日本最後の清流・四万十川のほとりに湧く【四万十川温泉】源泉かけ流し|沈下橋と川漁師の食卓
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湯あがり ぽか子
温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!
高知県高岡郡四万十町、四万十川源流のひとつ日野地川の渓谷に一軒宿「ホテル松葉川温泉」が佇んでいます。
全国でも稀な2種類の源泉はいずれもとろけるような肌ざわりが評判で、四国屈指の泉質として温泉マニアに知られる存在です。
日本最後の清流・四万十川に生きる天然鮎・天然うなぎ・テナガエビ、そして沈下橋が架かる清流の風景。
四万十の旅の記憶は、この湯に浸かることで完成します。
目次
奥四万十の山里へ 江戸から続く霊泉と一軒宿

出典:松葉川温泉
JR土讃線・窪川駅より高南観光路線バス「松葉川温泉行き」で約35分、高知道・四万十町中央ICから国道56号・県道19号経由で車約30分というアクセスです。
開湯時期は不詳ながら、江戸時代には既に霊泉として知られていた記録が残っています。
「万病に効く霊泉」として代々地元に伝えられ、昭和初期に本格的な宿として整備された松葉川温泉は、四国有数の泉質として今も湯治を目的とした長期滞在客が訪れます。
山中へ続く道は国道から30分ほどですが、辿り着いた先の渓谷に漂う湯けむりと川音が、訪れた旅人に「ここまで来てよかった」と思わせます。
沈下橋・四万十川カヌー・四国カルスト 四万十の旅を組み合わせる

出典:松葉川温泉
四万十川には欄干のない沈下橋が今も48か所(現存22か所)架かっており、洪水時に流されないよう橋面を水に沈めるという独特の構造は四万十らしい自然との共存のシンボルです。
岩間沈下橋や佐田沈下橋では、清流の上に立ちながら水底が透けて見える四万十川の透明度を実感できます。
夏はカヌーやSUPで四万十川を下る体験が定番で、初心者向けのガイドツアーも充実しています。
また車で約1時間の「四国カルスト」は海抜1,400メートルの高原に石灰岩が林立する四国屈指の絶景で、温泉と高原ドライブを組み合わせた旅が楽しめます。
天然鮎・天然うなぎ・仁井田米 川漁師の食卓

出典:松葉川温泉
松葉川温泉の宿泊者から「鮎も天然うなぎも美味しく」という口コミが多く寄せられているほど、宿の食卓は四万十の川の幸が主役です。
四万十川で育った天然鮎は清流の香りと上品な旨みが格別で、塩焼き・甘露煮・刺身と多彩な調理法で楽しめます。
天然うなぎは養殖とは別次元の締まった身と深い風味で、全国屈指の希少食材として高い評価を受けています。
テナガエビの素揚げ・どろめ(生シラス)・うつぼのたたきなど土佐らしい食材も食卓に並び、仁井田米(かおり米)の炊きたてご飯が川の幸を引き立てます。



