【大分】「湯布院温泉」へ2泊3日の旅!郷土料理・漁師めしと温泉を堪能
全国第1位の源泉数・湧出量を誇るおんせん県である大分県。その中でも「湯布院(ゆふいん)温泉」は、約900の源泉数があり、毎分38,600Lの湧出量で別府(べっぷ)温泉に次ぐ全国第2位の湧出量を誇る人気温泉地です。標高1,584mの由布岳(ゆふだけ)に見守られつつ、名物の漁師めしと温泉を堪能しましょう。 今回は2泊3日の旅行に合わせ最高の温泉を厳選し、おすすめグルメや観光名所も織り交ぜたプランとなっています。ぜひ極上のひと時を過ごしに、湯布院温泉を訪れてみてはいかがでしょうか。
【記事を読む前に!】 湯旅がさらにお得になるおすすめの1枚 |
|
\No.1人気の定番/
楽天カード |
|
おすすめ ポイント |
■楽天トラベルと相性抜群◎ ・楽天ポイントが2倍 ・1,000円割引クーポンが毎月付与 →毎月1回使える、お盆や正月もOK ■海外旅行傷害保険が付帯 ■年会費無料で高還元 |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1.0%(100円=1pt) |
ブランド | |
入会特典 | 最大5,000ポイント付与 |
公式サイト | https://www.rakuten-card.co.jp/ |
目次
この旅行プランはこんな人におすすめ
- 2泊3日で温泉旅行に出かけたい
- 活気ある温泉地に出かけたい
- グルメの美味しい場所に旅したい
旅のしおり
【Day1】
〈12:00〉JR由布院駅に到着
〈12:30〉九州饂飩物語でランチ
〈14:30〉乙丸温泉館で立ち寄り入浴
〈16:30〉ホテルにチェックイン
【Day2】
〈10:30〉由布岳温泉で立ち寄り入浴
〈12:30〉陽だまり食堂でランチ
〈14:30〉岩下コレクションで文化財・社会遺産を鑑賞
〈16:30〉ホテルにチェックイン
【Day3】
〈10:30〉由布院いよとみで立ち寄り入浴
〈12:30〉かっぱ食堂」でランチ
〈14:30〉由布院駅周辺散策とお土産購入
〈16:30〉湯布院温泉を出発
湯布院温泉2泊3日の旅スタート
【Day1】JR由布院駅に到着
〈12:00〉
JR由布院駅に着いたら2泊3日の旅スタートです。
【福岡より】→高速バスで約1時間40分
【東京より】→飛行機で約1時間50分
【大阪より】→飛行機で約1時間
JR由布院駅は日本でも珍しい改札口がない駅の1つです。構内には待合室を兼ねたアートホールがあるので、芸術を楽しみながらひと休憩するのもよいでしょう。
レトロな雰囲気の駅舎を出ると、正面には美しい由布岳が見えます。
駅周辺は、飲食店やお土産処などが集まり、活気のある街並みが広がります。
なお、湯布院温泉街周辺は公衆トイレが比較的少ないです。お手洗いは、駅で済ませておくようにしましょう。
<施設詳細>
・住所:大分県由布市湯布院町川北8−2
・観光マップ:Day1 A地点
↓
↓徒歩約1分
↓
【Day1】「九州饂飩物語」でランチ
〈12:30〉
駅を出たらまずは、「九州饂飩物語(きゅうしゅううどんものがたり)」で「佐伯 漁師めし定食」(1,040円)をいただきます。
大分県佐伯市の郷土料理である「ブリのあつめし」と「ごまだしうどん」がセットになっています。
提供:九州饂飩物語
ブリのあつめしは、佐伯市特産のブリを醬油ベースのタレに漬け、熱々のご飯に乗せた丼。
まずは、そのままの状態でぷりぷりのブリの食感と味を楽しみましょう。
ある程度食べたところで、熱々のお茶を注ぎお茶漬けとして食べるのもおすすめです。
