「日当山温泉」は何と読む?難読温泉地名クイズ

更新日:2022年11月7日

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ともきち

温泉が好きで、年に数回は友人や家族と国内旅行を計画し、色々な温泉地へ出かけています。温泉の中でも、濁り湯の露天風呂が特に好みです。旅先では、有名観光地や絶景スポットをひと通りまわり、地元の名物料理やお菓子の食べ歩きも欠かしません。旅好きならではの視点で、温泉地の情報や温泉にまつわる知識など、魅力あふれる記事をお届けします。

これが解けたらあなたも漢字博士!
正解率はたった5%の超難問。
あなたは読める?さあ、読めそうで読めない難読温泉地名に挑戦だ。

出典:PIXTA

「日当山温泉」は、鹿児島県にある温泉地。

幕末の薩摩で活躍した西郷隆盛や小松帯刀(たてわき)も湯治に訪れたという温泉地で、鹿児島県内で最も古い温泉の一つです。

さて、「日当山温泉」はなんと読むでしょうか?

「日当山温泉」の答えはこちら。読めましたか?

正解は、「ひなたやまおんせん」でした。

日当山温泉とは、どんな温泉地か詳しくみていきましょう!

日当山温泉とはどんな温泉?

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鹿児島県霧島市にある日当山温泉は、鮎の遡上する清流「天降川(あもりがわ)」の両岸に広がる温泉地です。

800年の歴史を持ち、西郷隆盛や坂本龍馬も愛した鹿児島の奥座敷として有名です。

坂本龍馬は、日本で初めての新婚旅行をした際に日当山温泉を訪れ、天降川の渡し舟を利用して霧島へ向かったとされています。

宿の他、昔ながらの共同浴場も多く、家族湯(家族風呂)発祥の地でもあり、さまざまなタイプの温泉が楽しめます。

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日当山温泉の泉質は、ナトリウム炭酸水素塩泉で、リウマチや神経痛、きりきず、慢性皮膚病、じんましんなどの効能が期待できます。

さらさらと肌ざわりが良く、美人の湯としても知られます。

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入浴後は、日当山駅から徒歩6分ほどの場所にある「蛭児(ひるこ)神社」を訪れてみてはいかがでしょうか。

蛭児神社周辺はなげきの杜と呼ばれています。

日本列島を生み出したとされるイザナギノミコトの子、ヒルコノミコトは3歳になっても足腰が立たなかったため、天盤樟船(あまのいはくすぶね)に乗せられてしまいました。その後、蛭児神社周辺に漂着し、そこに森が栄えたと言われています。

ヒルコノミコトは、福徳の神、漁業・航海の神・商売の神として崇められています。

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日当山駅から徒歩5分ほどの場所にある「日当山西郷どん村(せごどん村)」もおすすめです。

西郷隆盛公が日当山で逗留していた農家を再現した「西郷どんの宿」や、馬をつないだという「西郷どんの一ツ葉」、「日本庭園」があります。

他に、地元食材を中心としたレストランや特産品販売所、日当山温泉の湯を引いた足湯なども。

食事や休憩をしながらゆっくり散策が楽しめます。

<温泉地詳細>
・住所:鹿児島県霧島市隼人町
・アクセス方法:
-JR「博多駅」から「九州新幹線」に約1時間16分乗車し、「鹿児島中央駅」で特急に乗り換え約30分で「隼人(はやと)駅」へ。その後「肥薩(ひさつ)線」の各停電車で「日当山駅」下車後すぐ。
-「鹿児島空港」から車で約15分。

日当山温泉へ行ってみよう!

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鹿児島空港から車でわずか15分と、東京や大阪からもアクセスが便利な場所にある日当山温泉。

全国的にも珍しい家族湯がたくさんあるので、家族でゆっくりと温泉を楽しみに出かけませんか。