江戸時代にタイムスリップ【薬師温泉】源泉かけ流し|茅葺き集落に湧く230年の天然自噴湯と滝見露天風呂
目次
滝を眺めながら浸かる源泉かけ流し 230年の天然自噴湯

薬師温泉の開湯は江戸時代・寛政5年(1793年)。
旅の行者・温泉坊宥明がこの地で温泉を発見したと伝えられています。江戸時代は露天風呂のみで「法印の湯」と呼ばれ、昭和5年(1930年)に「薬師温泉」と改名されました。
以来、230年以上にわたって温川の渓谷沿いに自噴し続ける天然温泉です。
旅籠自慢の「滝見乃湯」は、目の前を流れる温川の滝を眺めながら入れる絶景露天風呂です。
春夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪見と、四季折々の渓谷美が湯船に映り込みます。夜はライトアップされた幻想的な景色のなかで浸かる湯は、なんとも言えない贅沢な時間です。
「薬師の湯」は源泉かけ流しの大浴場で、床が乾くことがないほど常に大量の湯が湧き続けています。少々の硫黄臭がある無色透明の湯は一切の加水をしておらず、源泉本来の成分をそのままたたえています。
また貸切風呂も備えており、渓流を独り占めしながら静かに源泉かけ流しの湯を楽しむことができます。
かやぶきの郷 薬師温泉 旅籠の源泉かけ流し概要

泉質: ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(中性低張性高温泉)
源泉温度: 40.8℃(自噴天然温泉)/pH値:7.1
源泉かけ流し: 薬師の湯(大浴場)・滝見乃湯(露天風呂)・貸切風呂
効能: 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進・きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病・動脈硬化
開湯: 寛政5年(1793年)・開湯230年以上
施設特徴: 約7,000坪の敷地に全国から移築した7棟の茅葺き民家・数千点の古民具・古美術品・日本秘湯を守る会会員・日帰り入浴可・JR中之条駅より無料送迎バスあり(要事前予約)
旅の余韻

茅葺き長屋門をくぐり、囲炉裏を囲み、滝を眺めながら源泉かけ流しの湯に浸かる。
薬師温泉の旅は、温泉とも観光地とも異なる、「時間を取り戻す旅」です。
江戸の行者が発見した230年の湯が、今日も変わらず温川の渓谷からこんこんと湧き出ている。
その事実だけで、浸かる湯の重みが変わってくるように感じます。
宿を後にするとき、長屋門の向こうの現代に戻ることをほんの少し惜しいと思う。そんな旅の余韻をくれる温泉です。