熱々のお茶を注ぐことで、ブリの身がギュッと引き締まり、また違った食感を楽しめます。
ブリのあつめしは、もともとは漁師たちが仕事の合間に食べていたまかない料理でした。農水省の郷土料理百選にも選ばれ地元名物として愛されるようになったようです。
また、ごまだしうどんは佐伯発祥の調味料「ごまだし」をうどんの上にのせた郷土料理です。
ごまだしは佐伯周辺で年間を通して獲れる白身魚エソを焼いて、ほぐした身に胡麻や醤油を混ぜ合わせて作る調味料です。魚の風味が口の中に広がり食欲をそそります。
次から次へと箸が進むこと間違いないでしょう。
100年以上も愛されている漁師の味を堪能しつつ、今後の旅程に期待を膨らませましょう。
<店舗詳細>
・住所:大分県由布市湯布院町川北2-11 駅前通り
・電話番号:0977-85-5244
・営業時間:10:00~20:00
・観光マップ:Day1 B地点
↓
↓徒歩約5分
↓
【Day1】共同温泉「乙丸温泉館」で立ち寄り入浴
〈14:30〉
ランチの後は「乙丸(おとまる)温泉館」へ立ち寄り、温泉を楽しみます。
提供:一般社団法人 由布院温泉観光協会
JR由布院駅から由布見(ゆふみ)通りを200mほど歩いた所にあります。
地元の方はもちろん、観光客も気軽に立ち寄れる共同浴場です。
地元の方や他の旅行者との交流の場ともなるので、旅の役立つ情報収集ができるかもしれません。
また、館内には温泉の守り神である薬師如来が祀られています。その賽銭箱に入浴料200円を入れましょう。
提供:一般社団法人 由布院温泉観光協会
乙丸温泉館の泉質は、弱アルカリ性で無色透明。
やや熱めの湯温が特徴で、身体の芯までしっかりと温めることができます。大小の浴槽が2つあり、熱いのが苦手な方にはややぬるめの小さい浴槽がおすすめです。
タオルや石鹸類を販売しているので、手ぶらでも安心して入浴できます。
館内は落ち着いたレトロな雰囲気でゆっくりとした時間を過ごせます。
ゆっくりと足を伸ばして休みたい方は、2階の大広間を利用するとよいでしょう。(利用料:100円)
<施設詳細>
・住所:大分県由布市湯布院町川上2946-1
・電話番号:0977-84-3573
・営業時間:6:30~22:00
・観光マップ:Day1 C地点
↓
↓徒歩約5分
↓
【Day1】ホテルにチェックイン
〈16:30〉
湯布院温泉の旅、初日はここで終わりです。
湯布院温泉街にあるホテルにチェックインします。
【Day2】
ホテルをチェックアウトし2日目のスタートです。
↓
↓徒歩約10分
↓
【Day2】由布岳が一望できる「由布岳温泉」で立ち寄り入浴
〈10:30〉
2日目のスタートは、由布岳が一望できる「由布岳(ゆふだけ)温泉」を訪れます(立ち寄り湯:500円)。
田園地帯が広がる静かな雰囲気の中、美しい由布岳を眺めながら温泉が楽しめます。
由布岳温泉の湯は、無色透明で優しい化粧水のような肌触りの泉質です。
ややぬるく感じられる湯温のため、ゆっくりと浸かることができます。
貸切風呂も充実しており、全室に露天風呂が付いています(貸切風呂1時間:2,000円)。
貸切風呂には、山々にちなんだ名前が付けられています。
どのお風呂からも由布岳が望めるのがうれしいポイントです。
シャンプーやボディーソープは備え付けされており、タオルは200円で購入できます。手ぶらで気軽に利用できる温泉です。
また、由布岳温泉の敷地内には水温14℃の湧水があります。由布岳の裾野から自噴している綺麗なお水です。
入浴客は無料で持ち帰ることができます。
