時、そこに現れたのは吊り橋!

車両の連結部分は吊り橋のデザインと、遊び心満載で、旅気分が盛り上がります。
いつもとは違う視点から望む車窓の景色に心も晴れ晴れ

さて、車両に入ります。
ハイデッカー構造なので、高い場所から車窓の景色を見晴らすことができ、気分は爽快。
車内も明るく開放的です。

前の座席とのスペースもゆとりがあるので、足を伸ばして十分くつろげます。
筑紫平野を抜けると、筑後川、その支流といくつも鉄橋を渡り、次第に緑の山々へと進んでいきます。

(車掌から見える筑後川)

(車窓から見る慈恩の滝)
天ヶ瀬駅を過ぎると、この旅一番の絶景スポット「慈恩(じおん)の滝」が現れます。
列車が徐行してくれるので、見逃しなく、写真もばっちり撮れます。
車内の説明パネルもチェックして、絶景をしばし満喫。
慈恩の滝は進行方向右に見えるので、右側の席を予約するのがおすすめです。


(車掌から望む耳納連山)



(車窓からの景色)
綺麗な青空と、自然豊かなのどかな雰囲気で心が落ち着きます。
他にも、プリンのような形をした「伐株山(きりかぶさん)」や、九州に唯一残されている扇形機関庫が残された「旧豊後森機関庫」なども見られます。

(車掌から見る伐株山)

(車窓から見る旧豊後森機関庫)
旧豊後森機関庫に訪れた観光客の方が手を振ってくれます。
このような交流も観光列車ならではの楽しみだったりしますよね。
180℃広がる大パノラマ展望席からの眺望は大迫力

先頭と後尾(1号車と5号車)には、展望席があります。
運転席が低めに作られているので、見晴らしは抜群。

最前部の席は、次々と迫ってくるような景色に圧倒されます。
流れゆく景色を眺めながらのんびり過ごせる、最後尾の席も良いですね。
ただ、左右のはじに大きめの柱がある車両もあります。
目の前に広がる景色をしっかり見たいなら、最前列・最後列の通路側の席がおすすめです。



