一度は訪れたい憧れの温泉地【乳頭温泉郷】源泉かけ流し温泉7湯巡り
目次
乳頭温泉郷 湯めぐり帖|7つの源泉かけ流し温泉を巡る湯めぐりの楽しみ方

出典:乳頭温泉組合
乳頭温泉郷の最大の魅力は湯めぐり帖を使って7つの異なる温泉を巡れることです。
湯めぐり帖は宿泊者限定で価格は大人2,500円、こども1,000円となっています。
各施設のフロントで購入でき、鶴の湯、妙乃湯、蟹場、大釜、孫六、黒湯、休暇村の7つの温泉組合加入施設すべてで入浴できます。
七湯めぐりの温泉浴は古くから健康増進に良いと伝えられており、温泉浴を体験できるのが魅力です。
効率的な湯巡りのコツはまず宿泊施設を拠点に決め、湯めぐりバスの活用がおすすめ。
路線バスやシャトルバスが各温泉を結んでおり、徒歩では移動が困難な山間部でも楽に移動できます。
ただし、湯めぐり帖を使った日帰り入浴は各施設によって受け入れ時間が異なるため、事前に確認することが重要です。
また、温泉の入り過ぎによる湯あたりには十分注意してください。
乳頭温泉組合では温泉入浴指導員の資格を持つスタッフが常駐しており、正しい入浴方法や安全管理についてアドバイスを受けることもできますよ。
乳頭温泉郷の源泉かけ流し温泉の概要|泉質と特徴を知る

出典:乳頭温泉組合
乳頭温泉郷の源泉かけ流し温泉は十和田八幡平国立公園内の乳頭山麓に点在する、7つの温泉宿がそれぞれ独自の源泉を持つ日本でも稀有な温泉地です。
源泉かけ流しとは温泉源から湧き出たお湯を加水や循環濾過をせずにそのまま浴槽に注ぎ、溢れたお湯を排出する方式のことで、温泉成分を最も新鮮で濃い状態で楽しめる贅沢な入浴方法です。
乳頭温泉郷全体では十種類以上の源泉があり、泉質は含硫黄泉、硫酸塩泉、単純泉、塩化物泉など多種多様。
標高約600mから800mの高地にあるブナの原生林に囲まれた環境で、地底から湧き出たばかりの源泉かけ流し温泉に浸かる贅沢が味わえます。
各温泉宿は一軒宿として独自の個性を持ち、湯治場の伝統を守りながらもそれぞれが工夫を凝らしたおもてなしを提供しています。
秋田新幹線の田沢湖駅から路線バスで約50分とアクセスも整備されており、日本を代表する秘湯として国内外から多くの温泉愛好家が訪れています。
鶴の湯温泉の源泉かけ流し温泉概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 泉質 | 白湯:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)、黒湯:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 ほか4種類の源泉 |
| 効能 | 高血圧、動脈硬化、切傷、やけど、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病 |
| 源泉温度 | 約46℃~50℃ |
| pH値 | 約6.6~7.1(中性) |
| 湧出量 | 毎分約280リットル(4源泉合計) |
| 特徴 | 江戸時代から続く秋田藩主の湯治場。茅葺き屋根の本陣は登録有形文化財。4種類の源泉を持ち、混浴露天風呂「白湯」は足元湧出の乳白色硫黄泉。女性専用露天風呂あり。日帰り入浴可能(10:00~15:00)、料金は大人700円。名物は山の芋鍋。宿泊は本陣、新本陣、東本陣、一号館、二号館、三号館から選択。ブナの原生林に囲まれた標高約600mの秘湯。 |
| 参考 | 鶴の湯温泉 公式サイト |
※源泉温度、pH値、湧出量は季節や測定時期により変動する場合があります。日帰り入浴の時間・料金は変更される場合がありますので、詳細は公式サイトでご確認ください。
乳頭温泉郷の魅力

出典:乳頭温泉組合
秋田のブナ原生林に囲まれた高地に位置する乳頭温泉郷は日本屈指の秘湯の宝庫です。
七つの一軒宿がそれぞれ独自の源泉を持ち、その泉質は十種類以上にものぼります。
すべての宿が贅沢な源泉かけ流しで心身を癒す極上の湯治体験が可能です。
江戸情緒を残す茅葺き屋根の鶴の湯温泉、金の湯と銀の湯を持つ妙乃湯など、各宿の個性が光ります。
宿泊者限定の「湯めぐり帖」を利用すれば、七湯すべてを巡る夢の湯めぐりも楽しめます。
さらに、周辺には田沢湖や角館武家屋敷といった観光名所も充実。
四季折々の自然美と共に温泉浴を楽しみ、古来より伝わる健康増進効果をぜひ堪能してください。
日本を代表するこの秘湯で多彩な泉質の湯巡りと秋田の自然・文化を満喫し、日頃の疲れをリフレッシュしてみませんか。