<施設詳細>
・住所:大分県由布市湯布院町川上2425-2
・電話番号:0977-84-2453
・営業時間:9:30~19:00
・観光マップ:Day2 A地点
↓
↓徒歩約15分
↓
【Day2】地元食材をたっぷり使用した「陽だまり食堂」でランチ
〈12:30〉
入浴の後は「陽だまり食堂」でランチをいただきます。
陽だまり食堂は、JAおおいた直営の農産物直売所の中にある食堂で、地元のお母さんたちが作るボリューム満点の定食がいただけます。
店内は、スタッフの笑顔と笑い声があふれる心が温まるお店です。
そんな陽だまり食堂のおすすめは「陽だまり定食」(1,080円)。
陽だまり定食は、郷土料理のだんご汁をはじめ、とり天、豊後牛とゴボウが入ったコロッケがついた、ボリューム満点のメニューです。
だんご汁のだんごは、小麦粉を練って作ったものを小さくちぎり平たく伸ばした麺です。
平たく伸ばした麺のだんご汁は、大分県ならではの特長となっています。
地元の旬の野菜がふんだんにはいったバランスのとれたお汁です。
化学調味料を一切使用していないので、安心・安全。サラダや漬物には、地元で取れた野菜がたっぷりと使用されています。
地元食材をたっぷりと使用した「農家のかあちゃんの味」を心ゆくまでご堪能ください。
<店舗詳細>
・住所:大分県由布市湯布院町川上2914-1
・電話番号:0977-84-2270
・営業時間:11:00~15:00
・観光マップ:Day2 B地点
↓
↓徒歩約30分
↓
【Day2】「岩下コレクション」で先人の夢と挑戦の歴史を鑑賞
〈14:30〉
お腹を満たした後は、「岩下コレクション」で大衆文化財や社会遺産を鑑賞します。
オーナーが40年をかけて収集し、「未来は歴史に学べ」を理念に開館した複合博物館です(入館料700円)。
岩下コレクションはいくつかのブースに分かれており、それぞれ異なる世界観を楽しむことができます。
「昭和レトロ館」は、昔懐かしい昭和の街並みを再現しています。
ブリキのおもちゃやレトロなポスターなどが数多く展示されています。
古き良き昭和にタイムスリップして思い出話に花が咲くことでしょう。
「世界のモーターサイクル歴史館」では、国産ヴィンテージバイクや世界の名車が200台展示されています。
希少バイクや希少自動車も多数展示されていて一見の価値があります。
先人の夢や挑戦の歴史から、さまざまな学びを得ることができるでしょう。
<施設詳細>
・住所:大分県由布市湯布院町川北645-6
・電話番号:0977-28-8900
・営業時間:9:00~17:00
・観光マップ:Day2 C地点
↓
↓徒歩約30分
↓
【Day2】ホテルにチェックイン
〈16:30〉
湯布院温泉街にあるホテルにチェックインし、2日目の終わりです。
【Day3】
湯布院温泉の旅、最終日のスタートです。
↓
↓徒歩約10分
↓
【Day3】和モダンな雰囲気漂う「由布院いよとみ」で立ち寄り入浴
〈10:30〉
最終日は、大正時代から続く老舗旅館「由布院いよとみ」へ立ち寄り、温泉を堪能しましょう。
お風呂は全部で3つ。岩造りの露天風呂、ヒノキの大風呂に小風呂があり、貸切で利用(入浴料:60分500円)することができます。
由布院いよとみのお湯は、90℃以上の源泉を湧水で割って使用しています。
湯上がり後の肌はすべすべ。ついつい何度も肌を触ってしまいます。
また、肌にやさしいお湯ということから、館内で販売されている化粧水「由布院みすと」の原料にも使われています。
館内は、やさしい灯りが広がる、風情ある雰囲気です。
