定山渓の奥座敷・三大美人の湯【薄別温泉】源泉かけ流し|支笏洞爺国立公園の四季と全室展望温泉付きの贅沢な一軒宿
この記事を書いた人
湯あがり ぽか子
温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!
札幌の奥座敷・定山渓温泉から、さらに国道230号を中山峠方向へ5キロ。
薄別川のほとりに、定山渓とは異なる源泉を持つ一軒宿が静かに佇んでいます。
薄別温泉は、「奥定山渓温泉」とも呼ばれる大人の隠れ家的温泉地です。
泉質は日本三大美人の湯のひとつに数えられる炭酸水素塩泉。支笏洞爺国立公園の豊かな自然に包まれながら、全客室に展望温泉風呂を備えた一軒宿「奥定山渓温泉 佳松御苑」が、訪れる旅人に贅沢な静寂と源泉かけ流しの美肌の湯を届けています。
目次
奥定山渓へ 薄別川沿いの隠れ家的温泉地

出典:奥定山渓温泉 佳松御苑
薄別温泉は、北海道札幌市南区定山渓、支笏洞爺国立公園内の薄別川沿いに位置しています。
定山渓温泉から国道230号を中山峠方面に約5キロ南西に進んだ場所で、定山渓温泉よりさらに山奥の静けさが際立ちます。
新千歳空港から車で約1時間25分、JR札幌駅から「じょうてつバス」で定山渓まで約70分、そこから送迎バスを利用するアクセスが一般的です。
一軒宿「奥定山渓温泉 佳松御苑」は、雪害による建物損傷で2014年から長期休館を余儀なくされましたが、2018年(平成30年)6月に全客室に展望温泉風呂を備えた高級宿として見事にリニューアルオープンしました。
定山渓温泉の賑わいとは一線を画す隠れ家的な雰囲気と、支笏洞爺国立公園の自然の中にしかない静寂が、大人の温泉旅を求める旅人に強く支持されています。
定山渓温泉・中山峠・札幌観光との組み合わせ

薄別温泉は単体の秘境一軒宿ですが、周辺を組み合わせると北海道らしい豊かな旅が組み立てられます。
定山渓温泉(車で約5分)は「赤い橋」や二見岩などの名所が散策できる渓谷温泉地で、足湯・手湯・温泉街のカフェと合わせて楽しめます。
さらに南西へ進めば「中山峠」があり、晴れた日には羊蹄山(蝦夷富士)を一望できるドライブスポットとして知られています。
峠の道の駅では揚げたての「名物あげいも」が名物で、温泉への道中に必ず立ち寄りたい一品です。
北側には札幌市内まで約1時間という立地を活かして、大倉山展望台・北海道神宮・大通公園など札幌観光とも組み合わせやすい温泉地です。
北海道の山の幸と旬の食材 佳松御苑の食

出典:奥定山渓温泉 佳松御苑
佳松御苑の食事は、北海道の旬の食材を活かした“季を紡ぐ料理” がコンセプトのイタリアンです。
北海道の大地と海の幸。ジャガイモ・アスパラ・山菜などの農産物、石狩サーモン・ホタテ・毛ガニなどの海産物を組み合わせた季節感あふれる料理は、源泉かけ流しの美肌の湯と合わさって体の内外から整える体験を届けてくれます。
全室に展望温泉風呂が付いているため、食後に自室でゆっくりと温泉を楽しみながら、支笏洞爺国立公園の深い緑や冬の雪景色を眺めるプライベートな時間は、一軒宿ならではの贅沢です。
三大美人の湯・炭酸水素塩泉 全室展望温泉付きの源泉体験

奥定山渓温泉 佳松御苑の泉質は炭酸水素塩泉で、日本三大美人の湯のひとつとして評価されています。
炭酸水素塩の成分が肌の古い角質をやわらかく溶かして洗い落とし(クレンジング効果)、湯上がりには肌がしっとりとなめらかに整います。
定山渓温泉とは異なる独自の源泉を持ち、支笏洞爺国立公園の深い地層から湧き出す新鮮な温泉が各浴室に直接引かれています。
全客室に展望温泉風呂が備わっているため、好きな時間に何度でも源泉かけ流しの湯を楽しめるのが最大の魅力です。
朝霧の中に浮かぶ薄別川の渓谷を眺めながら、あるいは降り積もる雪を眺めながら、ひとりあるいはふたりだけの静かな湯浴みが実現します。
大浴場も備えており、宿の中で異なる湯船を使い比べる楽しみも。北海道の大自然と炭酸水素塩泉の美肌効果が一体となった、大人の贅沢な湯体験です。
薄別温泉の源泉かけ流し概要

出典:奥定山渓温泉 佳松御苑
泉質: 炭酸水素塩泉
効能: 切り傷・末梢循環障害・冷え性・皮膚乾燥症・美肌
称号: 日本三大美人の湯のひとつ
特記: 定山渓温泉と異なる独自源泉・支笏洞爺国立公園内
源泉かけ流し: 全客室展望温泉風呂・大浴場ともに源泉使用
旅の余韻

出典:奥定山渓温泉 佳松御苑
薄別川の川音だけが聞こえる深夜、自室の展望風呂に炭酸水素塩泉のやわらかな湯を満たして体を沈めます。
支笏洞爺国立公園の深い森が窓の外で静かに呼吸している。
定山渓からほんの5キロ奥に入っただけで、こんなにも別世界の静寂があることを、湯に浸かりながらはじめて実感します。
三大美人の湯に磨かれた肌で迎える北海道の朝は、どこか特別な清々しさがあります。



