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新着記事源泉掛け流し
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熱くならない湯へ|源泉かけ流し【微温湯温泉】で過ごす余白の旅
福島市の市街地から山道を分け入り、吾妻連峰の懐へと進んでいくと谷あいにひっそりと湯けむりを上げる微温湯温泉に辿り着きます。人里からそう遠くはないはずなのに周囲には音が少なく、山の静けさがゆっくりと広がっていきます。この温泉の特徴はその名のとおり“ぬるい”こと。熱さで身体を押す湯ではなく、時間をかけて寄り添うような温度がここでは当たり前として守られてきました。最初は拍子抜けするほど穏やかな湯が、しばらくすると呼吸や思考の深さを変えていく。微温湯温泉はそんな変化を静かに受け止める場所です。何かを得るための旅ではなく、余分な力を抜くための旅。山あいの静けさとともに、ぬる湯に身を委ねる時間がここからゆっくりと始まります。
2026年01月31日更新 -
【新野地温泉】源泉かけ流し|吾妻連峰と源泉がつくる、静かな湯旅
福島県福島市土湯温泉町。磐梯吾妻スカイラインを越え、標高を上げた先の山あいに新野地温泉はひっそりと湯けむりを上げています。周囲を包むのは深い森と澄んだ空気。車を降りた瞬間、街の音は遠のき山の静けさが前に出てきます。新野地温泉は観光地として整えられた場所ではありません。湯治場として人々が湯を求め、山に身を委ねてきた時間がそのまま残されています。白濁した硫黄泉が源泉かけ流しで湧き続け、湯に浸かる行為そのものがこの地と向き合う時間へと変わっていきます。相模屋旅館をはじめとする宿で過ごす新野地温泉の滞在は何かを足す旅ではなく、余分なものをそっと手放すためのもの。吾妻の山に抱かれながら、湯と静けさに身を委ねる一日がここからゆっくりと始まります。
2026年01月30日更新 -
【野地温泉】源泉かけ流し|磐梯吾妻の奥で湯と向き合う
福島市街から山へ向かい、磐梯吾妻スカイラインを越えて高度を上げていくと空気の質が少しずつ変わっていきます。木々の密度が増し、風が冷たさを帯びるころ吾妻連峰の中腹にひっそりと湯けむりを上げているのが 野地温泉 です。ここは観光の賑わいを目的とした温泉地ではありません。山と向き合い、硫黄の香りを含んだ源泉に身を委ねることで心身を整えるための場所。宿へ向かう道のりや周囲に広がる森の気配までもが湯の時間の一部として静かに溶け込んでいます。野地温泉での旅は何かを足すためのものではなく、余分なものをそっと手放していく時間。吾妻の山に抱かれながら湯と静けさに向き合う一日がここからゆっくりと始まります。
2026年01月29日更新 -
知床の秘湯【岩尾別温泉】源泉かけ流しの時間
北海道の北東、世界自然遺産・知床半島の奥へ。斜里町の市街地から山道を進み、岩尾別川に沿って辿り着く先に、ひっそりと湯けむりを上げているのが岩尾別温泉です。原生林に囲まれ人工の気配が薄れていくにつれ、旅の速度は自然と落ちていきます。ここは整えられた観光地の延長ではありません。川の音、湿り気を帯びた空気、森の匂い。そのすべてが前に出て、人はただ受け取る側に回る場所。源泉かけ流しの湯は、知床という土地の力を静かに映し、浸かるほどに感覚を内側へと導いてくれます。岩尾別温泉での時間は目的地に着くことではなく、自然と向き合う姿勢そのものからゆっくりと始まっていくのです。
2026年1月28日更新 -
【濁川温泉】源泉かけ流し|宿ごとに異なる源泉かけ流し
北海道南部、渡島半島の内陸に位置する森町。その山あいに、ひっそりと湯けむりを立ちのぼらせているのが濁川温泉です。函館や大沼といった名の知られた観光地から少し距離を置き、あえて足を延ばした先に現れるこの温泉郷には時間の流れが穏やかに沈んでいます。濁川温泉の特徴はひとつの源泉に集約されないこと。宿ごとに異なる源泉を持ち、それぞれが源泉かけ流しで湯を守り続けています。湯の色合い、肌触り、温まり方に微妙な違いがあり、訪れる宿によって体験の表情が変わる。その奥行きこそがこの温泉地の魅力です。派手な観光の拠点ではなく、湯と静けさに身を委ねるための場所。濁川温泉での旅は、そんな静かな始まりからゆっくりと深まっていきます。
2026年1月27日更新 -
源泉かけ流し【二股ラジウム温泉】|世界で唯一の湯と噴火湾の滋味
