ゆふいん駅に到着!目の前に迫る由布岳とどこまでも続く青い空に気分爽快

博多から2時間10分ほどで、ゆふいん駅に到着。

黒塗りのモダンな木造駅舎は、大分県出身の建築家・磯崎新氏によるもの。

吹き抜けのロビーは、広々としていて気持ち良い!

改札口がない駅は全国でも珍しく、旅に来たという実感が一気に湧いてきました。

豊かな自然、老舗旅館、おしゃれなカフェと、伝統とモダンが絶妙に入り混じった由布院温泉を、楽しみ尽くします。

まずはやっぱり由布院温泉

由布院についたら、最初に楽しみたいのはやっぱり温泉。

由布院温泉は日本第2位といわれる約900もの源泉数と毎分38,600Lもの湧出量を誇ります。

由布院駅のホームには足湯も。列車を降りた瞬間から由布院温泉を楽しむことができます。

泉質は、刺激が少ない単純温泉や美人の湯として知られるアルカリ性単純温泉が中心。

神経痛、筋肉痛、疲労回復などの効能があるので、日頃の疲れをしっかりととってくれそうですね。

由布岳を眺めながらゆったりと過ごし、心身共にリラックスできました。

由布院で絶品グルメを堪能

由布院は、温泉だけでなく絶品グルメも有名です。

駅から続く「湯の坪街道」周辺には、食事処やカフェ、食べ歩きにぴったりのグルメが目白押し!

今回は、​温泉で空いた小腹を満たしに出かけます。

まず、初めに挑戦するのは、「金賞コロッケ本店」の「金賞コロッケ」(160円)。

全国コロッケコンクールで金賞を受賞したという、お墨付き。

サクサクっとした衣に、ホクホクのじゃがいもがたっぷり詰まっていて、確かに絶品です。

コロッケで小腹を満たしたら、次は甘いものを。

どら焼きや黒糖揚げまんじゅうで有名な「今泉堂」へ向かいます。

最近話題なのは「モンブランソフト」(743円)。

濃厚なモンブランと、地元産の牛乳で作られたソフトクリームのハーモニーはたまりません。

見た目も可愛いので、写真映えもしますね。

由布院は観光スポットも目白押し

おすすめの観光スポットの一つ目は、「今泉堂」からすぐのところにある「金鱗湖(きんりんこ)」。

紅葉のベストシーズンは、10月下旬〜11月中旬頃。

湖面にも赤や黄色が写り、辺り一面華やかな雰囲気に包み込まれます。

出典:PIXTA

冷え込んだ朝に朝霧が一面にかかる風景は、由布院温泉の象徴ともいえるもの。

泊まりがけで由布院へ出かけられる方は、その幻想的な世界をぜひ体験してみてください。

(画像中央の黒い建物がシャガール美術館)

金鱗湖の散策で立ち寄りたいのが、湖のほとりにある「シャガール美術館」(入館料:一般600円)。

サーカスをテーマにした幻想的な作品が、金鱗湖に面したロケーションにぴったり。

1階には食事やスイーツが楽しめるカフェやショップもあります。

予約方法と良い席をとるコツをご紹介

出典:PIXTA

「ゆふいんの森」は人気のため、特に休日は発売と同時に売り切れてしまうことも。

全席共通価格なので、倍率の高い見晴らしの良い席を撮りたいなら事前準備をしておきましょう。

ここでは、予約を取るためのコツを説明しますので、ぜひ参考にして実践してみてくださいね。

予約方法

特急券の予約は、「ゆふいんの森」に乗る予定日の1ヶ月前の10時に、インターネット・みどりの窓口・駅の自動券売機で同時に開始されます。

料金

ゆふいんの森の博多から由布院までの大人1名の片道料金(普通運賃+指定席特急料金)は、通常5,190円。

ネット限定の「九州ネットきっぷ」を購入すれば、片道4,080円。

往復割引の「ゆふいんのんびりきっぷ」を購入すれば、往復で8,070円とお得に乗車できます(インターネットと自動券売機のみで販売)。

区間ごとに購入すれば、天ヶ瀬など沿線駅への立ち寄りもできます。

良い席の予約を取るためのコツ

おすすめはインターネット購入です。

先ほどご紹介したように、割引でお得に購入もできます。

予約を素早く完了できるよう、発売開始前にJR九州Web会員(無料)になっておきましょう。

登録が済んでいると、予約の際に名前などの個人情報や決済方法などを記入する必要がなくなるので、早く購入へ進むことができます。

シートマップを見ながら予約ができるので、好みの車両や座席を好きに選べます。

ただし、悩んでいる間に良い席は埋まってしまう可能性があるので、あらかじめ狙いの席は決めておいた上で予約に挑みましょう。

気分は高原リゾート!「ゆふいんの森」で、思い出の旅へ出かけよう

実際に乗ってみて、「ゆふいんの森」が30年ものあいだ人気を持続し、走り続けていることに納得。

確かに思い出に残る旅になりました。

木の温もりに包まれた「ゆふいんの森」で、由布院温泉へ出かけてみてはいかがですか。