【草津温泉】源泉かけ流し|西の河原露天風呂と湯畑めぐり


季節ごとに異なる表情を見せる草津温泉と周辺観光


出典:草津観光協会

標高1,200メートルに位置する草津温泉は四季を通してさまざまな表情を見せます。

春は西の河原公園のつつじが咲き誇り、新緑の中での散策と源泉かけ流し温泉の組み合わせが心地よい季節。

夏は避暑地として人気で、涼しい高原の風を感じながら湯浴みを楽しめます。

秋には紅葉が山々を彩り、西の河原露天風呂から眺める紅葉は格別。

冬は雪見風呂が人気で、草津温泉スキー場ではウィンタースポーツも満喫できます。

温泉街では熱乃湯の湯もみショーや温泉らくごなど、伝統文化体験も楽しめます。

さらに、西の河原通りには草津温泉プリンや温泉たまご、草津ガラス蔵など、食べ歩きやお土産探しができる店舗が並び散策の楽しみを一層深めてくれます。

草津温泉の源泉かけ流し温泉とは

出典:草津観光協会

草津温泉は室町時代に万里集九が有馬温泉や下呂温泉とともに「三名泉」とし、江戸時代には林羅山も「天下の三名泉」と記した日本三名泉のひとつです。

毎分32300リットル以上の自然湧出量は日本一を誇り、草津温泉の全ての温泉が源泉かけ流しで提供されています。

主要な源泉は、湯畑源泉、万代鉱源泉、白旗源泉、地蔵源泉、西の河原源泉、煮川源泉の6つで、それぞれ異なる特徴を持っています。

草津温泉は「源泉主義」を貫いており、源泉に加水や水増しをすることなく浴槽へ湯を送り、浴槽の中でも沸かし直しや湯の循環を一切しない手法を守り続けています。

このこだわりにより、源泉の効果をそのまま実感でき、温泉の適応症がさらに効果的になります。

 

項目 詳細
泉質 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)(酸性低張性高温泉)※湯畑源泉
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性皮膚病、冷え性、疲労回復、健康増進、慢性婦人病、糖尿病、高血圧症など(一般的適応症)
源泉温度 約50℃〜94.5℃(源泉により異なる)
pH値 約2.0〜2.1(強酸性)
湧出量 毎分32,300リットル以上(日本一の自然湧出量)
特徴 強酸性で殺菌力が高く、硫黄の香りが漂う。加水・循環を行わず源泉かけ流しを実現する施設が多い。1円玉が約1週間、5寸釘が約10日で溶けるほどの酸性度とも言われる。
参考 草津温泉観光協会公式サイト

草津温泉の魅力


出典:草津観光協会

草津温泉は日本三名泉のひとつに数えられ、日本一の自然湧出量を誇る温泉地です。

pH約2.0〜2.1の強酸性泉は神経痛や筋肉痛、慢性皮膚病などに効能があると伝えられ、「恋の病以外なんでも治る」との言い伝えも残ります。

湯畑の湯けむりと約500平方メートルの西の河原露天風呂では、四季折々の自然を感じながら源泉かけ流し温泉を満喫。

御座之湯・大滝乃湯・西の河原露天風呂の「草津三湯めぐり」では、それぞれ異なる源泉を体感でき、草津の湯の多様な魅力に触れられます。

湯もみショーや食べ歩きグルメ、季節ごとの絶景とともに、自然湧出量日本一の草津温泉で源泉かけ流しの贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。