北海道南部、噴火湾に面した長万部町。函館と札幌を結ぶ交通の要所でありながら町に足を踏み入れると港町らしい静けさとどこか素朴な空気が広がっています。海と山が近く、湯と食、暮らしが無理なく隣り合うこの土地には通過点では終わらない時間の流れがあります。温泉に身を委ね、噴火湾の恵みを味わい、町を歩く。そんな一つひとつの行為が長万部という場所の輪郭を少しずつ浮かび上がらせてくれます。派手な観光地ではないからこそ、旅人の感覚を受け止める余白が残されている。長万部での旅はそんな静かな始まりからゆっくりと動き出していきます。
2026年1月26日更新 -
源泉かけ流し【川北温泉】|秘湯と標津町・海と川の名産
北海道東部、オホーツク海に面した標津町。知床連山を背に海と川、牧草地が近い距離で重なり合うこの町には静かな生活のリズムが息づいています。町の中心から少し離れた川北周辺に足を延ばすと人の気配が薄れ、風や水の音が前に出てくる。そんな環境が旅の感覚を自然と整えてくれます。標津町の名産は派手に語られるためのものではありません。回帰する鮭、沿岸の海産物、内陸で育まれる乳製品。それぞれが土地の暮らしと結びつき、湯旅の合間に味わうことでこの場所の輪郭を静かに浮かび上がらせてくれます。標津、そして川北をめぐる旅は食と風景が寄り添いながらゆっくりと始まっていきます。
2026年1月26日更新 -
【然別湖畔温泉】源泉かけ流しと冬の主役・然別湖コタン
北海道十勝地方、鹿追町の山あいにひっそりと水をたたえる然別湖。大雪山国立公園の南端に位置し、冬になると湖は深い静寂とともに厚い氷に覆われます。その凍った湖上に、季節限定で姿を現すのが「しかりべつ湖コタン」です。雪と氷だけで形づくられた村は、自然の厳しさの中にありながら不思議な温もりを宿しています。昼と夜で表情を変え、寒さと静けさが際立つこの場所では旅の感覚そのものがゆっくりと研ぎ澄まされていきます。しかりべつ湖コタンを訪れる時間は、冬の然別湖と真正面から向き合うための特別な入り口となるでしょう。
2026年1月24日更新 -
選ぶ人を選ぶ湯処【幌加温泉】源泉かけ流し
北海道十勝地方、上士幌町の山あい。糠平湖からさらに奥へ進み、舗装路が細くなっていく先にひっそりと湯けむりを上げているのが幌加温泉です。大雪山の懐に抱かれたこの一帯は観光地の賑わいからは距離があり、目的を持って向かわなければ辿り着かない場所でもあります。車を降りた瞬間に感じるのは空気の密度と静けさ。風や水、森の気配がすぐそばにあり、人の存在が一時的なものだと気づかされます。幌加温泉は便利さや快適さを競う温泉地ではありません。自然の中に身を置き、源泉かけ流しの湯と向き合う。その一点に価値を見出す旅人のための湯処として、今も変わらぬ時間を刻み続けています。
2026年1月23日更新 -
【長沼温泉】源泉かけ流しと長沼町名物ジンギスカン
北海道空知地方の南部、札幌から車でおよそ1時間。広い空と田園風景が途切れなく続く長沼町に静かに湯けむりを上げているのが長沼温泉です。都市部からほどよい距離にありながら、町へ入ると視界が一気に開け、旅の速度が自然と落ちていくのを感じます。観光地として前に出ることはなく、日々の暮らしと同じ目線で湯を湛えるこの温泉は立ち寄る人を急かすことがありません。田園の中に身を置き、源泉のぬくもりに浸かる。長沼温泉での滞在は北海道の大地と向き合いながら、心と身体を静かに整えていく時間から始まります。
2026年1月22日更新 -
【上の湯温泉】 源泉かけ流し|北海道の秘湯「銀婚湯」
北海道南部、渡島半島の内陸部。山あいを縫うように続く道の先、二股川の流れに寄り添うように湯けむりを上げているのが、上の湯温泉です。八雲町の市街地からさらに山へ分け入った場所にあり、目的地として訪れなければ辿り着かない静けさがこの温泉地の第一印象となります。観光地として整えられた華やかさはなく、そこにあるのは森の気配と川の音、そして湧き続ける源泉の存在だけ。上の湯温泉は移動の途中に立ち寄る湯ではなく、湯そのものに向き合うための場所です。自然の中に身を置き、源泉かけ流しの湯に浸かることで、旅の速度がゆっくりとほどけていく。そんな時間がこの谷あいでは静かに流れています。
2026年1月21日更新 -
【奥飛騨温泉郷】源泉かけ流し温泉|新穂高ロープウェイで空中散歩
北アルプスの麓、平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高の5つの温泉地からなる奥飛騨温泉郷は、豊富な湯量と多様な泉質を誇る温泉地帯です。豊富な湯量を誇る源泉かけ流しの温泉は加水や加温をせず、大地から湧き出る新鮮な湯をそのまま堪能できる贅沢な体験を提供します。標高3000メートル級の穂高連峰や槍ヶ岳を望む露天風呂では、四季折々の絶景を眺めながら心身を癒すことができます。新穂高ロープウェイや上高地など、山岳観光地へのアクセスも良好で、温泉と観光の両方を満喫できる理想的なロケーションです。
更新日:2025年12月4日
