「祖谷温泉」何と読む？難読温泉地名クイズ

出典：PIXTA

祖谷温泉は、徳島県の秘境・祖谷渓沿いにある温泉です。

祖谷という地名の由来は、はっきりとはしていませんが、「おや」や「うやまう」と関連した語源の言葉で祖霊信仰の土地を意味するという説があります。

さて、「祖谷温泉」はなんと読むでしょうか？

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「祖谷温泉」の答えはこちら。読めましたか？

正解は、「いやおんせん」でした。

祖谷温泉とは、どんな温泉地か詳しくみていきましょう！

祖谷温泉とはどんな温泉？

出典： PIXTA（和の宿 ホテル祖谷温泉のケーブルカーから見た景色）

徳島県の祖谷温泉は、北海道のニセコ薬師温泉、青森県の谷地（やち）温泉と並ぶ日本三大秘湯の一つです。

祖谷渓沿いにある「和の宿ホテル祖谷温泉」は、渓流沿いの露天風呂が有名な一軒宿。

専用のケーブルカーで傾斜角42度の断崖を降りて露天風呂へ向かう趣向が、人気を集めています。

渓流にせり出すように作られた湯船から、V字に切り立つ渓谷や祖谷川の美しさを目の当たりにしながら温泉が楽しめます。

出典：PIXTA（祖谷温泉の露天風呂）

源泉かけ流しで楽しめる湯は、アルカリ成分が多く肌がツルツルになると評判の美肌の湯です。

露天風呂で川のせせらぎを聴きながら、また、高台の館内にある展望大浴場でゆっくりと、どちらも自然美を満喫しながら入浴できます。

祖谷温泉の近くの断崖絶壁には「小便小僧」の像が！

出典：PIXTA（祖谷渓の小便小僧）

「和の宿ホテル祖谷温泉」のそばの道路沿いには、崖の上から遠く祖谷渓を見下ろす「小便小僧」が立っています。

小便小僧の立つ崖にせり出した岩は、祖谷街道を切り開いた際に残されたもの。

かつて地元の方たちが岩に乗って度胸試しをしていたという逸話を元に、像が作られたそうです。

現在は、ガードレールがあるので断崖の先に立つことはできませんが、辺りの見晴らしは素晴らしく、特に紅葉の時季は見事です。

スリル満点！「祖谷のかずら橋」に挑戦

出典：PIXTA（祖谷のかずら橋）

祖谷温泉を訪れた際にぜひ行ってほしいスポット「祖谷のかずら橋」。

昔、平家の落人が追っ手から逃れられるよう、いつでも切り落とせるシラクチカズラというツル植物で編んだという説がある吊り橋です。

現在もシラクチカズラで作られていて、3年ごとに架け替えられています。

長さ45m、幅2mの吊り橋で、水面からの高さは14m。

足場の木の間から谷底がはっきりと見え、また、一歩踏み出すたびにギシギシときしんで揺れるのでスリル満点です。

＜温泉地詳細＞
・住所：徳島県三好市池田町松尾松本367-28（和の宿 ホテル祖谷温泉）
・アクセス方法：飛行機で「高松空港」へ。「高松空港」からバスに約45分乗車し「高松駅」で下車。電車に乗り換え「大歩危（おおぼけ）駅」まで約1時間30分。バスに約35分乗り「ホテル祖谷温泉」下車。

祖谷温泉へ行ってみよう！

出典： PIXTA（祖谷渓）

日本でも有数の絶景が見られる祖谷温泉。

美しい自然と癒しの湯を求めて旅に出かけませんか。