長野・鹿教湯温泉|文殊菩薩が鹿の姿で湯浴みをしたと伝えられる|温泉秘湯十湯十色


更新日:2023年7月24日

信仰心の厚い1人の猟師が、鹿に姿を変えた文殊菩薩(もんじゅぼさつ:大乗仏教における崇拝の対象である菩薩の一尊)が湯浴みをしているところを見つけたことが始まりとされる鹿教湯温泉。

「鹿が教えてくれた湯=鹿教湯(かけゆ)」と名付けられたそうです。もしかして、掛け湯ともかけているのでしょうか?

文殊菩薩といえば「三人よれば文殊の知恵」として知られる仏様。温泉に浸かって学業成就が叶うといいですね。長野県上田市にある「鹿教湯温泉」は、1,200年以上前に開湯していたとされる、古い歴史を持つ温泉地です。

鹿教湯(かけゆ)温泉は、「名湯百選」の第一号認定温泉地

出典:PIXTA

長野県上田市にある「鹿教湯(かけゆ)温泉」は、内村川沿いに30軒ほどの旅館や大型ホテルが並び、古くから湯治場として栄えたとされています。

鹿教湯温泉は温泉の効能が顕著であることや、付近の景観が優れていることなど5つの条件に当てはまった温泉地のみに与えられる、全国でも数少ない環境省指定国民保養温泉地の一つです。

江戸時代には当時の上野国新田(こうずけのくに にった)郡の代官が湯治に訪れた記録が残っており、現在もリハビリを中心に取り組む鹿教湯病院や、クアハウス(温泉を利用した健康増進施設)などもあります。

また鹿教湯温泉は、NPO法人健康と温泉フォーラムが、温泉療法医がすすめる温泉として選定した「名湯百選」の 第一号認定温泉地でもあります。

鹿教湯温泉の湯

鹿教湯温泉の泉質は、ほぼ無色透明の単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で、肌ざわりの柔らかさが評判の湯です。

特に神経痛や関節痛、リュウマチ、中風、高血圧に効能があるとされていて、杖要らずの湯として親しまれてきました。

2軒の共同浴場をはじめ旅館やホテルでその効能を愉しめます。

浴用だけでなく飲泉も可能で、温泉地内には数ヶ所の飲泉所が設けられています。
美味しく飲みやすい温泉水で、便秘を主とする整腸作用や胆汁分泌促進作用が期待できます。

鹿教湯温泉へ行ってみよう!

出典:PIXTA

今も湯治場として人気の鹿教湯温泉。飲用もできるその高い効能の温泉を堪能しに足を運んでみませんか?

<温泉地詳細>
鹿教湯温泉公式サイト
・住所:長野県上田市
・アクセス方法:
【東京方面から】「東京駅」から「長野新幹線」に乗り「上田駅」で下車。「千曲バス「鹿教湯温泉行き」」に45分ほど乗り「鹿教湯温泉駅」で下車。

【名古屋方面から】「名古屋駅」から「JR特急しなの」に乗り「松本駅」で下車。「松電アルビコバス「鹿教湯温泉行き」」または「信州観光バスの直通送迎バス」に50分ほど乗り「鹿教湯温泉駅」で下車。