旅の疲れを癒しながらゆっくりとした時間を過ごせます。
<施設詳細>
・住所:大分県由布市湯布院町川南848
・電話番号:0977-84-2007
・営業時間:10:00~15:00
・観光マップ:Day3 A地点
↓
↓徒歩約10分~15分
↓
【Day3】ゆっくりとした時間が流れる「かっぱ食堂」でランチ
〈12:30〉
入浴の後は、「かっぱ食堂」の大分名物「とり天定食」(1,300円)でお腹を満たします。
提供:かっぱ食堂
とり天は国産の鶏もも肉をニンニク生姜で味付けし、天ぷらにした大分の郷土料理の一つ。口の中にいれるとほろほろ崩れ、優しい味が口の中に広がります。
とり天定食には、陽だまり食堂でもいただいた、だんご汁もついてきます。
かっぱ食堂のだんご汁に使われる味噌は手作りされており、時期によって味の変化も楽しめます。
また、店内は女将手作りの暖簾(のれん)が揺れていて、家に帰ってきたようなほっとできる空間です。
<店舗詳細>
・住所:大分県由布市湯布院町川上1611-1
・電話番号:0977-85-5075
・営業時間:11:30~16:00
・観光マップ:Day3 B地点
↓
↓徒歩約10分
↓
【Day3】由布院温泉街・駅前でお土産購入
〈14:30〉
旅の最後は、湯布院温泉街や駅前でお土産を購入します。
おすすめお土産①:YURARIの「湯布院プリン」
YURARIの「湯布院プリン」(1個 360円~)は、食材の鮮度にこだわり、地元産の卵や牛乳を使って丁寧に作られる無添加プリンです。
滑らかでくちどけのよいプリン。口へ運ぶたびに、自然と笑顔になる味わいです。
味はプレミアムバニラ、メープル、黒糖、カスタードの4種類があります。
おすすめお土産②:湯布院金賞コロッケの「金賞コロッケ」
湯布院金賞コロッケの「金賞コロッケ」(1個170円)は、全国コロッケコンクールで金賞を受賞した逸品。
揚げたてのコロッケはもちろんですが、冷えてもジャガイモの旨味が十分に引き出されています。
他にも男爵コロッケやチーズコロッケなど豊富なレパートリーがあり、食べ比べて楽しむこともできます。
日本一のコロッケをお土産で持ち帰ればきっと喜ばれることでしょう。
<店舗詳細>
YURARI
・住所:大分県由布市湯布院町川上3730-6
・電話番号:0977-28-8111
・営業時間:9:30~17:30
・観光マップ:Day3 C地点
湯布院金賞コロッケ
・住所:大分県由布市湯布院町川上1481-7
・電話番号:0977-85-3053
・営業時間:9:00~18:00
・観光マップ:Day3 D地点
↓
↓徒歩約10分
↓
【Day3】湯布院温泉を出発
〈16:30〉
湯布院温泉の旅もここで終わりです。
湯布院温泉を出発し、帰路に着きます。
観光マップ
【Day1】
A:JR由布院駅
B:九州饂飩物語
C:乙丸温泉館
【Day2】
A:由布岳温泉
B:陽だまり食堂
C:岩下コレクション
【Day3】
A:いよとみ
B:かっぱ食堂
C:YURARI
D:湯布院金賞コロッケ
風光明媚な湯布院温泉へ郷土料理と温泉を堪能する旅に出かけよう!
出典:PIXTA
自然が豊かな由布岳の麓に広がる湯布院温泉。透明でさらっとした美肌の湯で気分爽快になることでしょう。
温泉で日頃の疲れを癒し、大分県の郷土料理でお腹を満たす。
一度体験すれば、また訪れたくなる素敵な温泉地です。
豊後富士(ぶんごふじ)とも呼ばれる由布岳と、その麓に広がる田園地帯。
風光明媚な湯布院温泉で、2泊3日のゆったりとした旅行をお楽しみください。