黄金崎不老ふ死温泉の魅力と特徴

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黄金崎不老不死温泉は、日帰り入浴客の利用する本館と、宿泊施設のある新館に分かれています。浴場は、新館大浴場「不老ふ死の湯」、本館大浴場「黄金の湯」と、宿名物の「海辺の露天風呂」の3つです。日帰り利用者も全ての浴場を利用できますが、入浴できる時間の制限がありますので注意が必要です。まず先に、海辺の露天風呂以外の2つの浴場のそれぞれの温泉の特徴と共に利用条件をご紹介します。

1. 日本海を眼下に一望できる新館の浴場「不老ふ死の湯」

「不老ふ死の湯」には、日本海の大海原を一望できる内湯と露天風呂があります。大きな窓ガラスが一面にしつらえられており、開放感ある空間を味わうことができる内湯には、源泉かけ流しと真水の沸かし湯の2種類の湯があり、サウナや水風呂も完備されています。

露天風呂は2人でいっぱいになるこじんまりした大きさですが、日本海を見下すパノラマの景色が楽しめますので、併せてチェックしてみてください。下を覗くと海辺の露天風呂も見えます。

なお、不老ふ死の湯は、10:30~14:00(受付時間13:30まで)の時間のみ日帰りで訪れる方も入浴が可能です。ただし、混雑時には日帰り利用者は入場制限がありますので注意が必要です。宿泊者の利用時間は、10:30〜24:00、4:00〜9:00です。

2. 熱湯とぬる湯を楽しめる本館の浴場「黄金の湯」

「黄金の湯」は、熱湯とぬる湯の2つの湯が楽しめる内湯です。海辺の露天風呂と同じ本館にあり、宿泊者同様、日帰りの方も長時間利用できる温泉です。

黄金の湯は、宿泊者も日帰り利用者も8:00~20:00(受付時間19:30まで)、冬期間は19:00まで(受付時間18:30まで)の利用が可能です。ただし、「不老ふ死の湯」と同じく、混雑時には日帰り利用者は入場制限がありますので注意が必要です。

また次にご紹介する海辺の露天風呂には、シャワーが完備されていないので、露天風呂を利用する方は黄金の湯で身体を洗い流してから露天風呂に向かうようにが決められています。

海辺の露天風呂での景色と「黄金の湯」の内湯からの景色の違いを堪能してください。

日本海と一体化できる名物「海辺の露天風呂」は入らなきゃ損!

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黄金崎不老ふ死温泉の1番の見どころと言えば、やはり「海辺の露天風呂」です。

露天風呂は「混浴」と「女性専用」の2種類

本館にある「黄金の湯」の隣にある通路を海沿いまで歩いたところにあるのが、黄金崎不老ふ死温泉の名物「海辺の露天風呂」です。海辺の露天風呂は、「混浴」と「女性専用」の2種類の湯船があります。

どちらの露天風呂も波打ち際にあり、お湯に浸かれば目線の高さに水平線が広がる海との一体化を楽しみながら温泉に浸かることができます。混浴の方は、10名以上が浸かれる広さ、女性専用の湯は一回り小さい大きさながら、眺めは混浴と同様絶景です。

混浴の露天風呂には、洗い場はもちろんのこと脱衣所もありません。必ず本館にある「黄金の湯」で事前に身体を洗ってから、脱ぎ着しやすい格好で露天風呂に向かうようにしましょう。ちなみに、女性専用の露天風呂には、小さな脱衣所があります。

ほぼ海と一体化している海辺の露天風呂は、高波の時は海からの波が押し寄せてくるため閉鎖してしまいます。宿を訪れる際は、事前に天候を確認するなどして、万全の準備で向かいましょう。

露天風呂は湯あみ着での入浴も可能

露天風呂は、湯あみ着やバスタオルを巻いての入浴も可能です。女性の方で「混浴」に挑戦してみたいという方は、湯あみ着を着用したりタオルを巻くことで、抵抗なく楽しむことができるでしょう。

湯あみ着(300円)やバスタオル(200円)は、本館のフロントで借りることができます